CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/08/21号
勝ち点1にとどまる
大分トリニータ 1-1 北海道コンサドーレ札幌
- 大分トリニータ
- 11分 呉屋 大翔
- 北海道コンサドーレ札幌
- 67分 小柏 剛
順位 | 第25節 8/22現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
19 | 大分トリニータ | 17 | 25 | 4 | 5 | 16 | 16 | 0.64 (20) | 40 | 1.60 (18) | -24 |
8 | 北海道コンサドーレ札幌 | 36 | 24 | 10 | 6 | 8 | 33 | 1.38 (6) | 32 | 1.33 (13) | 1 |
小柏
青木 駒井
菅 金子
(ジェイ) (ドウグラス
オリヴェイラ)
高嶺 荒野
(柳)
福森 田中駿 岡村
(ルーカス
フェルナンデス)
菅野
sub:中野 小野 中島
宮沢が出場停止。替えの効かない選手を欠いて、蒸し暑い大分で追いついて勝ち点を得たのは、最低限の結果でした。ただし、現在の順位の関係と、後半は攻めっぱなしで、勝ち点1しか取れなかったのは、勝ち点2を取り損ねた感が強いです。
なかなか攻めれず
キックオフ3時間ほど前、雷をともなう激しい通り雨で屋根を閉めての試合です。札幌ではここ数日25度以下で、暑さの影響か、出足は悪かったです。それは折り込み済みでしょうが、セットプレーから先制点を許しました。前半11分に、コーナーキックをゴール前中央に運ばれると、岡村はつかまえていたのに駆け引きで負けて、マークが外されました。フリーにされると頭から飛び込まれて、ネットを揺らされます。これは、菅野もなすすべがありませんでした。岡村は3カ月ぶのり先発でしたが、前半のみで交代。右を狙われていました。試合を通じてシュートは7本に抑えましたが、決定機は多かったです。
ファインセーブ合戦
飲水タイムを終えてから、ようやく好機を作れました。27分に、福森のフリーキックは頭ではじかれるが、こぼれ球に反応した荒野がエリア内から右足でシュートを放つも相手GKの正面。31分の福森のフリーキックは、反応していた岡村の頭にわずかに合わず。攻めていたところに、逆にピンチです。33分には、左で金子が交わされ、田中、岡村が追いつけず、右からフリーでシュートを撃たれました。これは菅野の左足すねでのビッグセーブで失点を免れました。対して 39分には、ロングボールを受けた青木の落としに反応した小柏が強烈なシュートを放つが、GK がみぞおちでのビッグセーブ。その直後のコーナーキックは岡村が頭で合わせましたが、キーパーの手一本で阻まれました。試合を通じて、コーナーキック12本。フリーキック20本でチャンスは多かったのですが、要所を締められました。
小柏3試合連続ゴール
後半開始と同時に、ルーカスフェルナンデスとジェイを投入。もはやおなじみの展開になりました。こちらのペースになってきます。ルーカスフェルナンデスがキレッキレのドリブルでゴールに向かい、ジェイが基点になります。攻撃の時間が増えるもなかなか決定機になりませんでしたが、後半22分に絶好調の選手が決めてくれました。左サイドの青木が右足で高めのクロスをゴール前に送ると、ジェイが頭で落とし、走り込んでいた小柏がボールを収めて浮き球のシュートが決まりました。直近6試合で3得点2アシストです。このあと、31分に柳、41分にドウグラスオリヴェイラを入れて逆転を目指しましたが、スコアは動きませんでした。
この試合の着眼点
攻めきれなかった印象です。相手キーパーの攻守が多いと勝ちきれないのは、課題でしょう。ただし、降格争いのチームは、守ってくる傾向にあります。これからそういった傾向は強まるでしょう。
今節から連戦が始まりました。8月を総括する2連戦。8.25(水)19時、厚別で名古屋グランパス戦。8.28(土)14時ドームで川崎フロンターレ戦。9月に入ると、ルヴァンカップ 準々決勝でFC東京との対戦。9.1(水)19時厚別と、9.5(日)18時、味スタではなく、平塚レモンSにて。そのあとリーグ戦に戻って、セレッソ大阪との対戦。9.8(水)19時厚別と9.11(土)18時アウェーヨドコウにて。勢いは止まっていません。コンディションに気をつけて走り抜けましょう。
(22日 21:10)