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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/6号

今見ておくべき選手勢揃い
安い失点は厳禁

ヴィッセル神戸 4-0 北海道コンサドーレ札幌

第19節 9/27 現在 得点 失点
10 ヴィッセル神戸 26 21 6 8 7 35 1.67 (3) 35 1.67 (14) 0
15 北海道コンサドーレ札幌 17 20 4 5 11 23 1.15 (14) 40 2.00 (17) -17
 
         小柏
  
   金子        荒野
 
  菅           ルーカス
(白井)     フェルナンデス
                (宮沢)
 
     田中      駒井
    (右CBへ)   (檀崎)
 
   高嶺   キム   進藤
        ミンテ (ドゥグラス
             オリベイラ)
        
         中野小
         
sub:菅野 早坂 藤村

話題満載の試合です。あっ、ウチらは監督は代わっていないですよ。大卒ルーキートリオだけでなく、特別指定選手が二人も先発。明大4年の小柏に続いて、法大4年のGK中野小次郎がいきなり先発です。J1初の2メートルの長身でもあります。数年後には主力となるべき選手を、今のうちにしっかり見ておきましょう。

その中野小次郎は、FWドウグラスの決定機を 3度も阻止。特別指定選手にもかかわらず即先発にできるだけの、素晴らしいプレーを見せてくれました。ただし、自分の責任失点は見受けられなかったものの、4失点はキーパーとしては厳しい結果です。

試合経過

開始から菅のシュートや金子や小柏の奮闘で、相手に攻め込む。次第に相手が攻める時間が増え、右サイドから攻め込まれ、ゴール前で左右に揺さぶられて先制点を許す。前半終了間際には、相手自陣からのロングパスに抜け出され、進藤がスライディングで阻んだが、そのこぼれ球に反応されて2失点目を失った。

後半は、17分に再びロングパスから、45分にはパスミスからドリブルで抜け出されて、無人のゴールに流し込まれた。24分に、宮沢、ドゥグラスオリヴェイラ、白井を投入。さらに、35分に檀崎を入れて反撃を図ったが、ゴールは遠く、3試合連続無得点で3連敗を喫した。

この試合の収穫

もう一人の特別指定選手、小柏がついにフル出場できました。スピード、ドリブル、前線からのプレス、質の高いプレーでした。あとは初ゴールだけ。後半6分、ゴール前で GK との1対1は相手に処理される前にシュートを撃ちたかったですね。

そしてもう一人、出場時間は短かったのですが、檀崎がようやく今季初出場。右からペナルティエリア内へ果敢に仕掛けました。次につながったでしょう。

この試合の着眼点

この試合で、チャナティップが欠場した5試合とも無得点。攻撃サッカーを掲げながら、実は、特定の選手の技量に頼っていたことが解ります。個々のレベルアップは当然必要ですが、誰かがいなくなっても得点力が落ちないようにしないといけません。 そう考えると、期待されながらなかなか目に見える結果が出ていない、ドウグラスオリヴェイラは早く初ゴールがほしいです。ゴール手前までの動きが良いだけでは、日本人選手に取って替えられかねません

それでも苦言をいわせろ

安い失点はやめましょう。2点目は、最後に進藤がかわされましたが、元々は自陣からのロングパスからで、抜け出しに対してフリーにしていたため。後半17分は、もっとひどい。セットプレーの流れで前掛かりになっている中、ボールを収められました。ロングボールを入れられて、完全にフリーの状態でハーフウェーライン付近で受けられると、ドリブル独走。中野小次郎との 1対1 で股下を抜かれました。終了間際はパスミスから。前方に流されると走り込んだところに拾われて、再びドリブルで独走されました。中野小次郎は飛び出しましたが抜き去られて、無人のゴールに流し込まれました。

楽天市場でもめったにない得点の大バーゲンを見ていくと、無策につきます。攻撃のためにハイプレスを掲げていますが、プレスなし、リスク管理なしでは困ります。

9月と共に、連戦が終わりました。10月は勝負の2連戦からです。10.3(土)14時ドームで、今節17位のベガルタ仙台戦。10.10(土)14時厚別で、18位の湘南ベルマーレ戦。ここはさすがに取っておかないといけないでしょう。言い訳はできません。準備万全でお願いします。

(30日 0:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/9号

守りは改善
点を取れずさしひきゼロ

北海道コンサドーレ札幌 0-1 柏レイソル

第18節 9/23 現在 得点 失点
13 北海道コンサドーレ札幌 17 19 4 5 10 23 1.21 (13) 36 1.89 (16) -13
5 柏レイソル 30 18 9 3 6 34 1.89 (4) 25 1.39 (8) 9
 
        ジェイ
 
   駒井        金子
         (アンデルソン
                ロペス)
 
  菅           ルーカス
         フェルナンデス
                (小柏)
 
     高嶺      荒野
(ドゥグラス   (宮沢)
 オリベイラ)
 
   田中   キム   進藤
         ミンテ (福森)
         
          菅野
         
sub:カウィン 白井

決してひどくない試合でしたが、得点を取らないことには勝てません。肝心の攻撃は、前半はシュートゼロ。数打てばいいものではありませんが、試合を通じても4本。枠内はほぼ皆無。相手の守備は良かったのですが、好機の少なさが際立ちました。

この試合で、チャナティップが欠場した4試合はすべて無得点になりました。独特の動きやパスワークは代えの利かない存在ですが、嘆いても意味がありません。長身フォワードも、飛び出しができるフォワードもいるのですよ。決して攻撃のタレント不足ではありません。攻めても簡単に守られて突破できないのです。後半4分に、ルーカスフェルナンデスが右サイドから上げたクロスに金子が飛び込みました。足を出したものの合いませんでしたが、最もゴールを脅かしたプレーでした。崩せたのはこの一回だけでしょう。ペトロビッチ監督が気持ちを折らずに続けること。継続は力なりと語ったように、ゴールへの工夫を続けていくしかありません。

フリーキックを壁の手前で合わせられた失点は、トリックプレーレベルのレアなシーンです。対応は難しく、壁の前の選手をフリーにするなとは、言い切れないでしょう。誰も責められない失点ですが、この一瞬を取り返す力は残っていませんでした。

この試合の収穫

菅野がファインセーブを連発。これは間違いなく何点か救ったことでしょう。キムミンテも気迫がこもったプレーで、オルンガを封じました。守備陣の奮闘がせめてもの救いになりました。

中2日で、9.26(土)19:00アウェーヴィッセル神戸戦。9月と共に10連戦は終了します。英気を養って、10月は勝負の2連戦。10.3(土)14時ドームでベガルタ仙台戦。10.10(土)14時厚別で湘南ベルマーレ戦。体力回復と連携強化を。

(25日 08:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/13号

またまた一瞬から
ワンパターンな試合は勘弁

北海道コンサドーレ札幌 0-1 ガンバ大阪

第17節 9/20 現在 得点 失点
13 北海道コンサドーレ札幌 17 18 4 5 9 23 1.28 (12) 35 1.94 (17) -12
9 ガンバ大阪 26 16 8 2 6 22 1.38 (13) 21 1.31 (6) 1
 
        ジェイ
  (ドゥグラスオリベイラ)
 
   荒野        駒井
         (アンデルソン
                ロペス)
 
  菅           ルーカス
(白井)   フェルナンデス
 
     高嶺      田中
    (宮沢)
 
   福森   キム   進藤
         ミンテ
         
          菅野
         
sub:カウィン 中野嘉 早坂

DAZN の生中継を見ていたはずなんですけど、先週までの試合を間違って観ていた錯覚に陥った方は、私だけでないでしょう。ボール保持して優位に立つ。相手ゴールに迫る。肝心なところを抑えられていて得点を獲れない。相手にフリーで撃たれて危ない場面を迎える。一瞬のカウンターで得点を取られる。典型的な負けパターンはやめましょうよ

シュート数は10本と控えめでしたが、相手の7本を上回っています。そのうち7本は、後半17分の3人同時交代前でした。7本中4本は枠内でしたので、コースを防がれていましたね。3日前の得点は、どちらもスピード感があり、相手が対応しづらいものでした。相手にゴール前をしっかり守っていれば得点されないと思われているのは困りものです。

ジェイ、駒井、高嶺を下げて、ドウグラスオリヴェイラ、アンデルソンロペス、宮沢を投入。連戦の疲労を考慮したと思われますが、この3人同時交代は大失敗でした。宮沢は中盤での運動量を上げられず、むしろミスパスのほうが目立ちました。ジェイにボールが収まりづらくなり、駒井の飛び出しが少なくなったから交代になったのはわかります。高さとスピードがある2人が入ったのですから、どう攻めていいのか明確になるまで時間がかかったのは、残り10分余りの時間を考えるともったいなかったです。迫力のあるドウグラスオリヴェイラを次第に生かすようになりましたが、その後の精度に難あり。荒野や白井が近くにいて、駒井のような働きを見たかったです。白井は前で攻めに絡んでいましたが、連動は少なく、単発になったのは残念でした。

失点の場面は、なんと福森の左コーナーキックが始まり。ゴール前でこぼれ球を拾われると、右サイドに展開されました。サイドで追い越す動きがあり、深いところをえぐられて、中央へクロス。フリーでヘッドで合わせられ、菅野がセーブしたもののポストに当たり、こぼれたところを押し込まれました。セットプレーからの一連の動きで、ルーカスフェルナンデスが止めに行ったものの間に合わず、キムミンテと菅の合間を縫ってクロスを上げられました。マークがつきづらかったのはわかるのですが、試合全体を通して、フリーで持たせてしまう傾向はいただけません。シュート数が多いわりには決定機は相手の方が多いのは歯がゆいですよ。

試合経過

開始1分に、バックパスの対応を誤って許したコーナーキックをフリーでヘッドに合わせられる。上に外れたが、押し気味の展開ながらも、カウンターからゴール前でフリーになるところを狙われ続けられた。

後半18分に3人同時に交代。しかし、コーナーキックを防がれて速攻をしかけられ、ヘッドを防いだこぼれ球を押し込まれた。37分に菅に代わって白井を投入。ロングボールを使いながら積極的に攻め込むも、精度を欠いて 1点が遠かった。

この試合の収穫

日本代表森保監督が観戦していました。菅の積極性、高嶺の位置取り、田中の対応、そして進藤の意外性はアピールできたと思います。はるばる来札してきたのに、新たな発見がなく、手土産なしで手ぶらでお帰りいただくことになりました。

9.23(水)18:30からドームで柏レイソル戦。道内ではHBCで生中継です。9.26(土)19:00アウェーヴィッセル神戸戦。9月と共に連戦は終了します。英気を養って、10月は勝負の2連戦。10.3(土)14時ドームでベガルタ仙台戦。10.10(土)14時厚別で湘南ベルマーレ戦。勢いをつけて臨みましょう。連戦終了まであと2試合です。

(20日 22:10)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/16号

信じてよかった
待ちに待った勝利

サガン鳥栖 0-2 北海道コンサドーレ札幌

第12節 9/16 現在 得点 失点
15 サガン鳥栖 14 13 3 5 5 12 0.92 (18) 15 1.15 (2) -3
13 北海道コンサドーレ札幌 17 17 4 5 8 23 1.35 (10) 34 2.00 (17) -11
 
  アンデルソンロペス
         (早坂) 
 
  チャナ       駒井
 ティップ     (田中)
 (金子)

  菅               白井
(ドゥグラス
 オリベイラ)

     荒野      高嶺
         
   福森   キム   進藤
      ミンテ
         
          菅野
         
sub:カウィン 檀崎 中野嘉

10試合ぶりの勝利ですよ。やっと結果が出ました。内容は良いと言われ続けて、何試合目になったのでしょうか。しかも完封勝利です。文句ないでしょう。

金属音が聞こえたとき、またですかと思ったのは私だけではないでしょう。ペナルティエリア手前の中央から豪快に振り抜いた駒井のミドルシュートが、ポストをかすめながらもゴール右上に突き刺さりました。先制点奪取も、久々です。前半から惜しいシュートを放っていたので、得点は時間の問題でした。これで、10試合前の7月26日に続くゴールで、駒井が得点すると必ず勝つ神話が始まりました

交代で入った金子とドゥグラスオリベイラも、よかったです。金子は後半開始から入って、前線や右サイドでポジション変更がありつつも、何度もチャンスを作っていました。新たなサイドプレーヤーが誕生しました。ドゥグラスオリベイラは左からの突破が良かったですね。ファーストプレーでアンデルソンロペスの縦パスを受けて、ドリブルで動いて時間を作りました。上がってくるのを待って、絶妙なパス。再びアンデルソンロペスが受け、GK との 1 対 1 をかわして、貴重な追加点を上げました。このコンビ、新たなホットラインの誕生です。

忘れてはいけないのが守備陣。相手のシュートを 2本に封じました。中でも、キム ミンテの闘志が光ります。高さでも勝っていましたね。守備が良くなると、ブレずに取り組んできた、前から相手にプレッシャーをかけて、高い位置で奪ってからのショートカウンターが生きてきます。

それでも苦言をいわせろ

ようやく長いトンネルをぬけただけです。負け数は勝利数の倍。これから取り返しましょう。つぎは厚別ですよ。

中2日、9.19(土)14時からのガンバ大阪戦で、対戦が一巡します。9.23(水)18:30からドームで柏レイソル戦。9.26(土)19:00アウェーヴィッセル神戸戦。悪循環は終わりました。上がっていきましょう。

(17日 22:00)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/19号

3点取れた
でも4点取られた

北海道コンサドーレ札幌 3-4 浦和レッズ

第16節 9/13 現在 得点 失点
15 北海道コンサドーレ札幌 14 16 3 5 8 21 1.31 (11) 34 2.13 (17) -13
6 浦和レッズ 27 16 8 3 5 24 1.50 (8) 28 1.75 (12) -4
 
        ジェイ
        (高嶺)
 
  チャナ       駒井
 ティップ  (アンデルソン
(ドゥグラス     ロペス)
 オリベイラ)
 
  菅           ルーカス
(白井)   フェルナンデス
 
     田中      荒野
           (キムミンテ)
         
   福森   宮沢   進藤
         
          菅野
         
sub:カウィン 金子

リードを奪ったのは、8月2日以来だったんですね。勝利に、勝ち点に近づきましたが、甘かったです。シュート数は 23 対 8 と相手の 3倍近くを放ち終始圧倒。しかし、点をとっても相手よりとられると負けます

4試合ぶりの得点は、久々にスカッとしました。右を突破したルーカスフェルナンデスのクロスにジェイが合わせて、ループ気味の滞空時間の長いヘッド。キーパーに取られたかと思いましたが、ゴールラインを割っていました。半信半疑で喜びきれませんでしたが、2点目は文句なし。福森のクロスにジェイがダイビングヘッド。豪快に決まりました。この勢いで逆転を信じた人は私だけではないでしょう。福森の ck が相手に当たってオウンゴールで逆転したときは、勝利が見えてきました。

相手を引っ掛けたように見えた PK 献上。ロングフィード1本で裏をとられて、最後に進藤が競り負けた2失点目。左をえぐられて、福森と宮沢がかわされ、菅野が前に出たところで押し込まれた3失点目。完全に走り負けて混戦を破られた 4 失点目。失点パターンの見本市で、守備の立て直しは急務です。とりわけ、ロングフィードを、あっさり打たせて裏を取られるのが気にくわない。左側を徹底的に狙われるのも困りものです。

この試合の収穫

監督が自らの口から進退の話が出ました。真に受ける人はまずいないでしょう。交代を望む人もほとんどいないでしょう。私も望みません。これは強い危機感の表れと解釈するのが無難です。このような言葉を出させないようにしないといけないですね。

3日後、9.16(水)は、延期になったアウェーサガン鳥栖戦。9.19(土)14時からの、厚別でのガンバ大阪戦で、今シーズンの折り返し。9.23(水)18:30から後半戦で、ドームで柏レイソル戦。9.26(土)19:00アウェーヴィッセル神戸戦。やっている方向性は大丈夫なので、バージョンアップを。

(15日 08:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/23号

結果がないよぅ
内容良くてもシャレにならん

セレッソ大阪 2-0 北海道コンサドーレ札幌

第15節 9/09 現在 得点 失点
2 セレッソ大阪 33 15 10 3 2 23 1.53 (7) 13 0.87 (3) 10
12 北海道コンサドーレ札幌 14 15 3 5 7 18 1.20 (13) 30 2.00 (16) -12


 ドゥグラス  ジェイ
 オリベイラ  
  (早坂)
  
 白井            金子
(ルーカス       (宮沢)
 フェルナンデス)
                 
     高嶺      荒野
              (深井)
          田中
         
   福森   キム   進藤
         ミンテ
 
          菅野
         
sub:カウィン 檀崎 藤村

内容は良かった。もう、聞き飽きましたよね。先制点とられた場面、得点をプレゼントして、内容が良いなんて。とても言えません。堅守を誇る相手に、前半ヒトケタの時間からリードを許すと、勝機は遠のきます。これで8戦勝ちなし。その上、3戦得点なし。これが結果です。

押し込む時間は長かったが、失点は一瞬です。後方でボールを回してビルドアップに備えているときでした。福森からのパスが簡単に相手に奪われたと言うよりも、プレゼントしてしまいまいた。手前に4バック気味になっていた高嶺がおり、さらにアンカーとしてV字型の中盤の田中もいました。布陣変更は押し込める要因でもありましたが、アダにもなりました。

2失点目は左から突破されました。白井がかわされ、最後は逆サイドから打ちそこないのシュートがシュートにそなえていたキムミンテの左側に行き、そこを詰められました。相手にボール保持されていた流れからです。ゴールを奪えるか奪えないかの結果が。そのままスコアに反映されました。

この試合の収穫

前半39分、田中のワンタッチループパスから、ゴール前の金子へ。これは良かったですね。相手キーパーに阻まれましたが、本日、最もゴールに近づいたプレーでしょう。相手の背後を完全に取っていました。押し込むだけではダメで、飛び越すプレーもやりましょう。特にツインタワーをもっと活用しましょう。70分に福森のロングクロスからジェイがヘッドでボールを叩きつけながらもクロスバーにはじかれたシーンよりも、ルーカスフェルナンデスの崩しを田中が受けて、ドゥグラスオリベイラの強烈ミドルをセーブされたシーンよりも、ヒントがあると思えます。

5週連続で水曜日開催の真っ只中です。次は9.13(日)13:05ドームで浦和レッズ戦、9.16(水)には、延期になったアウェーサガン鳥栖戦が追加になりました。9.19(土)14時からの、厚別でのガンバ大阪戦で、今シーズンの折り返しになります。9.23(水)18:30から後半戦で、ドームで柏レイソル戦。方向性は大丈夫なので、あとは結果だけ。先制点をたのむ。

(12日 10:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/27号

スタッツ圧倒 勝負で負ける
残念な結果は終わろう

北海道コンサドーレ札幌 0-2 サンフレッチェ広島

第14節 9/05 現在 得点 失点
12 北海道コンサドーレ札幌 14 14 3 5 6 18 1.29 (11) 28 2.00 (16) -10
11 サンフレッチェ広島 18 13 5 3 5 18 1.38 (11) 13 1.00 (3) 5

        ジェイ
 
   駒井  アンデルソン
 (ドゥグラス   ロペス
  オリベイラ)  (金子)

  菅          ルーカス
        フェルナンデス
                 
     荒野      宮沢
    (高嶺)    (深井)
 
   福森   キム   田中
  (進藤) ミンテ (左へ)
 
          菅野
         
sub:カウィン 早坂

シュートは相手の倍の18本。枠内シュートは4本に対して14本。コーナーキックはゼロに対して6本。それでも勝つとは限らないのがサッカーです。攻めているのです。しかし、攻め切れていないのです。

予兆は前半からありました。前半7分、FKからの流れでゴールに押し込まれましたが、オフサイドの判定で助かりました。17分は、キムミンテがペナルティエリア内で倒して、PKの判定。菅野は左下を読み、ボールは左ポストを叩きました。2度助けられた前半です。0-4 で大敗してもおかしくなかった試合なのです。

たしかに、前半は押していました。セカンドボールを拾えて、ルーカスフェルナンデスの突破は冴えて、ジェイにボールが収まり、相手を圧倒しました。しかし、シュートは遠目からが多く、ゴール前の混戦も封じられて押し込み切れなかったのが残念です。後半は、修正してきた相手に前線からプレスを掛けられます。ジェイにボールが行くことが少なくなり、次第に存在がきえつつありました。そういった流れで失点を喫すると、堅牢な守備を持つ相手にとって理想的な試合になります。

後半12分に4人同時に選手交代。高嶺、深井、進藤、金子を投入しました。疲労を考慮したようですが、後半に入ってから落ちた運動量は回復していません。流れを変えられませんでした。機能していたと感じられたのは、進藤がゴール前に上がってきたときでしょうか。1点を返して同点にするチャンスはありましたが、人数がそろった相手守備を突破できませんでした。

試合経過

前半7分にネットを揺らされるが、オフサイドの判定。17分に PKを献上するが、ポストに助けられた。危ない場面もあったが、ボールを保持してゲームを支配する。好機は多かったが相手に阻まれて、スコアが動かずに前半を終える。

後半5分に、右サイドからのクロスをヘッドで合わせられて先制を許す。その後、同時に 4人を交代。25分にはドウグラスオリベイラを投入。ゴールに迫るが相手の守備をこじ開けられず。逆に、45分、カウンターから抜け出されて、追加点を許した。

この試合の収穫

リーグ戦で 7戦連続勝利なし。疲労は監督も認めています。それはどのチームもいっしょ。これまで以上にやりくりが必要です。早坂はベンチ入りは多いが、出場機会は1試合のみ。石川、藤村はまだ出場なし。檀崎、濱のベンチ入りはいつか。今年は特に総力戦ですよ。

8月8試合、9月も8試合。日程追加で8.26から9.26まで、31日間で 10試合を消化することになりました。5週連続で水曜日に試合が組まれています。次節 9.9(水)19:30アウェーセレッソ大阪戦は、菅が累積警告で出場停止。9.13(日)13:05ドームで浦和レッズ戦、9.16(水)には、延期になったアウェーサガン鳥栖戦が追加になりました。やっていることは間違っていません。信じて闘いましょう。

(7日 20:40)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2020/09/30号

今年も PK 戦で止められる
自信もって次へ

北海道コンサドーレ札幌 1-1(PK4-5) 横浜F・マリノス

PK 戦 北海道コンサドーレ札幌(PK4-5)横浜F・マリノス

  1. ○ ドウグラスオリヴェイラ ― ○ チアゴ マルチンス
  2. ○ 荒野 拓馬 ― ○ マルコス ジュニオール
  3. ○ キムミンテ ― ○ ジュニオール サントス
  4. ○ 中野 嘉大 ― ○ オナイウ 阿道
  5. × 福森 晃斗 ― ○ 松原 健


   アンデルソンロペス
              (金子)
 
  チャナ       駒井
 ティップ     (宮沢)
 (ドゥグラスオリベイラ)

  菅           ルーカス
(金子)   フェルナンデス
                 (進藤)
  
     高嶺      荒野
   (中野嘉)
 
   福森   キム   田中
         ミンテ
 
          菅野
         
sub:カウィン 早坂

またPK 戦で涙を飲みました。止められました。90分では互角ですから、負けに値しない内容でしたから、誰も責められなくて、責めるべきではありません。これこそ、運次第であり、勝負であり、サッカーなのです。

1週間前があったおかげで、ゲームプランは完璧でした。ハイプレスに対して、前線からもマンマークで対応。奪って素早い攻撃を目指しました。この狙いは当たって、前半は相手のシュートをゼロに封じ込みました7/26のゼロトップでの勝利の再現の期待がふくらみました。

後半の得点シーンは、どちらも似ていました。シュートをキーパーが防いだところを拾って、押し込みました。後半8分に、福森からのパスを駒井がワンタッチでアンデルソンロペスへ。これを撃ってはじかれましたが、駒井が詰めて押し込みました。32分の失点はほぼ真逆の構図。後方からのパスを受けてシュートを放って止められても、すぐに拾える人数をかけた攻撃が整っていないと、なかなか得点は奪えません。再びスコアがタイになってからは、互いのゴールへ素早く向かうオープンな攻撃に。ここでもまた、両者のキーパーがファインセーブで防ぎます。互いに譲らない 90分でした。

PK戦はがまん比べになりました。キッカーはノーミスで、5人目の福森。得意の左足で止められたのですから、やれることはやって、出し尽くしましたよ。運の要素も出てきますから、90分で勝てるように出直してきましょう

この試合の収穫

準々決勝敗退でとってもくやしいことですね。それを痛感しています。数年前は勝利だけで大喜びでした。もはや、トーナメント進出だけでは不満足です。

リーグ戦にもどります。次も厚別です。9.5(土)14時からサンフレッチェ広島戦。まずは、ひさびさに勝ちましょう。9.9(水)19:30アウェーセレッソ大阪戦、9.13(日)13:05ドームでの浦和レッズ戦。連戦ながらもホームが多めです。

(4日 08:30)