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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/08/7号

逆転できました
1差になったんです

水戸ホーリーホック 1-3 コンサドーレ札幌

 得点者


       フェホ  
        
 岡本   前田   荒野
(内村) (砂川)

    上里     宮沢
            (河合)
   
 上原 チョ 奈良 日高
      ソンジン

        杉山

sub:阿波加 松本 ビン

苦しい試合をモノにする力が昇格には不可欠と思っていましたが、第一関門をクリアできたのではないでしょうか。今シーズンアウェー初の逆転勝利です。ホームでも4/14 までさかのぼりますから、ほぼ覚えがありません。先攻逃げ切りしかできなかった勝ちパターンに、逆転勝利が追加されました。

強力なフォワードがいると、ゴールの期待だけでなく攻撃の起点ができますね。その点、鈴木隆行とフェホのどちらが攻め込むかの対決でもありました。前半は鈴木隆行が圧倒的な強さで、何度も起点になりました。フェホも前半から攻めていましたが、ぶ厚くなったのは後半です。先制されて、その2分後にオフサイドで助かった後の後半20分に内村、25分に河合をそれぞれ投入。これで攻撃にスイッチが入りました。球際に強い河合がボールを散らして、前田と内村のの息の合ったコンビネーションで反撃します。同点・逆転共にヘッドなのは偶然ではないでしょう。

ようやく勝ち星が先行して7位浮上しました。昇格圏内目前です。ちなみにホーリーホックに敵地で2点以上奪って勝った年は、97、00、07、11年に続き5度目で、過去4年はすべて昇格しているそうです。

試合経過

前半は両チーム共に決め手を欠いたが、試合は後半に動いた。17分にカウンターから先制点を許す。これを受けて内村と河合を投入して、4-1-4-1 の布陣に変更。ようやく反撃体勢が整い、上原の同点ヘッド、フェホの逆転ヘッドで、試合をひっくり返した。終了間際にはカウンターから内村が決めてだめ押し。

それでも苦言をいわせろ

フェホへの一発レッドは、何があったのでしょうか。と、思ったら、相手選手にひじ打ちですか。。197センチの巨漢だけにねらわれやすいです。河合がなだめていましたが、これは今後を考えるとセルフコントロールはとっても重要になります。

次節勝ち点3差で9位のファジアーノ戦は、フェホだけでなく、上原と奈良も出場停止。河合も累積警告にリーチ。でも、これまで試合に出ていなかったメンバーに期待できます。櫛引・松本の出番です。聖地厚別です。6位サンガと勝ち点差1です。

(27日 14:30)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/08/11号

攻撃陣揃い踏み
前田だ内村だフェホだ

コンサドーレ札幌 3-0 愛媛FC

 得点者

順位第30節 8/21現在 勝点得点失点得失差
8 コンサドーレ札幌 44 30 14 2 14 41 1.37 (7) 34 1.13 (8) 7
16 愛媛FC 32 29 9 5 15 29 1.00 (16) 38 1.31 (15) -9

        内村  
  (レ・コン・ビン)
      
 三上   前田   荒野
      (フェホ)

    上里     宮沢
   (河合)         
   
 松本 チョ 奈良 上原
      ソンジン

        杉山

sub:阿波加 堀米
     砂川 岡本

これぞ聖地厚別ですね。気がつきゃホームで6試合連続完封勝利。しかも勝ちっぷりがイイです。前田に内村にフェホ。得点者はみんなFW登録です。

フェホの先発回避で、内村1トップで前田がトップ下。その前田がキレキレで、天才的玉裁きにボールが集まってきます。そうなると必然的にマークが集中してきますが、他の選手がフリーになります。とりわけ左の松本からのサイド攻撃は効果的で終始圧倒していました。

見せ場は後半40分のレ・コン・ビン投入。ベトナムの英雄がどれだけやるのかですが、1アシストで結果を出しました。CKからいいボールを出しました。それだけでなくスピードがあり、守備の時はしっかりボールを追っています。もっと長い時間プレーを見たいです。

試合経過

相手の6本に対して、倍以上の15本のシュートを放ち圧倒。前田の個人技からミドルシュートで先制すると、前半終了間際にクリアミスから内村が追加点。後半は反撃にあう時間帯もあったが、レ・コン・ビンのCKをフェホが打点の高いヘッドで合わせて、試合を決定づけた。

それでも苦言をいわせろ

2-0 になってからの戦い方ですよ。疲労もあって相手に押し込まれたのでしょうが、今回は手本がありました。ひさびさに河合が喝を注入です。監督曰く球際のプレーだとかは、チームに手本を示してくれた。これは前節の反省もあるのでしょうね。

勝ち越せるかどうか、問題はアウェーの次節です。水戸ホーリーホックは勝ち点44で得失点差で9位。しかもここ3試合負けなし。きがつくと、7位ファジアーノ岡山から10位アビスパ福岡まで、同じ勝ち点です。しかも、次々節はホームでファジアーノ戦。これはヤマ場です。残りは12試合。

(14日 09:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/08/14号

完敗ではない
勝機を逃した

ガンバ大阪 3-0 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第29節 8/18現在 勝点得点失点得失差
1 ガンバ大阪 63 29 18 9 2 62 2.14 (1) 29 1.00 (2) 33
11 コンサドーレ札幌 41 29 13 2 14 38 1.31 (8) 34 1.17 (10) 4

        フェホ  
        
 三上    内村   荒野
(砂川)  (工藤) 

    上里     宮沢
            (前田)
   
 上原 チョ 奈良 日高
      ソンジン

        杉山

sub:阿波加 松本 深井 ビン

前半を終えて 0-0。しかも首位相手にかなり押し気味に試合を進めていたから、ジャイアントキリングを期待しますよ。妥当なスコアに終わったのは、それなりの理由があります。

フェホが初めてフル出場しました。特に前半は、高さを生かしてボールを集めていきます。すでにシュートの精度が高いという情報は相手に入っているはずで、加えて威圧感があるものだから、押しているときが得点の入れ時でした。

そういった展開はよくあることで、今度は点を取られてからの戦い方にも課題がでました。10分に三上に代わって砂川を投入しましたか、交代直後にドリブル突破されて失点を喫しました。どちらも勝っているときには忘れ去られている問題です。

試合経過

前半はシュートを2本に抑える一方で7本放ち、首位相手に圧倒。得点機は何度もあったが、逃し続けた。

後半は開始8分のFKからヘッドで先制される。その3分後にドリブル突破されて追加点を許した。31分にもフリーでヘッドを決められ、勝負がついた。

この試合の収穫

どのくらい力の差があるのかがわかったことですね。首位らしく横綱相撲と感心している場合ではありません。前半飛ばして無得点でも勝てないと、昇格の資格はありません。勝てる展開を増やしてほしいです。

水曜は厚別で開催。しんどい日程ですが、総合力が試されます

(21日 00:20)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/08/21号

悪い内容でも結果最高
ホーム5連続完封勝利

コンサドーレ札幌 2-0 横浜FC

 得点者

順位第28節 8/12現在 勝点得点失点得失差
8 コンサドーレ札幌 41 28 13 2 13 38 1.36 (8) 31 1.11 (8) 7
15 横浜FC 31 28 7 10 11 26 0.93 (19) 32 1.14 (10) -6

        フェホ  
        (前田)
      
 砂川    内村   三上
 (榊)   (松本)

    上里     堀米
            
   
 上原 櫛引 奈良 日高

        杉山

sub:曳地 神田 工藤 ビン

待ってました! 3試合目でフェホが来日初ゴール。高さで得意のヘッドではなくて、ドリブル突破で相手DFを振り切って決めました。相手の背後を狙ったものです。新兵器が誕生しました。

ところが、スコアほど楽な試合ではありませでした。宮沢・荒野・横野が負傷でベンチ外。この影響があったかどうかわかりませんが、プレスがかからず、なかなか前へ進めません。そんな膠着状態のときに打開できるのは、セットプレーか個人技ですね。フェホには高さだけなく、手足の長さと威圧感があるのは197cmの上背から判っていたことですが、速さも魅せてくれました。

前節負けているだけに、今節は勝ち点3優先です。中身は決してほめられたものではないですが、昇格には苦しい試合でも勝ち点3は必須です。そう考えると、内村が言ったある意味では、いい形で楽に勝つよりも、こういう苦しい試合を我慢して勝つことの方が、次のガンバ大阪戦につながっていくと思う。は、すごく説得力を持ちます。残り14試合。そのうちホームが8試合。6位以内は不可能ではありません。

試合経過

前半からラインが下がり気味で、なかなかボールを奪えない苦しい展開。前半21分に日高からのパスをフェホが受け、相手DFを振り切って右足でゴールを決めた。

しかし先制後も優位に戦えず、後半は3バックに布陣変更してきた相手に猛攻を受ける。それも櫛引を中心にしっかり人数が揃って守り切った。後半45分には、榊のループシュートを相手DFがクリアしたボールがバーに当たり、跳ね返ったところを三上が押し込んだ。

それでも苦言をいわせろ

後半10分過ぎにミドルシュートを連打されたのは何が起こったのでしょうか。後半14分と18分に打たれ、その間の17分には上里が抜かれてポストに当たったシュートがありました。入らなくて済んだという問題ではありません前節も後半に猛攻を受けているのです。中盤が甘いのか、寄せが甘いのか、定かではありませんが、対策を望むところです。

次節はアウェーでガンバ戦。注目の一戦になることはまちがいない。7/7のジェフ戦以降5試合負けなしだが、ここ最近のホーム5連続完封中の戦いができれば勝機あり

(14日 09:50)

CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2013/08/28号

アタマでやられた
頭にくる

カターレ富山 3-1 コンサドーレ札幌

 得点者

順位第27節 8/4現在 勝点得点失点得失差
17 カターレ富山 27 27 6 9 12 25 0.93 (18) 36 1.33 (14) -11
9 コンサドーレ札幌 38 27 12 2 13 36 1.33 (8) 31 1.15 (9) 5

        フェホ  
        (宮沢)
      
 三上    内村   荒野
(工藤) 

    上里     砂川
            (前田)
   
 上原 チョ 奈良 日高
      ソンジン

        杉山

sub:曳地 堀米

ゼッタイに負けられない戦いと位置づけられていましたが、3連勝は大きな壁なのでしょうか。先制すると強いが、先制点を許すと弱い。同点にできたのだから、逆転しないといけません。またまた勝ち越しを逃しました。6位以内に向けて、まだまだ力が足りません。

フェホが待望のスタメンに名を連ねました。絶好調の攻撃陣から誰を外すのか気になりましたが、ボランチで地道にハードワークしていた宮沢が外れた のですね。代わりのボランチは砂川なのか荒野なのか、それとも1ボランチだったのか確認できていません。これが影響したのでしょうか、3ボランチのうち2人がフリーで前へ出てくる状況に手を焼きました。フェホとの連携も噛み合わいません。何度かロングシュートを撃たれ、30メートルのロングシュートを決められたのは、相手が上手だっただけではありません。悪いなりにも好機は作れていましたが、GKの好手を含めて決め切れませんでした。

後半はフェホと周囲の連携が修正されました。人数かけて攻撃に出ました。前半と同じ9本のシュートを放ちましたが、三上のミドルシュートを相手GKが弾いてこぼれ球を詰めた1点のみ。逆に12本ものシュートを浴びて、ヘッドで2失点。この点は好調時に隠れていた弱点です。しかし、決められるときに決められなかった代償でもあります。負けるときのパターンが顔をのぞかせた富山の夜でした

試合経過

序盤から連携がかみ合わなくとも好機を作り出したが、決定機をGKに阻まれるなど得点を奪えず。被シュート数こそ4本で少なかったものの、遠めの位置から幾度もゴールを脅かされ、25分にはスーパーゴールで先制点を許す。

後半も好機を作り同点に追いつくが、攻撃に人数を掛けた反面、裏を取られることが多くなる。相手の選手交代をきっかけに、ヘッドで2点を奪われた。最後まで反撃したが、過去無敗だった相手に初黒星を喫した。

この試合の収穫

内村が4試合連続ゴール。08年ダビ以来5年ぶりで、日本人選手では初となる4連発。でも、そんな感激が霞む敗戦でした。

勢いをつけたかったところで一回休み。そんな悠長なことを言っている場合ではない。6位まで勝ち点差6に開きました。新加入するベトナム人FWレ・コン・ビンに即活躍を求めるのは酷。まずは今のメンバーが結果を出すべし。

(7日 01:20)