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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2025/02/16号

始まったばかりだ
悪いところは今のうちに

大分トリニータ 2-0 北海道コンサドーレ札幌

順位 第1節 2/16現在 得点 失点
1 大分トリニータ 3 1 1 0 0 2 2.00 (3) 0 0.00 (1) 2
18 北海道コンサドーレ札幌 0 1 0 0 1 0 0.00 (14) 2 2.00 (13) -2
 サンチェス  青木
(キムゴンヒ)(長谷川)
        
        荒野
      (田中克)
 中村          近藤
(田中宏)
 
     高嶺   木戸
           (馬場)
  
 パク   大崎   高尾
ミンギュ
 
        菅野
 
sub:中野 家泉 西野
         スパチョーク
交代:
後半17分 馬場(木戸)
後半17分 キムゴンヒ
         (サンチェス)
後半17分 田中克(荒野)
後半29分 田中宏(中村)
後半36分 長谷川(青木)

昇格した 2016年も黒星スタートですよ。悲観せずに次です。正直なところ、対戦カード発表のときからあまりいい予感はしていませんでした。99年開幕戦と一緒です。ちがうのはスコアで、0-1 だったのが今回は2失点。しかそ、これから挽回すればいいんです。良薬をいただきました。

高嶺が戻ってきた

試合が始まって、高嶺が中盤でボールを持って感激に浸った方々はワタシだけではないでしょう。しかし、すぐに現実に戻されました。ボランチでボールの配給役になってるけど、狂犬ぶりはなかったですね。以前と役割が違うので当然なのでしょう。問題なのは、高嶺がボールを持ったとき周りの押し上げがなく、どこに出そうか見当たらず仕方なく横に出すことが多かったのは、チーム全体の課題。スピード感がなく、ゆっくり回していたのも問題です。大崎が有馬の対応に追われて、守備に専念せざるを得なかった影響もあるでしょう。しかし、近藤を目掛けたボールばかりでは相手は守りやすくなり、術中にハマってしまいます。

嗚呼 ジョルディ

今年の鍵になるのがフォワード。うわさされていたツートップではなく、去年と同様のワントップで、ジョルディ サンチェスが入りました。果敢に前へ進んで、相手を下げさせたのはよかったです。問題は、得点を取れるかどうか。サンチェスへボールが通ることは多かったですね。30分には枠内シュートを撃ちましたが、GKのファインセーブで阻まれました。最大のチャンスは44分。押し込まれた状態から発動したカウンターで、サンチェスから荒野、再びゴール前のサンチェスに通ってシュートを撃ちましたが、わずかに枠の左。そばに中村がいたので、スルーできたかもしれない場面でした。後半は次第にボールに関与することが少なくなり交代。前への推進力があり、キープできるので、次こそは決めてほしいです。

セットプレーに沈む

後半17分に3枚代え。直後に入ったばかりの田中克のパスから中村がクロスでビッグチャンスを作りましたが、走り込んだ青木が合わせきれませんでした。これが実質ラストチャンスとは夢にも思わないですね。高い位置でセカンドボールをことごとく拾われます。そうなると、失点の確率が高まります。1点目はロングスローのこぼれ球に反応され、2点目は右側からのフリーキックからの流れから、まるでリプレーを見せつけられたかのように連続失点を食らいました。気になったのは、失点の後に、失点の後、取り返す気迫を感じなかったこと。2位以内、悪くても6位以内を目指すには、物足りないでは済まされません。組織的な守備に阻まれたとはいえ、今年も残り15分の戦い方を熟考しなければなりません。相手はスタミナ切れを待って畳み掛けてきます

この試合の収穫

去年の悪いところは出し尽くしたでしょう。危機感を持つくらいがむしろ良いです。その上で、木戸が先発でデビュー。前へ向かって、シュートを2本。しかし、木戸と荒野の位置は逆ではないのかという疑問も沸いてきます。2人が頻繁にポジションチェンジして撹乱するくらいがおもしろいですが、高嶺が気をつかって前へ行けないのももったいない。ここらは大崎やなかなかボールを触れられなかった青木を含めてバランスをどうするかでしょう。もちろん、楽しみなところでもあります。

次も九州です。2.23(日)13時から、2月のホームロアッソ熊本戦。その次は関門海峡を越えて、3.2(日)14時から、レノファ山口戦。そして、3.9(日)13:05から、津軽海峡を越えてホーム開幕戦のジェフユナイテッド千葉戦です。5連勝3回と10戦連続無敗が2度あれば余裕が出てきます。勝利に向けてよい準備を。

(18日 20:30)

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