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CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2021/05/09号


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暑さに風にうずしおの四国
今季二度目の逆転勝利

徳島ヴォルティス 1-2 北海道コンサドーレ札幌

順位 第13節 5/9現在 得点 失点
14 徳島ヴォルティス 14 14 4 2 8 13 0.93 (12) 20 1.43 (17) -7
11 北海道コンサドーレ札幌 15 12 4 3 5 19 1.58 (3) 18 1.50 (15) 1
 
   アンデルソンロペス
 
   駒井        小柏
  (青木)      (荒野)
 
  菅             金子
 (柳)           (岡村)
 
    高嶺      深井
   (ジェイ)
        
  福森  宮沢  田中駿
        
        菅野
        
sub:大谷
    ドウグラスオリヴェイラ

J1では初めての四国です。四の国です。ハワイではありません。バカンスの地へ行ったかのような暑さで、札幌とは寒暖差が大きかったです。その上、強風にも手を焼いたところで、よく逆転で勝利を手にしました。シュートは今季最少の3本。しかも、枠内シュートはたったの2本でした。数字上は効率よく勝てたと言われるのでしょうが、実態は苦しんでいました。

攻めれなかった前半

相手は4バックに外国籍選手を3人並べてきました。個々の能力は強かったです。アンデルソンロペスとDFカカは、ずっと1対1での攻防でした。小柏の突破も止められて、ボールを奪われると相手の攻撃がゴールに迫られること幾度もありました。こちらの攻撃が右に片寄って狙い通りに奪われるようでは、相手のペースにはまっていきます。失点は高嶺がブラインドになって脇から決められました。むしろ、アディショナルタイムの1失点だけで済んだのかもしれないです。

ジェイ投入で反撃

前半のシュートが、37分に駒井がこぼれ球に反応して撃つものの、大きく外れた1本のみ。打開するしかない状況で、後半開始と同時にジェイを投入。しばらくは相手の流れで進みましたが、マークが分散されるのでしょうね。反撃に転じると期待できました。同点ゴールは、福森の裏街道から。クロスがファーサイドのジェイに入り、ヘッドで折り返すと、ゴール前でアンデルソンロペスが押し込みました。ワンタッチできれいに流れたゴールです。

荒野に復活の予兆

同点に追いついても、相手がボールを保持して攻められる図式は変わらず。そんな中、後半23分に荒野が入りました。中盤に入ってから、徐々に流れを引き寄せてきました。セカンドボールを拾えるようになったのが大きいです。ケガ前のように走り回われたのは、データにも現れました。22分間で走行距離3.828kmは、1分あたり174m。これはフル出場した深井の11.959kmで1分あたり132mを上回ります。逆転ゴールは中盤で跳ね返したところから。DFカカのクリアミスをDFドゥシャンが拾えず、GK上福元が拾ったもののルーズボールになり、これをアンデルソンロペスが見逃さずにバーに当たりながらも豪快に決めました。

アディショナルタイム8分逃げ切り

逆転直後の35分に、菅に代わって柳、駒井に代わって青木が入りました。これは得点の前に用意されていた交代です。この3分後に、金子に代わって岡村を入れたのは、明らかに、逃げ切って確実に勝ち点3を持って帰るというメッセージでした。岡村、田中駿太、福森の並びでしたが、深井と宮沢を加えて、実質5バックです。右サイドに入った柳も守備に奮闘します。何が起こってもフシギではないアディショナルタイム8分を全員で守り切って、貴重な勝ち点3を手にしました。

それでも苦言をいわせろ

小柏か途中交代で下がりました。でもスプリント数はチームトップです。しかし、効果的な飛び出しはほとんどなかったですね。これは、相手の外国籍ディフェンダーに止められたこともあります。しかし、これはプロとして越えないといけない壁になるのでしょうね。いつもうまくいくとは限りません。更なる成長を期待しましょう。

ようやく長い連戦が終わりました。次は。5.16(日)15時からアウエーで川崎フロンターレ戦。またもや記録ストップの大チャンスがやってきました。しかも、相手は水曜日にも試合があります。昨年がまぐれでないことを証明して、再び記録にも記憶にも残すべし。そのあとは、5.19(水)19時ドームでのルヴァンカップ最終節鹿島アントラーズ戦。自力で1位突破のチャンスです。5.22(土)14時清水エスパルス戦、5.26(水)19時サガン鳥栖戦と、ドームが続いて、5月最後は、5.29(土)19時からアウエーで柏レイソル戦。5月はいいスタートです。乗っていきましょう。

(11日 1:11)