CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2017/08/19号
だったら最初からやってよ
川崎フロンターレ 2-1 北海道コンサドーレ札幌
得点者
- 川崎フロンターレ
- 13分 中村 憲剛
- 75分 小林 悠
- 北海道コンサドーレ札幌
- 80分 ヘイス
順位 | 第23節 08/19現在 | 点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 | 最大 勝点 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
3 | 川崎フロンターレ | 45 | 23 | 13 | 6 | 4 | 43 | 1.87 (3) | 25 | 1.09 (6) | 18 | 78 |
15 | 北海道コンサドーレ札幌 | 20 | 23 | 5 | 5 | 13 | 21 | 0.91 (15) | 36 | 1.57 (12) | -15 | 53 |
ジェイ
チャナ 都倉
ティップ (ヘイス)
石川 マセード
(菅)
兵藤 荒野
福森 河合 菊地
(内村)
ク・ソンユン
sub:金山 進藤 宮沢 金園
Jの舞台ではまだ勝ったことがなく17戦未勝利で、しかも等々力では、勝ち点さえ奪えていませんでした。そんな難敵相手でも勝ち点3必須を掲げているにしては、あまりにも覇気のない試合でした。夏休みの宿題のように、終わり間際に慌てても遅いのです。
雷雨の中で大変なコンディションでしたが、カミナリを落としてくれる人はいなかったのでしょうか。相手は得点力がウリのチームで、激しくボールを回される展開は想定できるはず。耐えて守らせてくれる余地は与えてくれません。引いてしまうのは仕方ないにしても、反撃につなげられませんでした。都倉が出場停止から戻り、前半43分に後方からのロングフィードを受けましたが、抜け出したときに誰も合わせられませんてした。こちらの長身フォワード対策として、新川崎山脈の奈良を中心に対策を立ててくるのですから、都倉につづいてジェイも仕事をさせてくれないときの次の一手が見受けられなかったのも気掛かりです。
得点力のある選手は揃いましたが、個々の能力に頼りきって、最大限に引き出せていないようなきらいをかんじます。単にコンビネーションの問題か。それとも意思統一の問題なのか。宝の持ち腐れにならないようにお願いします。
試合経過
立ち上がりから相手の攻撃に圧倒される。13分にループパスに反応した家長のシュートはクソンユンが阻んだが、こぼれ球を拾った中村に押し込まれてで先制される。その後も怒涛の攻撃は続き、反撃はままならず。前半のシュートは、32分の福森の直接FK1本だけに終わった。
後半も相手の勢いは変わらず。15分に都倉に代えて、ヘイスを投入。26分には、石川に代えて菅を入れるが、その4分後にグラウンダーのクロスに合わせられて追加点を許す。ここからようやく反撃し、後半35分に横パスをヘイスが奪って大きく前方へ蹴ると、相手GKが目測を誤っり空振りすると、ヘイスは落ち着いて無人のゴールに流し込んで1点差。
後半41分に内村を投入。43分のヘイスからのクロスをジェイがゴール前でヘディングシュートを打ったが、相手GKの正面。ラストプレーの兵藤のFKでは、ソンユンがヘディングシュートを放ったが、枠をとらえられず、そのままタイムアップになった。
この試合の収穫
勝ち点3への執念は伝わりました。しかしそれは遅すぎました。ヘイスの執念でセンターバックとゴールキーパーのダブルミスを誘ったので、結果に残ったのが救いです。
そして、石川が戻ってきました。なぜ左サイドだったのかは謎ですが。強力攻撃陣をサイド突破されないように、と、いうことなのでしょうか。横山の復帰が見えませんので、貴重なディフェンス陣の補強です。
8/26(土)は、14時から厚別開幕戦。12位ベガルタ仙台との対戦。負けてはいけない場所で、負けてはいけないカード。自動降格ラインをはさんで、勝ち点差2の間に4チームがひしめいています。そろそろ3トップの本気が見たいです。
(21日 22:30)