CS(北海道コンサドーレ札幌)的日誌 2009/08/16号
長良川艶歌は俺達が唄う
FC岐阜 0-2 コンサドーレ札幌
得点者
- FC岐阜
- なくてよろし
- コンサドーレ札幌
- 前3分 ダニルソン
- 後29分 砂川
順位 | (第34節8/16現在) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
12 | FC岐阜 | 41 | 34 | 10 | 11 | 13 | 34 | 1.00 (14) | 46 | 1.35 (11) | -12 |
9 | コンサドーレ札幌 | 50 | 34 | 13 | 11 | 10 | 46 | 1.35 (9) | 40 | 1.18 (8) | 6 |
順位 | (第2クール) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
10 | FC岐阜 | 25 | 17 | 6 | 7 | 4 | 20 | 1.18 (11) | 21 | 1.24 (10) | -1 |
11 | コンサドーレ札幌 | 23 | 17 | 6 | 5 | 6 | 21 | 1.24 (10) | 19 | 1.12 (7) | 2 |
順位 | (後半戦) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
6 | FC岐阜 | 14 | 8 | 4 | 2 | 2 | 10 | 1.25 (12) | 10 | 1.25 (7) | 0 |
7 | コンサドーレ札幌 | 13 | 8 | 4 | 1 | 3 | 12 | 1.50 (7) | 9 | 1.13 (3) | 3 |
西 キリノ
(中山)(上原)
砂川 古田
宮澤 ダニルソン
(芳賀)
上里 石川 吉弘 西嶋
荒谷
sub:高原 ハファエル
ダニルソン重戦車。ピッチを縦横無尽に駆けめぐるブルドーザーだ。開始3分、ココで雌雄を決しました。中盤右寄りから古田とのワンツーで抜け出すと、ドリブルで強引に突破してシュート。この他にも何人も引きつけて突破してシュートしていました。早々に先制できたのがよかったですネ。
前節の4-1-4-1ではなく、宮澤とダニルソンとのダブルボランチ。FWはキリノと西が組んだ4-4-2で臨みました。相手の中盤がダイヤモンド型なので、プレスをかけやすくするためです。アタッカーに豹変したダニルソンは、2列目に下がってくる西と絡んで相手を脅かしつづけました。このダニルソンが上がってきたことは、警戒していても予測できなかったようです。
しかし、その副作用が出ました。ダニルソンが上がって出来たスペースを相手が利用し始めます。両サイドから仕掛けられ、相手のトップ下とFWが入り込んで高い位置で起点を作り出します。これで宮澤は守備に奔走することになり、ダニルソンとの距離が広がりました。35分を過ぎるとほぼワンサイドゲームになりました。中盤のミスが多かったようですが、サイドバックはフォローできなかったのでしょうか? 古田は長所をもっと伸ばしだいだけに、これからの課題です。後半もこの展開は変わらず。芳賀を入れて、ダニルソンを高い位置に置くようにしました。相手の詰めの甘さで、引いたところをシュートに至らせずに時間が進んでいきました。攻撃は押され気味になってからは、カウンター主体の攻撃になります。
後半25分ごろ、時計が19時半を指したとき、花火大会の本番がスタートしました。スタジアムには爆音が響き、煙りとゴミが舞います。これは、攻め込まれていた一瞬の隙を突く合図だったのでしょうか。カウンターから西のドリブル。パスに反応して砂川が抜け出し、フェイントでうまくボールコントロールしてから左足でシュートして追加点。その後は激しさを増す花火の爆音と、徐々にピッチを包んでいく火薬の煙と灰で、展開が変わりました。長良川全国花火大会、3万発の花火がごう音とともに打ち上げられると、そりゃ集中できませんなぁ。でも、2点リードなら互いに集中を欠いたシチュエーションなら充分でした。
それでも苦言をいわせろ
気になる点が二つ。古田の次節欠場と通算14枚目とリーグワーストの警告数のダニルソン。どちらも欠けると痛い。SBS杯国際ユース大会に出場するため欠場は致し方なく、依存度が低くなるよう普段からバリエーションを増やしていけばいいが、カードは防げるものもあるのではないのか。あと2枚で今季5度目の出場停止になる。一流であればあるほどカードをもらわなくなる。その点も期待したい。
(19日 02:00)