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2024年度J3 順位予想&分析

予想クラブ攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
1大宮アルディージャBCCCCDF
2松本山雅FCBCCDDEE
3FC今治CCCDEED
4ヴァンラーレ八戸DCCBEEE
5FC岐阜DCCCEEE
6カターレ富山DDCCEEE
7奈良クラブECDCFD
8カマタマーレ讃岐DCDCEEE
9ツエーゲン金沢DDDCEEE
10いわてグルージャ盛岡CDDDEEE
11FC大阪ECDDD
12AC長野パルセイロDDCCEEF
13ガイナーレ鳥取CDCEEE
14Y.S.C.C.横浜DDDCFEF
15アスルクラロ沼津DDDCEEF
16ギラヴァンツ北九州ECDCEEF
17FC琉球DEDCDEF
18SC相模原EDDCEEF
19福島ユナイテッドFCECDEEE
20テゲバジャーロ宮崎EEEDFEF
Cを及第点として、高い順に S A B C D E F で判定します。
攻撃、守備、選手層
昨季J1優勝クラブを基準に相対的に判定しています。
監督
実績・経験だけでなく、戦力に対する結果も手腕として考慮します。
売上高、トップチーム人件費
2022年度決算より、全60クラブを偏差値法で判定。(C 以上が全クラブの平均以上)
フロント
マネジメントの手際よさや迅速さだけでなく、売上高および成果に対するトップチーム人件費の費用対効果も考慮します。
2024年2月23日にポスト(@footballcs)した順位予想になります。
1-2位3-6位7-9位10-12位13-16位17-20位

今年から昇格プレーオフが新設され、J2昇格のチャンス拡大。12位あたりまでは大きな差がなく、11月になっても昇格の可能性があるチームが多く残っていそう。一方で、昇格争いと残留争いで二分化される可能性あり。下位は勝てない試合が続かないように、モチベーションを保ちたい。

1-2位 昇格がノルマ

2位以内に入って当然の体制が整う。

1位 大宮アルディージャ
23勝点 得点 失点 得失差
21 394211625370.88(20)711.69(21)-34
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
1BCCCCDF
監督:長澤徹
おもなin:杉本健勇、アルトゥールシルバ、濱田水輝、中野克哉、泉柊椰
おもなout:袴田裕太郎
杉本とシュヴィルツォクのツートップは強力。実力者を複数獲得し、主力の流出は袴田くらい。昨年よりも戦力はアップしている。

2位 松本山雅FC
23勝点 得点 失点 得失差
9 543815914511.34(7)471.24(9)4
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
2BCCDDEE
監督:霜田正浩
おもなin:浅川隼人、安藤翼、山本康裕、高橋祥平、馬渡和彰、高井和馬
おもなout:小松蓮、喜山康平、パウリーニョ、下川陽太
J3得点王の小松は抜けたが、2位の浅川を獲得。さらに安藤も獲得。J1から馬渡、高井、J2から山本、高橋らも加わって、言い訳のできない陣容が揃った。あとは、霜田監督、早川・加藤両コーチ、下條TDの手腕が問われる。

3-6位 昇格が目標

長所は昇格レベルだが、弱点も目立つ。

3位 FC今治
23勝点 得点 失点 得失差
4 5938161111541.42(5)421.11(5)12
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
3CCCDEED
監督:服部 年宏
おもなin:福森直也、日野友貴、トーマス・モスキオン、アンジェロッティ
おもなout:照山颯人、千葉寛汰
J3ベストイレブンに選ばれたDF照山が流出したが、同じくベストイレブンのMFマルクス・ヴィニシウスは残留。アンジェロッティとJFL得点王の日野友貴と組む攻撃陣は期待できる。ボランチはトーマスモスキオンが加わった。あとは守備力。昇格は現実的目標。

4位 ヴァンラーレ八戸
23勝点 得点 失点 得失差
7 5638151112491.29(8)471.24(9)2
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
4DCCBEEE
監督:石ア信弘
おもなin:安藤由翔、柳下大樹、雪江悠人
おもなout:姫野宥弥 、相田勇樹
姫野は電撃引退したが、カターレから石崎監督の秘蔵っ子DF柳下大樹とMF安藤由翔を獲得。 選手層は厚くなった。プレーオフ争いは現実的な目標。

5位 FC岐阜
23勝点 得点 失点 得失差
8 5438141212441.16(13)350.92(2)9
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
5DCCCEEE
監督:上野優作
おもなin:甲斐健太郎、石田崚真、新垣貴之、粟飯原尚平
おもなout:ンドカチャールス、村田透馬、窪田稜、宇賀神友弥
攻撃の中心3人抜けた。得点数が不足していただけにこの流出は痛い。リーグ2位の堅守は、DF甲斐が復帰し、GK茂木が残留。昨年より厚みを増している。

6位 カターレ富山
23勝点 得点 失点 得失差
3 623819514591.55(1)481.26(11)11
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
6DDCCEEE
監督:小田切道治
おもなin:河井陽介、川上優樹、松本孝平
おもなout:アルトゥールシルバ、高橋駿太、大野耀平、安藤由翔、柳下大樹、大畑隆也
リーグ最多得点からアルトゥールシルバ、高橋駿太、大野耀平が抜けた。その穴は埋まっていない。昇格を取りこぼした要因の失点数も、守備陣に大きな補強はなし。ほぼ昨季のメンバーで戦うことになり、相対的に戦力ダウンは避けられない。

7-9位 昇格争いが目標

最激戦区。紙一重の争いでプレーオフは手に届く範囲。

7位 奈良クラブ
23勝点 得点 失点 得失差
5 5738151211451.18(12)320.84(1)13
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
7ECDCFD
監督:フリアン・マリン・バサロ
おもなin:岡田優希、田村亮介、下川陽太、神垣陸、マルクヴィト
おもなout:浅川隼人、アルナウ
GKアルナウとFW浅川の流出、そしてはFW酒井達が大けがで今季絶望は痛い。岡田優希、田村亮介、下川陽太、神垣陸は実績あるが中盤。FWの新加入は、大卒の百田真登とタイ人のパトリックグスタフソンの若手2人にとどまった。フリアン監督が引き続き指揮を執る。最少失点の守備力を維持したい。

8位 カマタマーレ讃岐
23勝点 得点 失点 得失差
16 4438111116290.76(20)451.18(7)-16
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
8DCDCEEE
監督:米山篤志
おもなin:大野耀平、前川大河、吉田陣平
おもなout:川ア一輝、奈良坂巧
主力がほとんど残留。9月に育成型期限付き移籍して7試合で4ゴールを挙げたFW冨永がレンタル延長。高さの大野耀平、アタッカーの前川大河が加わった。上積みが期待できる。2年目の米山監督は守備と戦績を安定化。

9位 ツエーゲン金沢
23勝点 得点 失点 得失差
22 35429825410.98(18)701.67(20)-29
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
9DDDCEEE
監督:伊藤彰
おもなin:土信田悠生、西谷優希、大山啓輔
おもなout:林誠道、加藤潤也、藤村慶太
林誠道、加藤潤也の攻撃陣とボランチの藤村慶太が個人J2残留。西谷を獲得してボランチは大丈夫だか、攻撃陣は心もとない。伊藤彰新監督と渋谷コーチのタッグは手堅いチームを作る手腕あり。2年連続J2最多失点の守備力は立て直し急務。

10-12位 昇格争いをおもしろくすることが目標

監督の手腕と補強次第で、戦えるチームになれる。

10位 いわてグルージャ盛岡
23勝点 得点 失点 得失差
10 543815914481.26(9)491.29(15)-1
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
10CDDDEEE
監督:中三川 哲治
おもなin:大久保択生、新里涼、高橋峻希、都倉賢、深堀隼平
おもなout:田尻健、丹野研太、新保海鈴、田代真一、和田昌士、藤村怜、新保海鈴
キーパー2人を含めて、主力として活躍した面々が大量に流出。昇格プレーオフでビッグセーブを連発した大久保やトライアウトを経た都倉ら、実績のある選手を獲得して、戦える陣容にはなった。MFオタボー・ケネスら攻撃陣は揃ってきた。昇格争いへは守備陣次第。

11位 FC大阪
23勝点 得点 失点 得失差
11 5338141113411.08(16)381(3)3
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
11ECDDD
監督:大嶽直人
おもなin:重松健太郎、武颯、下澤悠太、芳賀日陽
おもなout:板倉洸
躍進立役者の志垣監督と秘蔵っ子板倉洸が共に流出。得点力不足に重松の加入はプラス。JFLからのDF坂本・MF久保・DF美馬、MF木匠など主力級は残留。大嶽新監督は攻撃サッカーを志向しているが、堅守を引き継げるかが浮上のカギになる。

12位 AC長野パルセイロ
23勝点 得点 失点 得失差
14 5038131114521.37(6)601.58(19)-8
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
12DDCCEEF
監督:木理己
おもなin:田尻健、田中康介、安藤一哉、古賀俊太郎、パク スビン、石井 光輝
おもなout:宮阪政樹 、山本大貴 、佐藤祐太、船橋勇真、音泉翔眞
主力の宮阪政樹 、山本大貴が引退。佐藤祐太、船橋勇真が流出。これだけで18得点を失っている。MFパク  スビン、MF安藤一哉、DF石井光輝は恩師を追って移籍。昨季途中から指揮を執った木監督がチーム再構築を目指す。

13-16位 余裕で残留が目標

最後までモチベーションを失うことなく戦いきりたい。

13位 ガイナーレ鳥取
23勝点 得点 失点 得失差
6 5638141410571.5(4)521.37(17)5
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
13CDCEEE
監督:林 健太郎
おもなin:二階堂正哉、金浦真樹、東出壮太、温井駿斗
おもなout:重松健太郎、田村亮介、鈴木順也、増谷幸祐、牛之M拓
主力級が何人も退団。18位から6位に引き上げた増本監督も契約満了。代わって獲得した選手は退団した主力よりも実績が乏しい。初采配の林監督も未知数。このクラブは初采配でもまずまずの成績を残した監督が多いのが救いか。

14位 Y.S.C.C.横浜
23勝点 得点 失点 得失差
12 5238141014481.26(9)501.32(16)-2
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
14DDDCFEF
監督:倉貫一毅
おもなin:ヴァンイヤーデン ショーン、奥村 晃司、大竹 優心
おもなout:佐藤 大樹、 二階堂 正哉、 古賀 俊太郎
流出されてしまうが、実績のある選手の確保が難しいのは例年通り。昨年のメンバーがほぼ残っているのが救い。選手の育成・ステップアップがよく見られる。

15位 アスルクラロ沼津
23勝点 得点 失点 得失差
13 513815617481.26(9)481.26(11)0
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
15DDDCEEF
監督:中山雅史
おもなin:グスタボ マルティニ リッシ
おもなout:ブラウンノア賢信
ブラウンノア賢信に代わるストライカーの補強はなし。主要メンバーの大半は残留したが、上積みになる補強はなかった。

16位 ギラヴァンツ北九州
23勝点 得点 失点 得失差
20 313871021330.87(18)451.18(7)-12
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
16ECDCEEF
監督:増本浩平
おもなin:大谷幸輝、喜山康平、牛之M拓、永井龍
おもなout:岡田優希、野瀬龍世、村松航太、前川大河
昨季途中から就任して、ガイナーレをV字回復させた増本新監督が就任。MF牛之M拓を引き連れてきた。FWFW永井龍と共に、岡田優希、野瀬龍世が抜けた攻撃陣をけん引して得点力不足を解消できるか。守備陣はほぼ残留し、目論見通り得点力アップできたらプレーオフ争いも見えてくる。

17-20位 最後に残留が目標

戦う態勢を整えられるか。

17位 FC琉球
23勝点 得点 失点 得失差
17 433812719431.13(15)611.61(20)-18
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
17DEDCDEF
監督:キン ジョンソン
おもなin:六反勇治、藤春廣輝、鈴木順也、増谷幸祐、佐藤祐太
おもなout:カルバハル 、中野克哉、柳貴博、清武功暉 、金崎夢生
入れ替わりは大きかった。J3優勝時のキム監督が復帰して昨季途中まで指揮した ガイナーレからDF鈴木とDF増谷を獲得。計算できる実力者を迎えている。ワースト失点の改善は急務。

18位 SC相模原
23勝点 得点 失点 得失差
18 413891415441.16(13)481.26(11)-4
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
18EDDCEEF
監督:戸田和幸
おもなin:三浦基瑛、田代真一、木彰人、長谷川雄志、岩上祐三、ブルーノ・サントス
おもなout:安藤翼、 東ジョン
主力で抜けたのは安藤くらい。DF加藤、大卒1年目のDF山下、サイドの綿引・橋本といった主力は残留。上積みになる補強ではなく、選手層を厚くした補強。昨年最下位から脱出すると、失点が減って敗戦が減ったチームに手ごたえがあるのだろう。長身フォワードのブルーノ・サントスが軸になると、浮上が見えてくる。

19位 福島ユナイテッドFC
23勝点 得点 失点 得失差
15 4738121115370.97(17)421.11(5)-5
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
19ECDEEE
監督:寺田 周平
おもなin:矢島 輝一、秋山 陽介、針谷 岳晃、山田 将之、加藤 匠人
おもなout:雪江悠人、田中康介、大武 峻
守備の中心の大武と、27試合で7ゴール4アシストFW雪江が契約満了。MF針谷やFW矢島が中心にならないと、得点力不足は解消できない。寺田新監督と関塚TDら、業務提携を結んだフロンターレの色が強くなった。守備力は維持したい。

20位 テゲバジャーロ宮崎
23勝点 得点 失点 得失差
19 393891217310.82(19)521.37(17)-21
24攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
20EEEDFEF
監督:大熊 裕司
おもなin:大武峻、楠大樹、阿野真拓
おもなout:下澤悠太、南野遥海、永田一真、山崎亮平 、石津大介
昨年30試合以上出場の6人のうち、JFL時代から在籍の右SB青山を除いて全員退団。経営権の譲渡が決定して、育成型のクラブへの転換。若手主体の補強になった。ずっと育成を手掛けた大熊裕司監督がまとめ上げればおもしろいが、未知数な要素が多い。

  1. 大宮アルディージャ
  2. 松本山雅FC
  3. FC今治
  4. ヴァンラーレ八戸
  5. FC岐阜
  6. カターレ富山
  7. 奈良クラブ
  8. カマタマーレ讃岐
  9. ツエーゲン金沢
  10. いわてグルージャ盛岡
  11. FC大阪
  12. AC長野パルセイロ
  13. ガイナーレ鳥取
  14. Y.S.C.C.横浜
  15. アスルクラロ沼津
  16. ギラヴァンツ北九州
  17. FC琉球
  18. SC相模原
  19. 福島ユナイテッドFC
  20. テゲバジャーロ宮崎
2024年2月23日にポスト(@footballcs)した
順位予想になります。
1-2位3-6位7-9位
10-12位13-16位17-20位