football 予想・投票室CS Tweet

2023年度J3順位予想&分析

  1. 鹿児島ユナイテッドFC
  2. AC長野パルセイロ
  3. FC今治
  4. 松本山雅FC
  5. カターレ富山
  6. 愛媛FC
  7. ヴァンラーレ八戸
  8. いわてグルージャ盛岡
  9. FC岐阜
  10. FC大阪
  11. 奈良クラブ
  12. ギラヴァンツ北九州
  13. テゲバジャーロ宮崎
  14. カマタマーレ讃岐
  15. FC琉球
  16. 福島ユナイテッドFC
  17. ガイナーレ鳥取
  18. Y.S.C.C.横浜
  19. アスルクラロ沼津
  20. SC相模原
2023年2月26日にツイート(@footballcs)した
順位予想になります。
1〜2位3〜6位7〜10位
11〜16位17〜20位

自動昇格枠2つ。3位から6位は今季から昇格プレーオフに参加可能で、J2昇格のチャンスが広がった。一方で下位2チームはJFLへの降格の可能性。降格対策を立てられたチームと、チーム構築で精一杯なチームで差がつくと思われる。関西の昇格2チームは、昨年のいわきFCのように、突き抜ける勢いがある。J3同士の引き抜きや下のカテゴリからの個人昇格、大卒ルーキーのブレイクが多いのも、このディヴィジョンの特徴。J2のように、上位同士、下位同士で僅差の争いが最終節まで繰り広げられそう。

1〜2位 自動昇格がノルマ

2位以内に入って当然の体制が整う。

1位 鹿児島ユナイテッドFC
攻撃守備選手層監督フロント
BBBBD
FW藤本が復帰。YS横浜からFW河辺を獲得。15得点有田が残留し、12得点米澤は復帰待ち。8得点ロメロ・フランクや中原も健在。主力がほぼ残留した上に上積みに成功。

2位 AC長野パルセイロ
攻撃守備選手層監督フロント
CCCCC
シュタルフチルドレンのFW進、MF音泉をはじめとして、DF/MFを中心に補強して、選手層アップ。CB大野は、禁断の松本山雅から移籍。愛媛FCから移籍のMF近藤は打開力がある。CFは山本大貴くらいで、ここは長年の弱点。

3〜6位 自動昇格が目標

長所は昇格レベルだが、弱点も目立つ。

3位 FC今治
攻撃守備選手層監督フロント
CCCCD
FWドゥドゥ獲得。12得点の中川、9得点のマルクス・ヴィニシウス健在で、得点力アップ。GKセランテスは、2019年と2020年にJ2時代の アビスパで圧倒的な存在感を発揮。

4位 松本山雅FC
攻撃守備選手層監督フロント
DCCCD
攻低守高の傾向はJ3でも変わらなかった。11ゴールで大ブレイクした高卒2年目の横山が流出。FWに渡邉千真と22歳のルーカス・ヒアンを獲得。大卒が5人入り、大卒1年目ながら大きな存在感を発揮したMF菊井が中心になる中に、MF喜山が復帰。守備陣はおおむね残留している。

5位 カターレ富山
攻撃守備選手層監督フロント
CDCDC
主力がほぼ残留。CB脇本が復帰。40歳GK柴崎貴を獲得したが、大卒4年目のGK齋藤和らの台頭が必須。ここ数年上位争いに加わりながら終盤に失速癖。昇格にはここ一番での勝負強さを出せるか。

6位 愛媛FC
攻撃守備選手層監督フロント
CDCCD
今年も大幅に入れ替わるが、若返りを進める。ユース卒MF曽根田が復帰。CB平岡など即戦力が多い。日本人選手のみで戦う。

7〜10位 昇格プレーオフが目標

監督の手腕と補強次第で、昇格を目指せるチームになれる。

7位 ヴァンラーレ八戸
攻撃守備選手層監督フロント
DCDBD
石崎新監督の秘蔵っ子ボランチ姫野をカターレから獲得。 鹿児島ユナイテッドからGK大西、パルセイロからFW宮本、 松本山雅からDF三ッ田、ガイナーレからMF妹尾ら、即戦力クラスをたくさん獲得して戦力アップに成功。得点力向上できれば、中位以上は可能。

8位 いわてグルージャ盛岡
攻撃守備選手層監督フロント
DCCDD
FWモレラト、FWブレンネル、MF中村太、DF牟田などJ2昇格に貢献した選手が契約満了。大卒1年目ながら目立った活躍を見せたMF奥山洋が引き抜かれて、DF戸根は鹿児島ユナイテッドFCに移籍。野澤大志ブランドンが抜けたGKは、田尻と丹野を獲得。CBに田代と李、SB新保と石田、ボランチに藤村と経験豊富な水野の補強はまずまず。ドドちゃんこと、献身的なFWドウグラス・オリヴェイラを獲得したが、得点力不足の解消にはあと一歩。

9位 FC岐阜
攻撃守備選手層監督フロント
CCCE
昨年の大型補強大失敗で、方針転換。1年目で32試合で16ゴールと孤軍奮闘したFW藤岡は残留。ベテラン勢ではFW田中順、MF柏木、DF宇賀神残留。DF藤谷やMF村田やFWンドカ・チャールスなども残留。大学生7人獲得したうえ、若手・中堅をたくさん獲得。 FC今治からGK茂木、カマタマーレからDF遠藤、SC相模原からMF川上は即戦力。上位を狙える質量になってきた。

10位 FC大阪
攻撃守備選手層監督フロント
CCCD
JFLでベストイレブンに選ばれたDF坂本・MF久保・DF美馬、7ゴールのFW今村とMF木匠など主力級の流出がゼロ。FWンダウ・ターラ、DF酒井匠、FW利根の3人はJFLから引き抜き。志垣監督と共にヴァンラーレからGK服部とDF板倉も移籍して、選手層が厚くなった。スピードを生かした突破が武器となるMF久保吏は要注目。

11〜16位 昇格争いと早期のJ3残留が目標

最後までモチベーションを失うことなく戦いきりたい。

11位 奈良クラブ
攻撃守備選手層監督フロント
CCCD
主力が全員残留し、サイドから崩す形を継続して挑む。FW浅川は16得点で得点王とMVP。J3通算28得点。2020年にはJFLの得点王FW酒井達を獲得。テゲバジャーロからスピードのあるサイドアタッカーのMF西田、愛媛FCで主力だった地元出身のDF鈴木大誠、SC相模原から180センチの大型ボランチのMF中島賢星を獲得。

12位 ギラヴァンツ北九州
攻撃守備選手層監督フロント
DCDCE
出入りは激しいが、即戦力を獲得。ヴァンラーレから大卒1年目ながら18試合で4ゴール4アシストと活躍したMF野瀬を獲得。テゲバジャーロで23試合で14ゴールと爆発したMF岡田優、 SC相模原からSB夛田も獲得した。2020年の躍進に大貢献したCB村松航が復帰。フィールドプレーヤーは全員在籍3年目以下。大卒6名を含めて田坂新監督が育成する。

13位 テゲバジャーロ宮崎
攻撃守備選手層監督フロント
DDDBE
主力が多数移籍。得点源の岡田(ギラヴァンツへ)、攻守の要のMF千布(鹿児島ユナイテッドへ)、J3最多の13アシストを記録したMF徳永裕(藤枝MYFCへ)、右SBのDF綿引(SC相模原へ)。愛媛FCから右SB西岡(愛媛FC)とV・ファーレンからFW山アを獲得したが、穴埋めには至らず。ガンバを残留に導いた松田新監督がチームを作れるか。

14位 カマタマーレ讃岐
攻撃守備選手層監督フロント
CCCE
降格を意識してか、即戦力クラスの選手をたくさん獲得。 YS横浜からDF宗近、FC琉球からDF金井、ホーリーホックからMF森勇人ら、Jからも補強。JFLで結果を残したFW森本ヒマンは24試合で14ゴール、FW赤星魁は28試合で10ゴール。昇格争いも狙える。

15位 FC琉球
攻撃守備選手層監督フロント
DDDC
降格をきっかけに若返りを進める。DFと中盤はほぼ総入れ替え。CB牟田以外の新加入は、全員24歳以下。昨年ヘッドコーチの倉貫新監督がチームを再構築することになる。

16位 福島ユナイテッドFC
攻撃守備選手層監督フロント
DDDCE
31試合で8ゴールを挙げたMF高橋、中盤の要のMF諸岡、左WBのレギュラーとして32試合で5ゴール4アシストを記録したMF橋本陸(SC相模原へ)、30試合で3ゴールのMF新井光(FC今治へ)といった主力が退団。サイドアタッカーの古林、ベテランMF宮崎を獲得したが、主力の補填は5人の大卒ルーキーになる。

17〜20位 J3残留が目標

戦う態勢を整えられるか。

17位 ガイナーレ鳥取
攻撃守備選手層監督フロント
CEDDE
SB石井、10番のMF世瀬、GK糸原、FW大久保を除くと、全員在籍3年目以下。有望株ならびに主力の流出が続く。カマタマーレからFW重松、鹿児島ユナイテッドからMF牛之濱、右SB田中、ボランチ普光院など経験のある選手を獲得。失点を少なくしたい。

18位 Y.S.C.C.横浜
攻撃守備選手層監督フロント
DEDCE
大学生7人加入ながらも、経験豊富なMF中里・MF小島も移籍し、選手層が厚くなった。星川監督は、昨年後半戦から指揮を執り最下位を脱出した。選手の育成・ステップアップがよく見られるチーム。

19位 アスルクラロ沼津
攻撃守備選手層監督フロント
EDEE
得点力不足だが、FWの補強は大卒2人を含めて4人とも22歳以下。他のポジションもJでの実力者を獲得できず。降格回避が現実的目標。中山雅史新監督。

20位 SC相模原
攻撃守備選手層監督フロント
EEEE
大卒9人、下のカテゴリから5人獲得した一方、ベテランを含む24人が退団。戸田和幸新監督が就任し、DeNAの傘下になり、選手も大半が入れ替わるので全く新しいチームになる。GK竹重とMF安藤が在籍3年目で、あとは全員2年目以下。ボランチと左SBをこなす田中陸が主軸になれるか。不確定な要素が多く、シーズンが始まらないと見えてこない。