2021年 J1年間順位予想&分析
- 鹿島アントラーズ
- 川崎フロンターレ
- FC東京
- 名古屋グランパス
- サンフレッチェ広島
- ガンバ大阪
- 横浜F・マリノス
- 柏レイソル
- 北海道コンサドーレ札幌
- 清水エスパルス
- 浦和レッズ
- ヴィッセル神戸
- セレッソ大阪
- 横浜FC
- サガン鳥栖
- 大分トリニータ
- 徳島ヴォルティス
- アビスパ福岡
- ベガルタ仙台
- 湘南ベルマーレ
- 2021年2月20日にツイート(@footballcs)した
- 順位予想になります。
- 1-5位|6-10位| 11-14位|15-20位
過去最多20チームで争う。東京五輪で中断する影響もあり、開幕から3カ月間で1チームが戦う公式戦は計23試合という過密日程。昨年のACL本戦出場チームは、6位以下に沈んだ。下位は恐怖の4チーム自動降格が待っている。2桁順位に予想したチームは、勝ち点をひとつでも拾える負けない戦いをしたい。
1〜5位 優勝・ACL出場がノルマ
最後まで優勝を争って当然の戦力を有する。
- 1位 鹿島アントラーズ
攻撃 守備 選手層 監督 フロント A A A B A - 世代交代が順調で、昨年は開幕4連敗でスタートしたものの、後半から上昇基調。各ポジションに穴はない。エヴェラウドと上田の得点力は驚異。ACLがなく、日程的に有利な状況も後押し。
- 2位 川崎フロンターレ
攻撃 守備 選手層 監督 フロント A A A A B - アビスパからFW遠野、トリニータからFW知念が復帰して、得点力はさらに強化。不動のアンカーだった守田の海外移籍には、シミッチ、小塚、塚川を補強。ACLで昨年よりも過密日程で、十分な選手層はあるものの疲労が心配。昨年のような圧倒的独走は望めない。
- 3位 FC東京
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B A B A A - 主力の流出は一切なし。中盤はアンカーとしてレッズから青木拓矢を獲得して、更に厚くなる。ACLがなく、日程的に有利。
- 4位 名古屋グランパス
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B A A B B - FW柿谷、MF斎藤学だけでなく、ボランチ長澤、両サイドをこなせる森下、CBとボランチをこなせる木本を獲得。プラスになる補強はできた。ボランチがやや手薄なのは、過密日程では気がかり。
- 5位 サンフレッチェ広島
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B A B B B - リーグ3位の15ゴールを決めたレアンドロ・ペレイラが抜けて、13ゴールのジュニオール・サントスが入る。中盤・守備陣に大きな変動はなく、堅守は健在。
6〜10位 ACL出場が目標
優勝を争うには決め手を欠く。
- 6位 ガンバ大阪
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B B B B B - FWにレアンドロ・ペレイラとチアゴ・アウベスを獲得。GK東口を中心に守備は年々向上。中盤とSBはやや手薄。ACLで過密日程になるが、スロースターターを返上したい。
- 7位 横浜F・マリノス
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B C B B B - 昨季チーム得点王(13ゴールずつ)の、ジュニオール・サントスとエリキが抜けたのは痛い。一昨年の優勝メンバーはほとんど残っているが、浮沈は仲川の復活次第か。
- 8位 柏レイソル
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C C B A B - オルンガ移籍。ロングカウンターからの戦術転換は避けられない。呉屋、クリスティアーノ、江坂、瀬川と、変更に耐えうるアタッカーは揃っている。
- 9位 北海道コンサドーレ札幌
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B C B A C - オールコート・マンツーマン・プレッシングを継続。補強で選手層を強化。
- 10位 清水エスパルス
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C B C B C - ロティーナ監督就任。GK権田、愛弟子DF片山瑛一、CB鈴木義宜、SBもこなせるDF原 輝綺を獲得して、失点ワーストの強化期待できる。FWにギラヴァンツの躍進立役者のディサロ燦シルヴァーノが加わる。
11〜14位 混戦の残留争いから抜け出して上位を目指すことが目標
歯車が狂うと降格圏が怖い。
- 11位 浦和レッズ
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C C C B B - リカルド・ロドリゲス新監督就任で再構築。時間がかかるので、腰を据えられるか。中盤センターから、長澤とエヴェルトン、さらに柏木が抜けて、金子大毅をベルマーレから獲得。SBに西大伍、MFに田中達也、栃木SCの躍進に貢献した明本考浩、FC琉球から小泉佳穂を獲得。入れ替わりが多く、序盤から低迷しないようにしたい。
- 12位 ヴィッセル神戸
攻撃 守備 選手層 監督 フロント B D C C B - FWリンコンのフィットに期待をかけるが入国未定。SB西とDFダンクレーの移籍は痛い。豪華な攻撃陣に比べて、守備陣は手薄。なにより、今年も監督交代にならないようにしたい。
- 13位 セレッソ大阪
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C C C C C - 守備の軸であるCBマテイ・ヨニッチと、CBとボランチをハイレベルにこなす木本が抜けたのは痛い。ダンクレーを緊急補強。クルピ監督は若手の育成と攻撃力向上に長けるが、2年間の長所の堅守が崩れると、ACLでさらに日程が過密になるだけにチーム崩壊の危険性も。
- 14位 横浜FC
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C C C C C - FW陣をほぼ入れ替え。伊藤翔、渡邉千真、クレーベ、ジャーメイン良獲得で、厚くなった。中盤も小川慶治朗と高橋秀人が加わって、プラスの補強は成功している。
15〜20位 最後に残留が目標
開幕前時点ではチーム力が劣る。
- 15位 サガン鳥栖
攻撃 守備 選手層 監督 フロント D C C C D - MF原川力、MF原輝綺、DF森下龍矢らが移籍した穴は大きい。ボール保持がベースの能動的な戦い方のキム・ミョンヒ監督は、昨年の様に大卒ルーキーやユースからの若手に期待をかける。
- 16位 大分トリニータ
攻撃 守備 選手層 監督 フロント D C D B D - 各ポジション主力流出。CB坂、ボランチ下田、FW長沢が入ったが、収支はダウン。6年目の片野坂監督でもビルドアップの再構築は苦心するであろう。
- 17位 徳島ヴォルティス
攻撃 守備 選手層 監督 フロント C C D ? C - ヴェルディから藤田譲瑠チマ、フロンターレからU-20日本代表のFW宮代大聖を獲得。主力が残留したが、ポヤトス新監督が開幕戦に来日できないのは厳しい。
- 18位 アビスパ福岡
攻撃 守備 選手層 監督 フロント D C D C D - DFは昨年の主力が残留した上に、横浜FCから志知孝明、サガンから宮 大樹、アントラーズから奈良竜樹を獲得。攻撃陣はトリニータからの渡 大生が目立った補強で、J2で10位の得点力アップには不足。長谷部監督がまとめ上げてきたが、苦戦は必至。5年周期のジンクスを破りたい。
- 19位 ベガルタ仙台
攻撃 守備 選手層 監督 フロント D D D B D - 横浜FCからFW皆川佑介、ジュビロからMF上原力也、グランパスからMF秋山陽介、レッズからMFマルティノス獲得。補強は悪くないが、相対的に不足は否めない。特にFWとSBは質量とも劣る。8シーズンぶり復帰の手倉森監督でも厳しい戦いを強いられる。
- 20位 湘南ベルマーレ
攻撃 守備 選手層 監督 フロント D D D C C - 深刻だった攻撃力不足には、ウェリントンが7年ぶりに復帰。ギラヴァンツから町野修斗加入した。センターラインの主力が抜けたが、代わるプラスの補強は感じられない。