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2025年度J3 順位予想&分析

予想クラブ攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
1鹿児島ユナイテッドFCCCCDBCE
2FC岐阜CDCCBAE
3栃木シティDCDCD
4ギラヴァンツ北九州ECCCBBD
5栃木SCDCDBABF
6松本山雅FCCDCDSSE
7福島ユナイテッドFCCDDCEEE
8FC大阪DCDCDEE
9SC相模原DDCCDCE
10ヴァンラーレ八戸EDDBDED
11テゲバジャーロ宮崎CDCCFEF
12カマタマーレ讃岐DCCCEEF
13ザスパ群馬CDCBBD
14ツエーゲン金沢CDDCBAF
15ガイナーレ鳥取DEDCDEE
16奈良クラブCEDCEDF
17アスルクラロ沼津DDECDDE
18高知ユナイテッドSCDDDDF
19FC琉球CDDDBF
20AC長野パルセイロDEDCDF
Cを及第点として、高い順に S A B C D E F で判定します。
攻撃、守備、選手層
昨季J1優勝クラブを基準に相対的に判定しています。
監督
実績・経験だけでなく、戦力に対する結果も手腕として考慮します。
売上高、トップチーム人件費
2023年度決算より、20クラブを偏差値法で判定。(C 以上がJ3クラブの平均以上)
フロント
マネジメントの手際よさや迅速さだけでなく、売上高および成果に対するトップチーム人件費の費用対効果も考慮します。
2025年2月14日にポスト(@footballcs)した順位予想になります。
1-2位3-6位7-9位10-12位13-16位17-20位

本命はない。突出した戦力のチームはなく、昇格プレーオフだけでなく2位以内も最後数試合まで多くのチームにのチャンスがあると予想する。
JFLから昇格した2チームは、旋風を巻き起こす可能性が大きい。昇格に貢献した主力を引き留めた上に、上積みに成功した。サプライスがあっても不思議ではない。
下位も降格候補の筆頭はない。昨年、育成力のあるチームは、夏以降に浮上した。チームに潜在能力があるかないかで浮沈が別れそう。
サバイバルを賭けた戦いが始まる。はい上がるところ、生き残るところ、天国と地獄、どちらを見ることになるのか。

1-2位 昇格がノルマ

2位以内に入って当然の体制が整う。

1位 鹿児島ユナイテッドFC
24勝点 得点 失点 得失差
19 30387922350.92(17)591.55(17)-24
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
1CCCDBCE
監督:相馬直樹
おもなin:GK山内康太、DFヘナン、DF杉井颯、DF相馬丞、MF吉尾虹樹、MFジョアオ、FWアンジェロッティ、FW近藤慶一
おもなout:GK泉森涼太、DF戸根一誓、DF岡本將成、DF外山凌、MF田中渉、MF五領淳樹、MF木村祐志、MF中原秀人、FW藤本憲明、FW有田光希、FW端戸仁
大きく入れ替わったが、右SB渡邉、ボランチ稲葉、MF米澤は残留。CBヘナン、FWアンジェロッテイ、AC長野パルセイロで34試合に出場した左SB杉井を完全移籍で獲得。軸になる選手は揃っている。
GM兼任の相馬新監督が、若い選手を育成できる時間が取れるのかどうかは疑問。1年でのJ2復帰に向けた不安材料はこの点にある。

2位 FC岐阜
24勝点 得点 失点 得失差
8 533815815641.68(2)561.47(15)8
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
2CDCCBAE
監督:大島 康明
おもなin:GKセランテス、DF外山凌、MF泉澤仁、MF山田直輝、FW佐々木快、FWオウイエ・ウイリアム
おもなout:MF庄司悦大、MF川上竜、FW藤岡浩介
センターラインを強化。 FC今治からGKセランテス、大宮アルディージャからMF泉澤仁、湘南ベルマーレからMF山田直輝、ヴァンラーレ八戸で10得点のFW佐々木快をそれぞれ獲得。J3得点王のFW藤岡浩介が抜けたが、ある程度カバーできる。
昨年は好不調の波が大きかった。一昨年リーグ2位の堅守を取り戻せば、プレーオフ圏内だけでなく自動昇格も見えてくる。

3-6位 昇格が目標

長所は昇格レベルだが、弱点も目立つ。

3位 栃木シティ
24勝点 得点 失点 得失差
1 64301974662.2(0)351.17(0)31
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
3DCDCD
監督:今矢直城
おもなin:DFマテイ・ヨニッチ、FWタオフィック・ジブリル、MF加藤・カレッティ・丈、DF乾貴哉、MF森俊貴、FW都倉賢
おもなout:MF丹羽一陽 、FW山村佑樹
JFLでリーグトップの66得点。主力がほぼ残留。FW吉田篤志は12得点でJFLのMVP。FW藤原拓海10得点。FW田中パウロ淳一も6得点。
これに加えて、シルエットで、新戦力の加入のリリース予告で加入したのが DFマテイ・ヨニッチ。FW都倉賢、ギラヴァンツ北九州の超大型左SBの乾貴哉の2人のを獲得だけでもインパクトがあるが、同県のライバルクラブの栃木SCから10番のMF森俊貴を引き抜いた。栃木ダービーが熱くなるのはもちろん、順位が上になっても不思議ではない。

4位 ギラヴァンツ北九州
24勝点 得点 失点 得失差
7 5638151112411.08(17)391.03(5)2
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
4ECCCBBD
監督:増本浩平
おもなin:DF星広太、DF坂本稀吏也、DF東廉太、MF木實快斗、MF河辺駿太郎、MF町田也真人、MF樺山諒乃介
おもなout:DF乾貴哉、DF工藤孝太、MF藤原健介
主力で抜けたのは、栃木シティへ移籍したSB乾とジュビロ磐田へ戻ったMF藤原くらい。FW永井龍、MF牛之濱拓、MF岡野凜平、DF杉山耕二、GK田中悠也など主力のほとんどは残留した。
DF東廉太、MF木實快斗といった若手の有望株を育成型期限付き移籍で獲得できた。得点力次第でプレーオフ圏内は十分に可能。増本監督の手腕に注目。

5位 栃木SC
24勝点 得点 失点 得失差
18 343871318330.87(18)571.5(14)-24
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
5DCDBABF
監督:小林伸二
おもなin:DF高橋秀典、MF堀内陽太、FW菅原龍之助、FW五十嵐太陽、FW棚橋尭士
おもなout:DF藤谷匠、DF福島隼斗、MF大森渚生、MF森俊貴、FW奥田晃也、MF石田凌太郎、FW南野遥海、FW大島康樹、FW宮崎鴻
主力が大量に移籍していったが、計算できる守備陣は、GK丹野、CBラファエル、CB平松が残留した。新加入は大卒6名の他は、8名全員期限付き移籍。
昨年は6連敗を含む、3月末からの14試合未勝利で沈んだ。大量失点よりも惜敗で落とした試合が多かった。経験値の少ない選手を経験豊富な小林監督がまとめ上げたら、昇格戦線に加わってくる。

6位 松本山雅FC
24勝点 得点 失点 得失差
4 6038161210611.61(5)451.18(8)16
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
6CDCDSSE
監督:早川知伸
おもなin:DFチアゴ・サンタナ、DF小川大貴、DF本間ジャスティン、MF大橋尚志
おもなout:GK村山智彦、DF常田克人、MF米原秀亮
昨年の大型補強のFW浅川、FW安藤、ボランチ山本、CB高橋を中心に、主力のほとんどが残留。ボランチのMF大橋尚志、ベテランSBのDF小川大貴、188cmの大型CBのDFチアゴ・サンタナら弱点を補強した。
昇格プレーオフで、2-0からアディショナルタイムに追いつかれた悔しさを今年にぶつける。弱点はGKとCBか。昨年コーチとして悔しさを知る早川新監督の手腕が問われる。

7-9位 昇格争いが目標

最激戦区。紙一重の争いでプレーオフは手に届く範囲。

7位 福島ユナイテッドFC
24勝点 得点 失点 得失差
5 593818515641.68(2)491.29(10)15
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
7CDDCEEE
監督:寺田 周平
おもなin:DF藤谷匠、DF安在達弥
おもなout:MF大森博、MF大関友翔、FW塩浜遼
16得点FW塩浜遼と8得点MF大関友翔は引き抜かれたが、8得点MF森晃太と7得点FW樋口寛規は残った。FWは清水と城定もおり、今年も得点力は期待できる。
守備陣は、栃木SCからCB藤谷匠、 アスルクラロ沼津で3年連続全試合出場の右SB安在達弥を獲得。3失点以上が7試合あり、昇格に向けては守備力の向上が必須。

8位 FC大阪
24勝点 得点 失点 得失差
6 5838151310431.13(15)310.82(1)12
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
8DCDCDEE
監督:大嶽直人
おもなin:DF黒崎隼人、DF山下諒時、DF橋本陸、MF川上竜、MF佐藤諒、MF住田将、FW和田育、FW松本孝平
おもなout:GK永井建成 、MF下澤悠太、FW古川大悟
7得点の古川が抜けたが、アスルクラロ沼津で11ゴールを挙げたFW和田育を獲得して穴は埋まった。 SC相模原からCBF山下諒時と左SB橋本陸を、ボランチにFC岐阜からMF川上竜を獲得して、守備陣の層を強化。
主力の多くは残留したが、絶対的存在のGK永井が移籍。堅守を引き継げるか、大きなポイントになる。

9位 SC相模原
24勝点 得点 失点 得失差
9 5338141113411.08(17)411.08(6)0
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
9DDCCDCE
監督:シュタルフ悠紀リヒャルト
おもなin:GKバウマン、DFピトリック、DF常田克人、DF中塩大貴、DF河野諒祐、MF高井和馬、MF島川俊郎、MFモゥローン、FWラファエル・フルタード
おもなout:DF山下諒時、MF牧山晃政、MF伊藤恵亮、MF橋本陸
即戦力は、 松本山雅FCCB常田克人をザスパ群馬からSB中塩大貴を獲得。ドミニカ共和国代表GKバウマンを含めて、守備力を強化。このほか外国籍選手を3人迎え入れた。
主力ではDF山下諒時とDF橋本陸がFC大阪へ、MF伊藤恵亮が長野パルセイロへ移籍。選手層は厚くなったが絶対的な選手がいないため、獲得した選手の活躍に浮沈がかかっている。

10-12位 昇格争いをおもしろくすることが目標

監督の手腕と補強次第で、戦えるチームになれる。

10位 ヴァンラーレ八戸
24勝点 得点 失点 得失差
11 5238131312441.16(13)421.11(7)2
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
10EDDBDED
監督:石ア信弘
おもなin:DF白井達也、MF脇坂崚平、FWピーダーセン世穏、FW澤上竜二
おもなout:DF藤嵜智貴、MF山内陸、FW前澤甲気 、FW佐々木快
得点力不足に悩むチームから、10得点のFW佐々木快と3得点のFW前澤甲気 が抜けた。YS横浜から4得点のMF脇坂崚平と2得点のFWピーダーセン世穏、さらに福島ユナイテッドから2得点のFW澤上竜二を獲得した。
GK大西を中心とする加藤慎太郎、近石哲平、雪江悠人、柳下大樹ら守備陣の主力は残留。大崩れはないだろう。

11位 テゲバジャーロ宮崎
24勝点 得点 失点 得失差
15 4638121016461.21(11)501.32(11)-4
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
11CDCCFEF
監督:大熊 裕司
おもなin:DF下川陽太、MF下澤悠太、MF奥村晃司、FW松本・ケン・チザンガ
おもなout:DF辻岡佑真、MF遠藤光 、FW武颯
6月から8月にかけての6連敗で19位に沈んだ後は、10試合連続無敗。そして主力がほぼ残留なのは奇跡。J3屈指の左SBのDF下川陽太を奈良クラブから獲得して、YS横浜で35試合で8ゴール3アシストのMF奥村晃司も獲得。
12ゴール9アシストとブレイクしたFW橋本啓吾、6得点の吉澤柊、正キーパーのGK青木心、守備の中心DF黒木謙吾など、流出してもおかしくない選手はほぼ残留した。完全移籍への移行などで、チーム力は強化され、1桁順位を狙える位置にいる。

12位 カマタマーレ讃岐
24勝点 得点 失点 得失差
16 4338101315481.26(10)521.37(12)-4
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
12DCCCEEF
監督:米山篤志
おもなin:DF井林章、DF宮市剛、MF河上将平、MF柳雄太郎、FW後藤優介、FWドゥンガ、FWエドゥアルド
おもなout:DF西野奨太、DF奥田雄大、MF下川太陽、MF吉田源太郎
流出したポジションを補填し、さらに全般的な選手層は厚くなった。。CBに鹿児島ユナイテッドから井林章、アスルクラロ沼津から附木雄也、いわてグルージャ盛岡から宮市剛と主力を獲得。左サイドMF吉田源太郎の穴は、若手のFW上野輝人とDF藤井葉大が争う。
モンテディオ山形のFW後藤優介も獲得して、得点力を強化。昨年は開幕12戦未勝利最下位から、夏場には5連勝。最後は青息吐息だったが、15位は見事。4失点3回、3失点2回と不安定な戦いぶりを克服すれば昇格争いが見えてくる。

13-16位 余裕で残留が目標

最後までモチベーションを失うことなく戦いきりたい。

13位 ザスパ群馬
24勝点 得点 失点 得失差
20 18383926240.63(20)621.63(18)-38
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
13CDCBBD
監督:沖田優
おもなin:DF小柳達司、MF加々美登生、MF山内陸、MF西村恭史、FW田中翔太、FW青木翔大
おもなout:GK櫛引政敏 、DF中塩大貴、DF酒井崇一、MF川上エドオジョン智慧、MF天笠泰輝、MF和田昌士 、MF細貝萌 、FW佐藤亮
ガイナーレ鳥取で8得点のFW田中翔太、ブラウブリッツ秋田で4得点のFW青木翔大、いわてグルージャ盛岡で2得点のMF加々美登生、ヴァンラーレ八戸で全試合出場のMF山内陸、長野パルセイロで35試合出場のMF西村恭史、は即戦力。得点力アップを見込める。
攻撃陣は即戦力クラスを多数獲得できたが、DFは高卒・大卒の3名のみ。沖田新監督がミシャに倣ったとは思えないが、昨年のからのメンバーが残ったとはいえ、質量ともに不足しているのは、J2復帰に向けた弱点になりうる。

14位 ツエーゲン金沢
24勝点 得点 失点 得失差
12 5038131114501.32(8)521.37(12)-2
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
14CDDCBAF
監督:伊藤彰
おもなin:DF松本大輔、FWパトリック、FW 大澤朋也
おもなout:DF井上竜太、MF梶浦勇輝、FWマリソン 、FW豊田陽平
流出はCB井上竜太とMF梶浦勇輝くらい。昨夏にMF西谷和希、MF熊谷アンドリュー、FW田口裕也、DF平智広を獲得し、主力の多くが残留。新加入3選手は実績充分。FWパトリックは37歳になるが、ここ5年間でもJ1で計42ゴール」を奪っい、J3レベルではない。
伊藤彰監督は、一昨年J2時代に失点数ワーストクラスのチームを、徐々に立て直していった。

15位 ガイナーレ鳥取
24勝点 得点 失点 得失差
13 503814816491.29(9)651.71(19)-16
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
15DEDCDEE
監督:林 健太郎
おもなin:DF大嶋春樹、FW吉田伊吹、FW半田航也、FW棚田遼、FWダッジィ
おもなout:MF高柳郁弥、MF長谷川アーリアジャスール、FW尾流星、FW松木駿之介、FW田中翔太
11得点のFW松木駿之介が藤枝MYFCへ、8得点のFW田中翔太ザスパ群馬へ移籍していった。 ブラウブリッツ秋田から獲得したFW吉田伊吹が1トップの候補。
3バックの金浦、二階堂、温井、ボランチの普光院と曽我、左MF小澤といった、多くの主軸が残留。 YS横浜で29試合出場したDF大嶋春樹は、選手層を厚くする補強になった。昨年は6月の4連敗後、後半は躍進。ワースト2位の失点を立て直したい。

16位 奈良クラブ
24勝点 得点 失点 得失差
17 393871813431.13(15)561.47(15)-13
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
16CEDCEDF
監督:中田一三
おもなin:DF奥田雄大、DF中山雅斗、DFタワットチャイ、DFチャナパット、FW田村 翔太
おもなout:DF下川 陽太、MF西田恵 、FW松本ケンチザンガ、FWパトリックグスタフソン
16ゴールのMF岡田優希が残留。一昨年9得点で全治10か月のケガから終盤に復活したFW酒井達磨の攻撃陣に、JFLヴィアティン三重で3シーズンで32得点のFW田村翔太が加わった。一昨年の浅川のような活躍を期待できる。
課題が守備力なのは明白。 カマタマーレ讃岐からDF奥田雄大はCBとSB両方こなせる。左SB中山雅斗はJFLソニー仙台で24試合出場。タイ人の若手2人がどこまで通用するか。

17-20位 最後に残留が目標

戦う態勢を整えられるか。

17位 アスルクラロ沼津
24勝点 得点 失点 得失差
10 523815716531.39(7)461.21(9)7
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
17DDECDDE
監督:中山雅史
おもなin:GK山田晃士 、DF三原秀真、FWウェベルトン、FW鈴木 輪太朗イブラヒーム
おもなout:DF安在達弥、DF附木雄也、DF濱託巳、MF持井響太、FW津久井匠海、FW和田育
移籍してきた4人は合計10試合262分出場。そのほか6人が大卒。一方で主力の流出が相次いだ。特に、DF附木雄也が カマタマーレ讃岐へ、3年連続全試合出場の右SB安在達弥が福島ユナイテッドへ、11得点のFW 和田 育がFC大阪へと、同一カテゴリへ移籍した。
FW川又、FW斎藤学のベテランとMF森夢真がけん引する攻撃力はあるが、津久井らが抜けて層が薄くなった。2位だった24節以降は、2勝3分け9敗と急降下。失点数が増えて複数得点が取れなくなった。若手のブレイクなしでは苦戦は免れない。

18位 高知ユナイテッドSC
24勝点 得点 失点 得失差
2 55301677361.2(0)220.73(0)14
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
18DDDDF
監督:秋田豊
おもなin:MF工藤真人、MF須藤直輝
おもなout:MF樋口叶
高速カウンターで36得点22失点。8得点チーム得点王のFW小林心、6得点のFW東家。JFLベストイレブンで入れ替え戦第1戦の同点弾MF上月など、攻撃の中心は軒並み残留。
GK大杉、DF小林大智、DF田辺、DF宇田の3バックが堅守を支えた。秋田監督は残留という単純明快なミッションを求められる。

19位 FC琉球
24勝点 得点 失点 得失差
14 4738121115451.18(12)541.42(14)-9
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
19CDDDBF
監督:平川忠亮
おもなin:GK佐藤久弥、DF大和優槻、MF永井颯太、MF永長鷹虎、MF曽田一騎、MF茂木駿佑、FW佐藤末勇、FWワッド モハメッド サディキ
おもなout:GK東ジョン、GK六反勇治、DF森侑里、DF上原牧人、MF岡澤昂星、FW重松健太郎
8月終わりには8位と健闘したが、9月に入ると得点が取れなくなり失速。12得点のFW富所を軸にして、若手ストライカーのFW佐藤末勇、187センチのFWワッド・モハメッド・サディキ、一昨年愛媛FCで10アシストを記録してJ3のベスト11に選ばれたMF茂木駿佑を獲得して、攻撃力はアップした。
一方で、4人総入れ替えのGKと34試合出場のDF森侑里と37試合出場のMF岡澤昂星が抜けた最終ライン・中盤は不安材料。昨年のように、まずは得点力でスタートしたい。

20位 AC長野パルセイロ
24勝点 得点 失点 得失差
18 373871615441.16(13)571.5(17)-13
25攻撃守備選手層監督売上高トップチーム人件費フロント
20DEDCDF
監督:藤本主税
おもなin:MF伊藤恵亮、 MF藤川虎太朗、MF樋口叶
おもなout:DF杉井颯、DF黒石貴哉、MF西村恭史、MF高橋耕平
13得点のFW浮田が得点を取れなくなって失速。8月の勝利を最後に、14試合ノーゴール&未勝利でシーズンを終えた。ジュビロ磐田からMF藤川虎太朗 SC相模原でチームトップの5得点MF伊藤恵亮、高知ユナイテッドで3ゴールのMF樋口叶加入して、得点力強化のめどは立った。
一方で、流出した主力の穴埋めはできなかった。鹿児島ユナイテッドへ移籍したDF杉井颯、愛媛FCへ移籍したDF黒石貴哉、ザスパ群馬へ移籍したボランチMF西村恭史。初采配の藤本主税監督がどのようにチームを作っていくか。

  1. 鹿児島ユナイテッドFC
  2. FC岐阜
  3. 栃木シティ
  4. ギラヴァンツ北九州
  5. 栃木SC
  6. 松本山雅FC
  7. 福島ユナイテッドFC
  8. FC大阪
  9. SC相模原
  10. ヴァンラーレ八戸
  11. テゲバジャーロ宮崎
  12. カマタマーレ讃岐
  13. ザスパ群馬
  14. ツエーゲン金沢
  15. ガイナーレ鳥取
  16. 奈良クラブ
  17. アスルクラロ沼津
  18. 高知ユナイテッドSC
  19. FC琉球
  20. AC長野パルセイロ
2025年2月14日にポスト(@footballcs)した
順位予想になります。
1-2位3-6位7-9位
10-12位13-16位17-20位