2009年度J1順位予想&分析
- 鹿島アントラーズ
- 浦和レッズ
- ガンバ大阪
- 川崎フロンターレ
- FC東京
- 名古屋グランパス
- 京都サンガF.C.
- 清水エスパルス
- 大分トリニータ
- 柏レイソル
- アルビレックス新潟
- ジェフユナイテッド千葉
- ヴィッセル神戸
- 大宮アルディージャ
- ジュビロ磐田
- 横浜 F・マリノス
- サンフレッチェ広島
- モンテディオ山形
1〜4位 三連覇を阻むチームは出てくるのか
ACLの有無と選手層に目が行きがちだが、最後には数字に表れない総合力が決するだろう。
- 鹿島アントラーズ
- 強力な4バック、中盤の選手の質・量の高さ、豊富なFW陣。どれを取っても盤石。勝者のメンタリティを感じる。マンネリ防止と中長期を見据えて若手が入り刺激を与える。不安は疲労とけが人。
- 浦和レッズ
- 高原が復調し、赤星とユース昇格組がカンフル剤になる。ACLがない。 昨年は対戦チームではなく、内なる敵と戦っていた。三都主目処たたない左SBは不安。
- ガンバ大阪
- FWチョ・ジェジン、FWレアンドロ、DF高木の加入は最強布陣だが、遠藤の勤続疲労が心配。選手層そのものは厚いが、遠藤がいるのといないのではクオリティが違う。依存度が高いと、昨年のように一気に停滞しかねない。天皇杯でACL出場権を獲得した後の、燃え尽き症候群も心配。
- 川崎フロンターレ
- 矢島加入よりも、関塚監督復帰が最大の補強。攻撃陣魅力だが、DF陣補強薄い。中村・谷口の代えが利かなく、ACLとの両立はしんどい。
5〜8位 優勝争いを狙う
長所は魅力的だが、選手層が薄い、守備が弱いなど、抜け出せない要素がある。年間通して戦い抜けられるか。
- FC東京
- 昨年からのムービングフットボール継続。平松が入ったが、CBの層薄さは解決していない。今野と中村北斗を適所で使いたい。
- 名古屋グランパス
- ダヴィと田中隼磨の加入でサイド攻撃に磨きがかかる。SBと小川のサイド攻撃が健在なら昨年以上。しかし、中盤と左SBの選手層薄く、ACLとの両立困難。
- 京都サンガF.C.
- MFディエゴとFW豊田を獲得し、パウリーニョケガから復帰。柳沢ひとり孤立無援はなくなる。チームリーダーは誰だ?いまだにシジクレイ? 移籍頼みで若手がいない。
- 清水エスパルス
- 得点力不足に、岡崎のパートナーにヨンセンを獲得したが、矢島がout。むしろDF高木を放出したことがトータルでむしろマイナス。
9〜12位 上位狙いと残留争い
うまく行けば優勝争い割って入れるが、つまずくと残留争いに。油断するとこの中から降格チームが出てくるかも。
- 大分トリニータ
- 重傷の深谷の穴を坪内が埋められるか? ボランチとDFの控え薄い。家長がケガから復帰し攻撃は昨年よりよい。監督の力量で他チームからのマークがきつくなっても、最悪残留できる。
- 柏レイソル
- フランサと李が開幕から出れるのがプラス。アルセウ復帰したが長期離脱。ケガ人が出ると昨年のように安定しない。石崎前監督の遺産を引き継げるか。
- ジェフユナイテッド千葉
- ミラー監督が開幕から指揮を執るのが良い。昨年後半戦だけならシングル順位。中後、和田、アレックスはそのまま上積みになる。
- アルビレックス新潟
- 大島加入はプラスだが、アレッサンドロ抜けて得点力はプラマイゼロ。DFはレギュラーの四人は強力だが、控え薄くなった。
13〜18位 恐怖の自動降格第三枠
六チームとも不安要素が満載。三チーム自動降格で残留争いは過酷になる。紙一重の争いを生き残るには得点力か?守備力か?それとも切り札か?チーム作りのご計画はお早めに。
- サンフレッチェ広島
- 昨年の戦いは悪くないが、降格した年とメンバー変わらず。槙野の成長で当時より守備安定。ミキッチに賭けるのでは苦しい。
- ヴィッセル神戸
- チーム再構築。ほぼ総とっかえ。宮本のフィット次第。我那覇in大久保outはプラスマイナスゼロだが、レアンドロの穴が埋まるかは未知数。一貫性のない強化方針には不満。
- 大宮アルディージャ
- チーム再構築。チャン監督は人望あるが手腕は未知数。FW藤田と石原はJ1でも通用する?デニス・マルケスの負傷は痛い。
- ジュビロ磐田
- 那須加入で4バックに大改造。松浦というオフト遺産があるが、チーム全体でも他チームとの比較すると伸びていない。
- 横浜 F・マリノス
- 若手伸びたが相対的には上積みがない。中澤の残留が最大の補強で、スタメンは日本籍選手だけになりそう。J2でも純国産は苦戦している。
- モンテディオ山形
- 資金力厳しいなか精一杯の補強。過去二シーズンから、守備がウリの昇格チームの残留は厳しい。