国立に行きたかった。。。
コンサドーレ札幌1-2ガンバ大阪
得点者
相川 中山
(西谷)
砂川
(上里)
川崎 加賀
芳賀 金子
(石井>FWへ)
西嶋 曽田 西澤
佐藤
sub:林 和波 西 岡田
各上対格下になるのがカップ戦の醍醐味。アリが巨象を打ち負かす姿が壮快でもあるんですが、ベスト4にもなるとふるいにかけられてそれなりのチームが残ってきます。ここまで優勝疲れのチーム、4年前まで同一カテゴリー、消滅危機からプロジェクトX級の伝説で成り上がったチーム相手では、これまでクジ運が良かっただけです(白状)。やっと真価が問われる場面に達しました。
そりゃ日本代表級を何人も揃え、昨年のチャンピオンで今年も3位ならば、易々とこちらのペースで試合を展開させてくれません。おまけに勝ち進んだことで研究されてきます。実際、両サイドから崩しにかかってきます。守備が堅牢なものだから、守りを固める相手に対する鉄則のままに攻めてきます。しかしそこで曽田・西澤がしっかりと応対します。しかし、なかなか攻めに行けません。7分の川崎からのクロスで中山のヘッドでいい形をつくるものの、主導権をなかなか取れません。
先制点は、活字で書くとリーグ戦のパターンと一緒。砂川のFKのこぼれ球を拾われ、速攻で持ち込まれます。加地のシュートをクリアしたものの、こぼれ球を押し込まれました。分厚い守り相手にはこれで点をとるしかない、といった見本のよな形です。こちらは決して油断ではなく、相手が抜け目なかったのです。
これでこちらの重い動きがよくなり、攻撃のリズムを取り戻します。だから前半を0-1を終えられたのはラッキーでした。後半も7分に追加点を奪われますが、これだって相手のラッキーです。CKのクリアを拾われ、DFラインを浮き球で越して、不意打ちの如くやられました。リプレイを観るとオフサイドじゃないかと思ったのですが、これも抜け目なさでしたね。
がっくりきたのは事実ですが、2点差逆転のレイソル戦を忘れていません。すぐ返せば望みありと信じて疑っていませんでした。そんなときに、出たのが相川の豪快ボレーシュートです。右の砂川からのクロスが相手DFにあたってコースが変わり、左の相川の足元へ。これをまよわずダイレクトに振り抜いてくれました。これを見事と言わずに何を見事というのでしょう。前半からこの形をひそかに狙いつづけていた相川も狙い撃ちできました。心配なのは、この光景を他チーム関係者が目をつけていないかが気がかりです。
これで一気呵成にと行きたいところでしたが、やっぱり役者が違いました。この日ボール奪取やキープしているときに効いていた中山でしたが、パスやシュートを精度を欠きました。12分にはスルーパスをカットされ、18分では角度が厳し目のところからシュートせずフリーの相川にパス。これは決定機でしたがサイドネット。チャンスがあっても、肝心なところで決まりません。監督の采配も、これに惑わされました。中山は前述のように中山なりの役目を果たしていたにもかかわらず西谷に交代。しかし、この直前に砂川が足を痛めていたことに気づいてなかったのでしょうか? それとも認められなかったのでしょうか。砂川から西谷への交代でよかったのに、交代枠を無駄に使ってしまったことが悔やまれます。
この影響で、前戦でボールの収まりどころがなくなり、西谷の威力が生かせません。相手はボールキープして、攻撃の芽を摘むようになってきます。そうなると個人技の問題になり、ボールを持つことさえも難しくなります。時間を上手に使われて、最後の総攻撃を仕掛けるときには5分前です。ロスタイム3分を含めて奇跡を祈りましたが、順当な結果に落ち着きました。でも、圧倒的な力を見せ付けられて負けたのではありません。狡猾さがなかったのです。
元旦を国立でお誕生日パーティーと行きませんでしたが、全国放送で走るサッカーをアピールできました(アクション&ムービングだもんね)。守りが堅いこともアピールできました(リーグ戦の失点数はナイショ)。それに紅白に出場するDJ OZNAに「男は素っポロ。コンサドーレ素っポロ(札幌?)でしょ」と、言わせて、北島“サブ”ちゃんを激怒させました。感謝状を贈呈して下さい。大箱(ドーム)に招待して、パフォーマンスもいかがでしょう。肝心なリーグ戦はポロポロでしたが(オイ)、気持ちよく今年を終えられたのでしょうか。
何はともあれ、チームをここまで戦えるようにしてくれた柳下監督には感謝。来シーズンは戦いを見守りつつ、決して他のJ2チームの指揮を執らないで下さい(藁)。そして、川崎の再契約も検討して下さい(攻守ですごく貢献していた)。そんなわけで、今年の日誌を締めくくります。みなさん良いお年を。
(31日 11:30)
シンジラレナーイ
コンサドーレ札幌2-0ヴァンフォーレ甲府
得点者
西谷 相川
(上里) (石井)
砂川
(金子>ボランチへ)
川崎 藤田
芳賀 大塚
和波 曽田 加賀
佐藤
sub:林 西澤 岡田 相川
昨年ロスタイム3失点のリベンジと言う人もいるが、そんなこたあ関係ない。トーナメントなんだから、白黒ついたという事実がすべてなんですよ。アチラさんはJ1上位勢に対して互角のゲームができるチームです。しかし、先制されると脆いのと、意外に同レベル以下のチームに取りこぼす(なんだか北の大地のチームみたいだなぁ傾向があります)。そこにつけこむ隙があり、この方法でないと勝てない見本のような展開でした。記録上はオウンゴールながらも、開始直後に西谷のクロスに中山が合わせて先制できたのが大きかった。
これでアチラはあせったようです。前掛かりに攻めてくる様は、やっぱりこわいです。シュート数にも現れてますよ。こちらは8本のシュートに対し(前後半4本ずつ)、前半13本、後半5本もシュートを打たれています。。佐藤はエリア外でボールを手で捕るミスを2回も犯しながらも、帳消しにする働き(無失点なら見逃すべし)。守りも曽田と大塚がよく踏ん張っていました。守備のセンターラインが安定すると、簡単に失点されることはないようですね。ベスト4進出チームのなかで最少失点ですよ(4回戦以降)。その失点は二つとも佐藤によるモノというのはナイショ。
さて、次ですが、相手は西の横綱。コチラは大塚と藤田が出場停止。西谷が欠場濃厚。とっても苦しいです。西嶋が戻って来るのは朗報ですが、左DFボランチ右サイドFWどうすんでしょ。穴だらけです。奇跡は何度目までを指すのでしょうか。カミサンになにかおごる用意します。
でもでも、誰もが気付いていないようなので言っちゃいます。
ガンバはけっこう下位に弱い。
忘れもしない、J初勝利はガンバ戦でした。(98年4月室蘭)
会場は帰省ラッシュのピークに静岡エコパですかー。。。私自身のコンディションがきついので、生観戦断念します。
(29日 08:00)
経験値大幅アップ!
コンサドーレ札幌2-2(PK8-7)アルビレックス新潟
得点者
PK戦
コンサドーレ札幌
アルビレックス新潟
フッキ 相川 (中山) 砂川 川崎 藤田 (和波) (金子) (ボランチへ) 芳賀 大塚 (右サイドへ) 西嶋 曽田 加賀 佐藤 sub:林 西澤 上里 西谷
寒空で雨の中の試合です。連日終電or始発帰りがこたえてナマ観戦は断念しました。生放送を観ていたかというと出かけていてクルマの中で寝ていて、携帯デンキ屋からの観戦。一点先制されて、まぁ仕方ないなぁ、っと、思いました。そのあと、生放送状態で観ようと思ったが、やっぱり携帯へ。アラびっくりでした。
展開はほぼ互角。むしろこちらのほうが攻めているように見えました。しかしまいどおなじみのパターンで先制されます。コーナーキックからでした。今回違うのは、佐藤が目測を誤り、パンチミス誰かの背中にボールが当たったことが失点になったこと。DFやボランチの気の抜けたプレーはあっても、明らかなGKのミスは、記憶に出てきません。それがもう一回出てしまいます。生放送でも捕らえきれなかった、ボールを奪われるミス。しかしですね、佐藤というこの苗字に気を取られて肝心なことを忘れていませんか(GKで佐藤といえば洋平を思い出す)。経験が足らんのですよ。正GKになって(認定)から、でっかいミスしました? この試合位じゃないですか。逆にこれまで助けられたことは多々ありますよ。誰もがそんなこと気付いているでしょう。そこがポイントです。
だから、二度のミスを帳消しにしょうと、一丸になれたのですよ。砂川の2ゴールなんて、その象徴です。さすがにフッキが負傷退場すると、押されましたけどね。同点にされてからは、我慢比べの耐久戦になりました。PK戦が7人目まで両者ノーミスで決めているのも、すごいことです。
勝ち方としてはこれ以上ない劇的で、カップ戦に必要な勢いが十二分につきます。誰もがこの勢いで、と、期待せずにいられないところですが、次の対戦は昨年まで煮え湯を飲まされ続けたヴァンフォーレ。J1に上がっても昨年までと同様に、泥臭い運動量と4-3-3のシステムで果敢に攻め続けて残留を勝ち取ったのは見事。不気味さいっぱいでいや〜なところとあたります。って、ことは、アチラにしてみたら油断の要素なのですよ。壮絶な戦いは間違いなし。すんごく見に行きたいのですが、残念ながら断念。
(23日 10:50)
所詮こんなチームでした。。。
コンサドーレ札幌0-2サガン鳥栖
得点者
順位 | (第 52 節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
6 | コンサドーレ札幌 | 72 | 48 | 20 | 12 | 16 | 77 | 1.60 (3) | 67 | 1.40 (8) | 10 |
4 | サガン鳥栖 | 79 | 48 | 22 | 13 | 13 | 64 | 1.33 (7) | 49 | 1.02 (3) | 15 |
順位 | (第4クール) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
3 | コンサドーレ札幌 | 21 | 12 | 6 | 3 | 3 | 23 | 1.92 (2) | 14 | 1.17 (4) | 9 |
2 | サガン鳥栖 | 25 | 12 | 8 | 1 | 3 | 17 | 1.42 (7) | 9 | 0.75 (1) | 8 |
順位 | (後半戦) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
6 | コンサドーレ札幌 | 37 | 24 | 10 | 7 | 7 | 38 | 1.58 (4) | 33 | 0.69 (7) | 5 |
2 | サガン鳥栖 | 45 | 24 | 14 | 3 | 7 | 36 | 1.50 (6) | 20 | 0.42 (1) | 16 |
フッキ 相川 砂川 (中山) 西谷 芳賀 (藤田>右サイドへ)(ボランチへ) 金子 大塚 (川崎>左サイドへ) 西嶋 池内 西澤 佐藤 sub:林 鈴木
ついに正式発表されてしまいました。まだ信じたくないと半ば思っていますが、柳下監督の退任です。どちらかと言うとまだやってほしいと思っている派なのでサプライズがないか期待しているんですが、決まった以上は早く新体制を整えてほしいです。 対するアチラさんも松本イクヲ監督が退任。しかし、GMに就任して岸野コーチが昇格するといった、用意周到で継続性のある人事を施しています。思えばイクヲ体制以前はなつかしのテルコさんでおもしろおかしくやっていたのに。。。チーム体制はちょっとしたことでしっかり出来るんですね。
こちらはまだ天皇杯を残して完全に終わりではないのに対して、これで終わってしまうところが勝負の明暗を分けることになるとは思っても見ませんでした。試合後の選手のコメントや監督の記者会見を追って行くと、そんな印象を感じます。今年、なんとしても勝ってやろうと明確に感じられたのは、11月のホーリーホック戦ぐらいですよ(コメントととしてはっきり出されているモノとして)。戦力やサッカーの質は昇格するチームと遜色ない(一応控え目に見て)のにコケたのは、そんな所にも原因があります。
裏付けるように、ゲーム展開は出だしから飛ばしてボールを支配して攻め込んでも決められない。一瞬エアポケットに入ったかのように先制される。相手の注文相撲にはまって追加点を許す。でも、前節はすぐに反撃できましたよね(相手のペースになる前だった)。ただしずっとJ2で戦ってきているチームは、攻撃よりもいかにそのスコアをセーブできるかにアタマを切り替えます。決してハイリスクハイリターンなことはしません。徹底できるので、気持ちに緩みも出ません(前節レイソルは守ろうとした感が出ていて徹底できず)。
しかしこの試合に限らず、得点機は結構あったのですよ。ハラが立つから具体的なシーンは触れませんが、ゴールマウスを脅かし続けているのに、入れられない。そんな光景もイヤなほど見せつけられました。相手の必死な守りならあきらめがつくものの、どフリーで大きく外すこと多々ありました。リーグ3位の得点力が無駄遣いです。
救いはボーナスステージが残っていることです。勝てば勝つほど箔がつきます。失うものはありません。気持ちよく締めくくって下さい。
(17日 11:50)