8点取ることに意義がある
決してナマけようと思っていないのですが、気がついたら2月も半ばを過ぎてしまいました。初めから日程はわかっていたのに、練習試合の様子を8試合同時に書くとは思っても見ませんでした。この間、体調低下、睡魔襲来、帰宅午前様の三点セットになっていました。あぁ、、、もっと言い訳がうまくなりたい。。。(おい)
これまでの練習試合を全部振り返っていきますが、記憶に残っている程度です。そもそもオフィシャルと新聞の情報しか入って来ないので、進化の度合いを順々に見ていけばいいでしょう。熊本合宿最終日の23日(木)のサンフレッチェ戦に、柳下監督はベスト布陣で挑むと明かしています。その前にこれまでのダイジェストをご覧いただければいいでしょう。それにしても、相当手強い相手をスタメンへの試金石にしましたネ。
2/18(土)コンサドーレ札幌8-2(2-0/2-0/2-1/2-1)ロッソ熊本
得点者
1本目 フッキ 石井 西谷 関 大塚 鈴木 芳賀 和波 池内 曽田 林
2本目 フッキ 石井 西谷 (西) 関 大塚 鈴木 芳賀 (川崎) 和波 池内 曽田 林
3本目 清野 相川 砂川 川崎 西嶋 金子 藤田 千葉 野本 加賀 高原
4本目 中山 相川 (清野) 砂川 西 西嶋 金子 藤田 千葉 野本 加賀 高原
そろそろ開幕スタメンに向けてメンバーを絞っていくことを考えると、1・2本目のメンバーが最も近い位置にいるのではないだろうか。3バックは位置が若干違えど昨季終盤よりおなじみの顔ぶれで無失点。大塚・鈴木のダブルボランチ、芳賀の右サイド、関の左サイドも見慣れてきた感がある。
迷っているのはトップ下とフォワードだ。鋭いパスを出す西谷とドリブルなどで前へ前へと仕掛けていく砂川の力は遜色ない。両方使いたいところだが、ボランチがあふれてしまうので致し方ない。
最もまようのはフォワードだ。5人全員得点を挙げている。ここ数年の決定力不足を思い返すとぜいたくな悩みだ。フォワードあるいはトップ下でボールキープできて、攻撃に人数を多くかけられている。たしかにフッキのすごさは反則なのだが、フォワード全員が得点できているということは、チームとしてパス回しや人の動き方が上手く言っている証拠だ。決してフッキ頼みのチームにはなっていない。その証拠に監督や選手のコメントから、「やろうとしていることができていない」との声ばかりだ。
2/16(木)コンサドーレ札幌0-2(0-2/0-0)水原三星
得点者
1本目 石井 中山 西谷 川崎 西嶋 鈴木 藤田 千葉 曽田 野本 林
2本目 石井 中山 (清野) 西谷 川崎 西嶋 鈴木 藤田 (西) 千葉 曽田 野本 (加賀) 阿部
相手はアジアの強豪です。スコアは妥当なので、気にするべからず。
その上2日連続の試合なので、前日の1・2本目に出場していた選手は、ほとんど出場していません。もっとも相手も一戦級が出場していたのか否かわかりませんが、2本目を無失点で抑えられたのは収穫ではないでしょうか。
2/15(水)コンサドーレ札幌3-0(0-0/0-0/3-0)横浜FC
得点者
1本目 相川 フッキ 砂川 川崎 金子 大塚 芳賀 和波 池内 加賀 林
2本目 相川 フッキ (清野) 砂川 川崎 金子 大塚 芳賀 (西) 和波 池内 加賀 阿部
3本目 石井 清野 (中山) 西谷 西 西嶋 鈴木 藤田 千葉 曽田 野本 高原
熊本での第2次キャンプに入りました。初めてのJ2同士の対戦で快勝です。今季を占える…、と、言いたかったところですが、3本目ですかい。
裏を返せば選手間の力の差がほとんどなく、レギュラー争いに迷っている証拠です。特にフォワードは誰と誰を組ませようか、ものすごく迷っているところではないでしょうか。
中盤は大塚と鈴木のダブルボランチで定着したかに見えましたが、今回は大塚と金子、鈴木と西嶋の組み合わせになっています。両サイドとトップ下を含めて誰がポジション争いに勝ってもおかしくありません。
2/9(木)コンサドーレ札幌2-3 (2-0/0-1/0-1/0-1)ヴァンフォーレ甲府
得点者
1本目 中山 フッキ 砂川 関 鈴木 大塚 芳賀 和波 曽田 加賀 林
2本目 中山 フッキ (清野) 砂川 関 鈴木 大塚 芳賀 (藤田) 和波 曽田 加賀 林
3本目 清野 相川 石井 川崎 西嶋 金子 藤田 千葉 池内 野本 阿部
4本目 相川 石井 西 川崎 西嶋 金子 藤田 千葉 池内 野本 阿部
やっぱりヴァンフォーレには相性よくないんですかねぇ。昨年の2勝は片や藤田が警告2枚で退場し、もう片方はバレーが負傷退場しましたから。オマケに堀井がお礼代わりのゴールを決めています。
コチラは5日間で4戦のラストであり、疲労がたまってきているのでしょう。2・3・4本目に1失点ずつ喫しているのが何より証拠です。ただ、1本目で砂川と中山のゴールで勝っているので、あまり深刻に考える必要はありません。良い流れで宮崎での第1次キャンプを終えたのではないでしょか。
2/8(水)コンサドーレ札幌1-1(0-0/1-1/0-0)横浜F・マリノス
得点者
1本目 石井 フッキ 砂川 関 鈴木 大塚 芳賀 和波 池内 加賀 林
2本目 中山 フッキ 砂川 (西谷) 関 鈴木 大塚 芳賀 (西嶋) 和波 池内 加賀 (千葉)(曽田) 林
3本目 相川 清野 西谷 (西) 川崎 西嶋 金子 藤田 千葉 曽田 野本 阿部
代表組みを欠き、さらに松田を故障で欠いているとはいえ、J1優勝を狙おうかというチームにドローで済んだのはたいしたものです。5日間で4試合の3試合目なので、そろそろ開幕スタメンに限りなく近い人が出てくるでしょう。林・和波・フッキは有力候補です。
2/7(火)コンサドーレ札幌2-1(2-1/0-0/0-0)川崎フロンターレ
得点者
1本目 フッキ 清野 西谷 関 西嶋 大塚 藤田 野本 池内 曽田 林
2本目 石井 相川 砂川 関 鈴木 金子 芳賀 和波 千葉 加賀 林
3本目 中山 石井 西 川崎 鈴木 金子 藤田 和波 千葉 加賀 阿部
練習試合とはいえフロンターレに勝てただけで、おなかがいっぱいっすよ。
選手の起用については少し傾向が見えてきました。和波はDFラインでの起用がメインになり、曽田が必ずしも絶対的な存在ではないことがハッキリしました。これもDFやサイド・ボランチを自在にこなせる選手が加入したおかげでしょう。複数ポジションを務められないと出場機会を得るのは難しくなっています。まだまだレギュラー組みは決まってきていません。
2/5(日)コンサドーレ札幌2-1(0-1/0-0/0-0/2-0)アビスパ福岡
得点者
1本目 清野 中山 石井 芳賀 金子 大塚 藤田 和波 池内 野本 林
2本目 清野 中山 石井 (西谷) 芳賀 金子 大塚 藤田 (西) 和波 池内 野本 林
3本目 フッキ 相川 砂川 関 西嶋 鈴木 岡田 (石井) 千葉 曽田 加賀 阿部
4本目 フッキ 相川 砂川 関 西嶋 鈴木 石井 (西) 千葉 曽田 加賀 阿部
J1昇格を果たした相手に逆転勝利。ただし、2月上旬では選手の組合せや起用法をアレコレ試す時期でもあるので、気分的に良かっただけと思っておくのが無難。そんなことを考えると、石井が4本とも出場しているのが目につきます。本職のFWではなく、サイドやトップ下でもドンドン出場させて、経験を積ませる意図がはっきり見えます。
1/29(木)コンサドーレ札幌6-3ホンダロック
1・2本目(得点者:清野、石井、曽田) 石井 清野 西 関 鈴木 大塚 藤田 和波 曽田 千葉 林
3・4本目(得点者:中山、相川×2) 相川 中山 砂川 芳賀 西嶋 金子 岡田 野本 池内 加賀 阿部
昨年JFL15位(16チーム中)相手に、幸先良く6点取ってスタートしました。昨年や一昨年なら、下のカテゴリー相手にも苦戦していたことを思い起こすと、快勝できたのはチーム力が上がってきた証拠です。フォワード勢が全員得点できたことがとてもいいですね。
(2日 0:30)