CS(コンサドーレ札幌)的日誌(2006/07)

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2006/07/29(土)はれ ときどき くもり

判定 暑さ 風 関係なし
燃え尽き症候群(除くフッキ)

前節の気合いはなんだったんだ

コンサドーレ札幌1-5湘南ベルマーレ

 得点者

順位 (第 31 節) 勝点 得点 失点 得失差
6 コンサドーレ札幌 42 29 12 6 11 46 1.59 (3) 47 1.62 (10) -1
10 湘南ベルマーレ 33 29 9 6 14 39 1.34 (6) 47 1.62 (10) -8
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
10 コンサドーレ札幌 7 5 2 1 2 7 1.40 (7) 13 2.60 (13) -6
7 湘南ベルマーレ 7 5 2 1 2 9 1.80 (2) 8 1.60 (9) 1

第3クール第5節順位表(準備中)


    フッキ       石井
               (中山)
          砂川

  西谷             芳賀

      金子    大塚
(和波>左SB(DF中央>再びボランチ)

   千葉    曽田    加賀
         (上里>ボランチへ)

           高原

sub:佐藤 関

すべては前半6分で決まりました。佐藤のFKが大きく外れて助かったと思いきや、曽田にイエローカード。相手が倒されたのかオーバーリアクションで倒れたのかはわかりません。確実なのは、今日の主審はカードをよく出す傾向がわかったことです。それならばアジエルにJ2累計5000ゴールとなるPKを決められても、もうすこし冷静にプレーできたのではないでしょうか。その4分後に千葉が永里の突破を防ごうとして引っ張りカードを貰いました。DF2人が序盤からリーチのかかった状態でゲームを進めていくのはつらいですよ。厳しく寄せるのが大変になります。

そんな影響か分かりませんが、2失点目のミドルはミスパスによるもの。後半の3失点目はサイドをえぐられて中央でのマークの甘さ。4失点目は曽田を下げたことで大塚が最終ラインに入ったため中盤ががら空きになって押し込まれ、最後はゴール前の甘さによってヘッドで献上。5失点目は、、、キリがないので割愛。なんか得点されるパターンの総合商社ですね。

相手は人数をかけて安定して守っていました。しかし、それを打破しないと、先に進めないじゃないですか。パスで攻撃を組み立てようとしても出してが見当たらずDFラインでボール回し。たまにロングボールを出しても精度が悪い。後半の立ち上がりに出し所をようやく見つけて流れに乗ろうとしたら、相手のファールなのにアドバンテージを貰えずチャンス分断(これは主審線審ともにひどい)。フッキ・西谷の個人技に頼ろうにもマークされてチャンスらしいボールがほとんど渡らない。でも、そんなことはこれからも考えられるじゃないですか。下位であればあるほど研究してきますよ。

5点取られても6点取る気持ちがあれば少しは納得します。しかし今節は一方的に攻められるだけじゃないですか。やっとのことでボールを前に運べても跳ね返されて、すぐにDFライン・ゴールマウスを脅かされます。5失点で済んだのが不思議なくらいです。アジアチャンピオンズリーグで強豪国のクラブと弱小国のクラブの対戦じゃないんですから。J2の対戦チームはほとんど力の差はないですよ。

こんななさけない試合の中で、唯一の収穫はフッキです。得点を取った事ではありません。気迫です。後半20分以降でも諦めずにファイトしていました。GK伊藤との喧嘩両成敗は見逃してください。いや、見習うべきです。

7試合連続失点中でその間16失点。最大の課題は明らかに守備です。池内が負傷で西澤の復帰はまだ未定。3バックの中央を任せられるのが曽田だけというのは大問題です。右DFも加賀・曽田・池内・西澤でここも層が薄いです。左は千葉・和波・西嶋もできるんですけどね。現有戦力しかないのであれば、今回見せたように大塚のDF中央起用ももっとあっていいですよ。来月はお遍路2連戦から始まりますが、おまいりしないといけないのでしょうか。さっさと四国で勝てないジンクスを打破して下さい。

(30日 22:40)

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2006/07/26(水)くもり のち はれ

攻めこそ最大の防御
4日前の教訓生かす

気合い一発。もひとつ一発。

東京ヴェルディ19691-2コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第 30 節) 勝点 得点 失点 得失差
6 東京ヴェルディ1969 42 28 13 3 12 37 1.32 (6) 39 1.39 (8) -2
5 コンサドーレ札幌 42 28 12 6 10 45 1.61 (3) 42 1.50 (10) 3
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
1 東京ヴェルディ1969 9 4 3 0 1 8 2.00 (1) 5 1.25 (5) 3
5 コンサドーレ札幌 7 4 2 1 1 6 1.50 (6) 8 2.00 (11) -2

第3クール第4節順位表(準備中)


     中山       石井
              (藤田)
           砂川
         (上里) 
  西谷             芳賀
(和波)
      大塚    金子
     
   千葉    曽田    加賀

           高原

sub:佐藤 関

よくあるシリーズ。自宅パソコンの前に座ると、いつのまにか寝てしまう。よくあるシリーズ其のニ。仕事場から30分なのに行けない、平日アゥェー戦。でも、関東地区ではその日の深夜に録画で放送をやっていました。最初から10分は森本のインタビューでしたけどね。カットばかりで前半は計15分程度しかオンエアされていません。

そんなワケで次節キックオフまで5時間を切りました。J-SPORTS生放送もあるのでかんたんにふりかえります。最大のポイントはフッキが復帰しない! シャレにならないやんけ。しかし、依存度は減ってきているのではないでしょうか。中山が相手GK前で気合い一発を見せてくれます。元々オフ・ザ・ボールのときに動き回って前線から守備ができるので、計算できるFW組になったのではないでしょうか。それにしてもゴールを挙げた直後の表情、いいですネ〜。

2戦連続で暑さにやられたアゥェー戦です。今節も心配でした。内容だけ見るとよくありません。得点は西谷のコーナーキックからのヘッド一発と、ラッキーな要素が濃い大塚の25メートルミドル一発。対して失点シーンは、サイドから押し込まれ最後には中央から決められました。後半は回しながらもボール支配できている時間帯も多く見受けられました。

でも、今節は内容よりも結果です。勝ち点3を得たことに意義があります。5・6位直接対決制して、3位までは勝ち点差8。まだまだイケます。

(29日 9:30)

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2006/07/22(土)くもり

オイオイ、なにやってんだよ。
負けに等しい勝ち点1

すべて台無し、、、

コンサドーレ札幌2-2ザスパ草津

 得点者

順位 (第 29 節) 勝点 得点 失点 得失差
6 コンサドーレ札幌 39 27 11 6 10 43 1.59 (3) 41 1.52 (10) 2
12 ザスパ草津 21 27 5 6 16 34 1.26 (7) 55 2.04 (13) -21
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
8 コンサドーレ札幌 4 3 1 1 1 4 1.33 (7) 7 2.33 (11) -3
11 ザスパ草津 1 3 0 1 2 4 1.33 (7) 7 2.33 (11) -3

第3クール第3節順位表(準備中)


     石井       相川
   (中山)   (藤田)
   
           砂川
  和波              関

      大塚    金子
           (上里>左ボランチへ) 
     
   千葉    曽田    加賀

            林

sub:佐藤 西嶋

予定が延び延びになってしまい、あと20数時間以内に次節のゲームが始まってしまいます。疲れがたまって調子を崩してしまいました。原因はもちろん土曜のゲームで気分が悪くなったためです(ウソ)。

フッキがいないとか、芳賀も出場停止だとか、西谷と池内も欠場などといういいわけはききたくない。代わって出てきた千葉・大塚・関・和波・相川・中山にとってはチャンスではないですか。どこまでそんな状況を理解しているのか定かではないが、すくなくとも中山はエライ。アシストした左から低弾道のパスを出した上里も見事。徐々に試合勘を取り戻せているではないですか。話を戻して中山は相手GKの正面でしたよ。常識的に考えればキーパーにキャッチされて、ダメもとで無謀なシュートだけれども、枠内だから許しておこっか、と、いったレベルだ。にもかかわらず気迫だけで強引にネジ込んだところに勝利への執念を見ました。

その興奮が冷めないうちに、しかもロスタイムが残り1分のところで簡単にボールを奪われて誰も相手に寄せずにあっさりと失点を喫するのって、、、明らかに昇格できるチームのクオリティではないですね。1失点は明らかに林のミス。相手が詰めていたとか風にのってボールが伸びたのはいいわけです。もっとも風上の前半のときに幾度もチャンスがあったのに得点を奪えず、ちょっと展開が苦しくなってくると風を生かしたのかどうか意図の見えないロングボールの放り込み。とても勝てるゲームではありません。結果だけ見ると必然のスコアですが、現在の位置関係を見れば逆転ゴールを決めたところできちっと締めてしかるべきです。

最後に相川ですが、、、久々の出場でしかも先発に抜擢されました。決定的なチャンスがあったのにボールは枠外へ。フッキと石井が定着し、中山が結果を出せた現状では、アピールの機会はそう多くないはず。出場機会を失う前と代わり映えのない出来では、、、ヤバイんじゃないの。

前回の日誌で今後を占うと書きましたが、まさかすべてが台無しになるということではないですよね。それは勘弁。ヴェルディとの勝ち点3差の5・6位直接対決を全力で戦うことを願うのみです。

(26日 1:40)

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2006/07/16(日)くもり ときどき あめ

できたことは前半に2人目の交代
後半戦最悪のゲーム

言い切ったんだからそうなってくれよ。

サガン鳥栖4-0コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第 28 節) 勝点 得点 失点 得失差
8 サガン鳥栖 37 26 9 10 7 32 1.23 (8) 30 1.15 (5) 2
6 コンサドーレ札幌 38 26 11 5 10 41 1.58 (3) 39 1.50 (10) 2
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
3 サガン鳥栖 3 2 1 0 1 4 2.00 (2) 1 0.50 (2) 3
10 コンサドーレ札幌 3 2 1 0 1 2 1.00 (9) 5 2.50 (10) -3

第3クール第2節順位表(準備中)


     石井       中山

           砂川
  西谷              芳賀
(和波)             
       西嶋    金子
      (関) (上里) 
     
   池内    曽田    加賀

            林

sub:佐藤 大塚

てっきり土曜の夜のゲームだと思っていました。J-SPORTSの生中継があることは知っていたが、日曜開催に気づいたのは土曜の朝です。それならば中3日でいつもより休養が多いやんけ。フツーはそう思いますよね。距離が長いと言えども、アゥェーの鳥栖ならまだ移動はラクなほうだと思えるのですが。。。あとは平塚での教訓を生かせるかどうかです。

フッキ不在で如何に戦うか、夏場のアゥェー戦をどのようにして乗り切るのか、チーム状態が上がってきている相手に対等に戦えるのか(3試合連続勝利なしではあるが)、昇格戦線から脱落しないためのポイントがいくつもあります。さらに3巡目の対戦で相手の研究にはまらないかですね。その点では今節は全部ダメ。新居と山口とユン・ジョンファンが絶好調なことをさしひいても、左右をワイドに使ってボールも人もよく動くのが持ち味の我々を疲れさせる作戦で攻め込まれます。4バックのチームが3バックのチームに対する常套手段として、両サイドから駆け上がってDFラインの裏を狙っていきます。アゥェーになると動き出しが遅い。そして相手の左サイドは攻め込みやすい。平塚でのゲームをそのまんま研究してきています。昨年からサガンは対戦相手の偵察・研究に余念がないことも忘れてはいけません。

そんな具合なので、先制されたのは必然です。左右に揺さぶられて、最後に中央の新居に恩返しですよ。悪いことにこれで目が覚めたわけでもなく、ボールを持てない走れないことには変わりありません。正確にはボールを持ててもすぐにミスをしていますね。相手の攻撃の手は全く緩まりません。2点目も同じ様な展開で、池内に当ってコースが変わりました。良くないときはこんなものですね。

この展開にたまらず、上里・和波を投入。金子・西谷の不甲斐なさではなく、中盤高目の位置での守備意識と、脆い左サイドを4バック気味にして更なる失点を防ぐものでした。それは成功したかに見えたが、前半終了間際にリスタートからユン長いボールをに入れられ、フリーの山城に決められてしまいました。そういえば勝てなかった期間は、自らのセットプレーの直後やカウンターで数的有利を作る前に失点を食らったりしていましたね。まさか忘れていたとは思えないが、悪癖が出ないようにしてもらいたいです。

後半は砂川・芳賀を中心に攻め込んだ時間帯もあったものの、ゴールをこじ開けられず。逆に4点目を決められて万事休す。エンジンがかかるのが遅すぎます。肝心の前半のシュートは2本。前半のチャンスらしいチャンスは、43分の左サイドを突破した和波からのクロスを受けた石井が、GKと一対一の場面で真正面に打ったシュートくらい。GKと至近距離なのになんで正直に打つんだよ、とつっこみを入れたくなりましたが、授業料ですね。2試合連続ゴールで天狗になってはいけません。

フッキの欠場以前に動きの拙さが目立った試合でした。次節厚別でのザスパ戦は真価が問われます。今後のゆくえを占う一戦になりました。

(17日 22:30)

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2006/07/12(水)くもり

首位相手に勝ち点3召し取る
後半戦最高のスタート

今節は内容の問題ではない。

コンサドーレ札幌2-1柏レイソル

 得点者

順位 (第 27 節) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 38 25 11 5 9 41 1.64 (2) 35 1.40 (8) 6
1 柏レイソル 49 25 15 4 6 40 1.60 (4) 26 1.04 (4) 14
順位 (第3クール) 勝点 得点 失点 得失差
4 コンサドーレ札幌 3 1 1 0 0 2 2.00 (3) 1 1.00 (3) 1
9 柏レイソル 0 1 0 0 1 1 1.00 (8) 2 2.00 (6) -1

第3クール第1節順位表(準備中)


     フッキ       石井
                (中山)
           砂川
         (上里) 
  西谷              芳賀
(和波)             
       西嶋    金子
     
   池内    曽田    加賀

            林

sub:佐藤 中山

水曜の夜のゲームです。道内だったらどうでしょうクラシックが始まる前に帰るベ(でも大相撲)、といった感覚なんでしょうが、3日連続で日が替わってからの帰宅。本文(このこと)以外は試合後にこしらえられるのですが、ナイ脳ミソをなくなりかけたマヨネーズののごとく振り絞っているので、土曜の朝になってます。ご容赦下さい。

ナマ観戦したベルマーレ戦を除いてずっと勝っているので、連敗の頃のようなイヤ〜な気持ちにはなりません。ただし現在首位で第1クール・第2クールと連敗している相手です。いいゲームができるとはおもえません悪い内容ながらも勝ち点を取る戦い方ができればよい。ポイントはこのひとつです。前回の対戦で開始早々に先制されたことを思うと、開始7分に石井のゴールで先制できたことは、とてもいい傾向です。2試合連続ゴールの5得点目(アゥェーでも取ってね)。フッキの相棒争いを完全にリードしています。

攻撃ばかり目に行きがちですが、守備だってみんな頑張っています。ボランチの金子・西嶋だけでなく、砂川とツートップの二人が前線からプレスをかけて相手のパスコースを消しています。最後の砦として曽田大明神が大明神たる働きをしているので、何事もなければ少々攻め込まれても安心して見ていられるのではないでしょうか。だからこそ、監督の言う通りにセットプレーに注意なのですよ。これができれば申し分ないですが、やはり相手は抜け目がないですね。

後半24分にフッキが小林に対するラフプレイで、2枚目のイエローカードを受けて退場。過去の退場劇と違ってゲームの中での出来事なのでお咎めなし。こちらに厳しい判定だったようですが、PKももらってますのでさしひきゼロ。2試合連続で10人の戦いになりました。でも、10人になる前に西谷に代えて和波投入で、実質4バックで戦え、上里投入で中盤のバランスを取り、負担が大きくなってきた石井に代えて守備もしっかりできる中山を投入。1人少ない為どうしても守備的にならざるを得ないところで、意図の明確な采配は素晴らしいです。これに集中が途切れることなく逃げ切れました。勝ち点3以上の価値があります。

フッキの2試合出場停止、夏場のアゥェーのゲームといった不安要素満点の次節鳥栖スタジアムでのゲームですが、今回は相性のよい会場であることを忘れないように。同時に10試合連続勝ちなしの頃を忘れないように。道は開けるでしょう。

(15日 8:40)

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2006/07/08(土)くもり のち あめ

勝ちなしは前節で終わりだぜぃ
勝ち越して前半戦終了

うむ、わるくない。

コンサドーレ札幌3-1愛媛FC

 得点者

順位 (第 26 節) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 35 24 10 5 9 39 1.63 (2) 34 1.42 (9) 5
11 愛媛FC 22 24 6 4 14 20 0.83 (12) 33 1.38 (8) -13
順位 (第2クール) 勝点 得点 失点 得失差
7 コンサドーレ札幌 18 12 5 3 4 25 2.08 (1) 23 1.92 (11) 2
10 愛媛FC 10 12 3 1 8 10 0.83 (10) 17 1.42 (9) -7

第2クール第14節(第2クール最終順位)順位表


     フッキ       石井
               (和波>左DFへ)
           砂川
  西谷              芳賀
 (関)             
       西嶋    金子
     (上里)
     
   千葉    池内    加賀

            林

sub:高原 中山

いやいやいや〜、おもわずクラシック2缶開けてしまいました。そしてそのまま寝てしまいました。久々によく寝た気がします。そんなワケでやっぱり翌日に書いています。。。

自宅で試合をおっかけるつもりでいたんですが、寝てました。起きたのが前半終了間際です。前回の対戦はアゥェー戦で負け、前節は蒸し風呂の平塚で年寄りサッカーで負けているので、1-1では不安でたまりません。スタジアムやテレビで画面を見なくとも、オフィシャルの速報で空気は伝わってくるのですよ。コーナーキックから失点を食らってからはミスの連続。反撃を食らうだけならまだしも、こちらが仕掛けたパスやクロスがゴールラインを割ってしまうシーンが少なくとも2度もありました。これは得点に向けて単なる雰囲気作りになれば言うことはありません。しかし、見せ付けられたのはオフサイドの判定でノーゴール。フッキが異議でイエローカードでしたね。西谷のパスに石井が飛び出してGKをかわしてネットを揺らしましたが、オフサイドの判定。でも、審判に文句を言っても意味ありません。貸しはきっちり精算してくれました。しかも、前半終了間際に砂川のパスが轟きました。フリーの石井に送っただけと涼しい顔で語っていましたが(推定)、今季4得点目を石井が右足で決めてくれました。中身はウダウダでも、ゲームの流れとしてはベストな前半の終わり方です。

ネジを巻き直して後半に臨むべきところですが、ピンチを迎えます。ボランチの金子・西嶋を封じ込まれサイドで勝負を仕掛けられる展開は変わりません。曽田が出場停止、加賀が病み上がりなので最終ラインにボールが来ると、怪談シーズン到来を十二分に味わったことでしょう。林が幾度とピンチを救って更なる失点を防いでくれたおかげで事なきを得ましたが、同点にされてもおかしくありません。我々の不安に拍車をかけたのが、9分の千葉が二枚目のカードで退場になったことです。一人少なくなって勝った記憶がないですね(実際にはあるのかも)。止むを得ず石井に代えて和波を投入しました。フッキの1トップになりましたが、皮肉にも両サイドと砂川の飛び出すスペースが増えました(でもフッキは1トップならFWよりも2列目のほうが適任と思える)。しかも18分には頭を強打した西嶋が負傷退場し、病み上がりの上里がボランチに入ります。試運転はスクランブル出動になりました。守備が不安は増幅されましたが、相手も10人になったので仕切りなおしです。

コンディションが万全ではない選手が多いこちらと、前半から飛ばしてきていた相手の根比べは、芳賀のパスに走りこんだ砂川が風穴を開けました(しかも今季6ゴール目)。これで脚のつった西谷を関に代えられます。上里の守備への負担(心理的負担も)も軽減されたことでしょう。特に懸念された守備も、10人になったことで逆に集中できました

先週に引き続いて監督のコメントは厳しいものです。「集中力のない、イージーミスの多いひどい試合」。これで2点差をつけて勝ったのだから、相手側にとってはたまったもんじゃありません。思えば逆の立場に立っていたことが多々あっただけに、内容が悪くても勝ち点3が取れるようになったことは素晴らしいです。中身をよ〜く見ると、結構収穫ありますよ。ドーム3点目の石井、10人になってからの集中。上里の復帰はボランチの競争だけでなく、西谷にもいい刺激になります。あと、1トップにして両サイドと2列目が飛び出して行くオプションもできたのではないでしょうか。昨年ヴァンフォーレがバレーを生かす2トップから3トップへの変更も可能です(でも、使わないだろう、、、)。

加賀とフッキの脚、負傷退場の西嶋、そして戦列を離れている大塚の具合は気になりますが、今週水曜日のレイソル戦には、曽田大明神が休養十分で戻ってきます。岡山とイ・チュンソンとブラジル人トリオに歓喜の雄叫びを許さないよう期待しましょう。勝点差は14。3位ベガルタとの勝点差は8。折り返し点で勝ち点35なら、単純計算で勝ち点70になるじゃないですか。渡るJ2は鬼ばかりな昇格争いは、これからが本番です。

(9日 13:40)

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2006/07/01(土)くもり ときどき あめ

曽田の悔しがる姿を見たか?
戦には初心忘れるべからず

コトの重大さに気づいただけマシなのかい

湘南ベルマーレ2-1コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第25節) 勝点 得点 失点 得失差
10 湘南ベルマーレ 25 23 7 4 12 28 1.22 (6) 37 1.61 (11) -9
6 コンサドーレ札幌 32 23 9 5 9 36 1.57 (4) 33 1.43 (9) 3
順位 (第2クール) 勝点 得点 失点 得失差
12 湘南ベルマーレ 7 11 2 1 8 13 1.18 (8) 20 1.82 (11) -7
8 コンサドーレ札幌 15 11 4 3 4 22 2.00 (2) 22 2.00 (12) 0

第2クール第13節順位表


     フッキ       石井
                (中山)
           砂川
          (関)
  西谷               芳賀
                
       西嶋    金子
     (和波>左DFへ)
     
   池内    曽田    加賀

            林

sub:佐藤 藤田

ここ数日気温30度に達して蒸し暑い日々。しかも木曜日あたりまで試合当日の予報は雨でした。雨の中の観戦でしかも子供とカミサンが風邪。こりゃ単独平塚行きかと思っていましたが、当日ひるにはなんとか復調し、天気ももちそうなのでクルマで強行軍。でも、雨の土曜の午後なんて道路事情グッチャグチャです。会場入りする前に戦っているようではよろしくありません。

コテンパにやられた04年でさえ負けなかった平塚。前節まで4連勝中。これだけ好条件が重なっていたら、少々手抜きをしても勝てるんじゃない? とは誰ひとりとして思っていないでしょうが、試合開始当初からゴールを脅かされる展開でした。相手は8連敗中で、今節こそストップさせようといった執念を感じました。今日のポイントはココなんですよココ。一ヶ月前には監督更迭論も出ていたことを忘れてはいけません。

それでも7分にスルーパスを受けたフッキがシュートを放ったところから反撃開始。15分すぎまでに3本のシュートを放ちますが、ここで一本でもきまっていたらとおもってやみません。もっとも、パス回しで攻め込んで行ったワケではないので、相手にこわさを抱かせません。本日の勝負はこの段階で暗雲が立ち込めてきたと思わずにはいられません。ゴール前での拙攻に助けられたものの、こちらも反撃しようにも砂川やフッキにボールが来ない状況では多くを望めません。先制点は左サイドから何のこともない浮き球から、最後はプレッシャーが全くかかっていないところからループシュートを決められました。不快指数の高いまま前半を終えます。

後半もしばらくは相手のペース。2年前のチームならそのままズルズルはまってしまうところですが、今はフッキがいます。つらいときにこそ効く個人技ですね。フッキがようやくボールに絡めるようになったことでチャンスが生み出されました。そうなると西谷のドリブルの鋭さがジャックナイフのように威力を増してきます。石井の二度ほどもどかしいシーンがあったものの、最後にはフッキのクロスに池内が詰めてくれました。なんと、カミサンは初めて流れの中からのゴールを見たそうです。。。

これで流れが引き寄せられると思ったのも束の間。両サイド共に攻め込まれる場面が多くなります。左サイドなら西谷の黒子である西嶋が疲弊してきていると見えますが、右サイドは加賀の動いたスペースを狙われました。中盤で競り負けることが多くなってゴールを脅かされます。暑さのせいで運動量が落ちたと言いたくなりますが、失点は必然でした。ロスタイム3分を含めた6分間で怒涛の攻撃を仕掛けるも時すでに遅し。曽田が中田英のような伏せるシーンが、もっとも心に焼きついた試合でした。

今日の寸評(ひとこと)

シュート数が前後半6本ずつに対して、アチラは前半2本に後半5本。決定的なものはこちらが得点シーンぐらいに対して、アチラは結構脅かしてきました。この試合を象徴づけているのが直接FKの数。前後半4本ずつにたいして、3倍もの機会を得ていました。これは相手の動きがいいものだから、倒したりしないと止められなかったのでしょう。勝ち点3への執念のちがいはこんなところにも表れていました。初心をわすれずに、8試合連続未勝利だったことを念頭におきつつ次の試合に期待しましょう。

(4日 1:40)

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