CS(コンサドーレ札幌)的日誌(2005/12)

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2005/12/31(土)はれ

行く年来る年
行く人来る人

もう2005年が終わり。。。はやっ。

J1・J2の全日程が終了してから4週間、入換戦が終わってから3週間経つにもかかわらず、まだJ1最終節の短評がupできていません。ずっと午前様でたまに早く帰ると睡眠不足の反動が押し寄せ、オマケに3連休は子供のカゼがうつってしまいました。年間MVPの発表も遅れてしまっていますが、今年最後のご挨拶を兼ねて今年を簡単に振り返っていきます。

まずチームとして全般的には、よくやったの一言ですね。昨年から大幅にメンバーを入れ換えたわけでもなく、百選練磨な精神的支柱になる選手がいるわけでもなく、上里の急成長や西谷の加入くらいでよく残り3試合まで昇格の可能性を残し6位で終えられたものだと思います。裏を返せばJ2下位クラスから中位レベルまでは簡単にレベルアップできるということ。2位以内を確保する、あるいは最終節まで昇格の可能性を残すには、まだまだ越えなければいけないハードルがあるとも痛感させられました。具体的には、シーズン前から懸念された守備の集中力が途切れる傾向は解消できず。数年来懸念されていた決定力不足は、中山・デルリスの加入では解決できず、第4クールになって清野のゴール量産でようやく明るい兆しを感じるに留まる。逆にシーズンが経つにつれて判ってきたのは、堀井・上里・西澤の長期離脱によって選手層の数的薄さでした。

そんな状況を踏まえて今季総勢29名の去就をどうするのか。どのように上積みしていくのか。outが10名(吉瀬はカウントせず)、inは7名(高原・加賀・西谷はカウントせず)。どーみても足りないじゃないですか。来季は1チーム増えて48試合になると思いきやそう考えるのは大間違い。奇数チーム数なので、毎節お休みのチームが出ます。よって、14チームで戦うのと同じ52節になります。4試合増えるのではなくて、8試合増えるものと思っていないといけません。それなのにGKは1人減の3人。獲得に乗り出していた林彰洋(千葉・流通経大柏高3年)が、大学進学を決断しました。誰を入れることになるのでしょうか。DF登録は8人から田畑と上田が去り、野本の加入のみ。3バック6人体制でシーズンインしたところで西澤が長期離脱し、和波を配転し加賀が右サイドで力を発揮したことを思い出すと足りるのでしょうか。芳賀を3バックで起用する可能性もあります。


        清野      相川
      (中山)  (石井)

  和波        西谷        砂川
(川崎)     (関)     (岡田)
            (上里)    (藤田)
                         (西)
        鈴木        大塚
      (芳賀)    (金子)
                
     池内     曽田     加賀
   (西嶋)          (西澤)
   (野本)   
               林
            (高原) 
            (阿部) 

MFは5減6増。ここは重要な補強がいくつかあります。まず大塚。ボランチの起用としてはもちろんのこと、昇格に必要不可欠な精神的支柱としても期待します。鈴木・上里に経験値を注入して下さい。川崎は左利き。おもいっきり和波・西谷とかぶるやんといいたいところですが、選手起用の幅が広がります。関はホーリーホックでここ2シーズン主力。トップ下・左サイド・右サイドで攻守に期待できます。この3人はJ2をよく知っているという意味でもいい補強です。あと、ボランチにもう一枚強力な選手をほしいところです。それとも一貫してワンボランチにするのでしょうか?

大問題はFW。2人減で現在4名。ヴァンフォーレのバレーを資金不足で断念したのなら、ベガルタのバロンとシュエンクも無理でしょう。フロンターレの19歳フッキの獲得に動いたようですが、発表はありません。逆に堀井がヴァンフォーレからオファーを受けていますが、取り戻すなら今のうちですよ。石井の成長に賭けるのは、強力な点取り屋がいればこそ成立するお話しでしょう。いまのままでは絶対数も質も足りません。毎年これで大丈夫かいなと心配して心配通りになっているので、年明けにはスカッと決定力を見せてくださいよ。

そんなわけで、始動までに3バックとフォワードは2人づつ、GKを1人補強して下さい。現時点で26人なので、31人揃えば4試合8節増加しても昨年のような選手が足りない事態は避けられるでしょう。

最後にJ2戦線について。今季昇格ラインの勝点が下がりましたが(3位:勝点69;4位:勝点68)、決してJ2全体のレベルが下がったとは思っていません。昇格争いに脱落した7〜11位のチームもくせ者ぞろいです。あなどってはいけません。特にサガンホーリーホックヴォルティスには何度煮え湯を飲まされたことか。降格してくるヴィッセルヴェルディレイソルは監督が代わり、チーム陣容も大幅に変わってきます。あと一歩で4位に甘んじたベガルタは、終盤調子が上がってきたのに都並監督を更迭してバロンとシュエンクを切るという暴挙に出ています。5位のモンテディオは鈴木監督をアルビレックスに奪われ、大塚を奪いました。つーことは、上位勢で最も陣容が固まっているのはウチらなんですよ。継続性ならJ2ナンバーワンなのですよ。ズバリ1位通過だって不可能ではないのですよ。そこんとこをよーく理解した上で補強をすすめてほしいですね。でも、年明けに私がどんな予想順位にするかまだ決めていません。今年はJ2の1〜5位を当てましたが、コンサドーレと最下位だけは一回も当てたことがありません

そんなことを考えつつ、年を越します。J1最終節と年間MVPは三が日中には上げたいのですみません。みなさん、よいお年を。

(31日 13:15)

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2005/12/03(土)はれ

待ってました石井初ゴール
2006年につながる貴重な一勝

来年の戦いはすでに始まっている

コンサドーレ札幌2-1ザスパ草津

 得点者

順位 (第44節終了時) 勝点 得点 失点 得失差
6 コンサドーレ札幌 63 44 17 12 15 54 1.23 (7) 57 1.30 (5) -3
12 ザスパ草津 23 44 5 8 31 26 0.59 (12) 82 1.86 (12) -56
順位 (第4クール) 勝点 得点 失点 得失差
5 コンサドーレ札幌 17 11 4 5 2 18 1.64 (4) 16 1.45 (6) 2
12 ザスパ草津 2 11 0 2 9 6 0.55 (12) 23 2.09 (11) -17
順位 (後半戦) 勝点 得点 失点 得失差
6 コンサドーレ札幌 30 22 8 6 8 28 1.27 (8) 33 1.50 (9) -5
12 ザスパ草津 10 22 2 4 16 10 0.45 (12) 38 1.73 (11) -28

第4クール第11節(最終結果)順位表・第44節順位表

J1・J2共に最終節で、J1は5チームに優勝の可能性が残っている大混戦で、J2も3位争いが残っているという大忙しな日なのに、私は結婚式に出ていました。たまたまガンバファンの女の子と同席で、後半15分あたりまで結果に一喜一憂です。そんな中私は携帯で経過を追ってました。子供と一緒だったのでその晩はクタクタで爆睡し、翌日は寒くて風邪ひきかけました。そんなわけで、月曜日にやっと書き始めて申し訳ない。


        清野     デルリス
                 (石井)

  西谷        砂川        岡田
(三原)                (藤田)
        田畑        鈴木
                
     和波     曽田     池内

               林

11/30に戦力外選手の告知(後述)がなされ、何名かはこの試合を最後に離れることになりました。複雑な心境が入り混じった今季最終戦です。加賀と相川が出場停止の中で、「今一番状態のいい選手を使う。来季いるいないは関係ない。来季残る選手でもフィジカル、メンタルが落ちているのは使わない」と監督は明言していました。そのため11試合連続で先発出場していた金子の状態は良くなく、田畑がフル出場しました。他にベンチ入りできなかった来季残留組は中山ですか。こちらはどうしたものか。

試合は開始早々に自陣内で酒井にパスを奪われ、そのままシュートを決められた。第4クールの勝点がたったの2の相手にハンデを挙げたわけではありません。単純に今年春先からの悪癖が直っていないだけです。相手にとってはこの先チャンスがあるかどうかな具合なだけに、打てそうなら打ってくることぐらい予測していなさい。去年までのチームならここでヘコんでしまうのですが、すぐに反撃に転じられるようになったのは、今年の収穫でしょう。7分後に清野が決めてくれました。しかも今季10点目全部9月以降第4クールだけで9得点です。

このゴールで忘れてはならないのがデルリスのアシストです。得点シーンは、砂川から右サイドのデルリスへ。そして待ち構えていた清野に絶妙なクロスを上げました。ケガで負傷退場したサンガにも清野にアシストを決めており、遅まきながらチームの戦術に慣れてきたのではないでしょうか。堀井でさえヤンツーのサッカーを理解するのに一年かかりました。途中加入で言葉の壁があるところで、ようやく力を出せそうになってきたのは来季につながるのではないでしょうか。今節のゲームで来季の採否を決めるようでしたが、ここは長い目で見ましょうよ。完全移籍を前提に交渉しているとの報を聞きましたが、それは大正解です。44分にGK小島と激突して担架でそのまま退場しましたが、大怪我ではなくてなによりです。

代わって入った石井は、初ゴールの予感を漂わせているのに決められず、しばらくメンバー入りできない日々が続いていました。もはや来年に持ち越しと思っていましたが、やはり持つべきものは友、もとい、パートナーですネ。ユース時代から何年も一緒にプレーしている鈴木からのパスを受けシュート。一度は小島に止められるものの押し込みました。

残り5のところで二種登録の藤田がトップチームデビュー。ピッチ上にはユース出身者が3人になりました。J1でさえユース出身者が皆無なチームもある中で、瞬間的とはいえ3人も同時にプレーしているのだから、若手・下部組織の成長は進んでいますよ。決して移籍組ばかりに頼っているわけではありません。

来季に向けて明るい話題も結構出ましたが、その影で戦力外を通告された選手もいます。簡単に触れていきましょう。

この他、MF桑原とDF上田は期限付き移籍になる模様。蛯沢・田畑・権東・徐は合同トライアウトを受ける見通し。野田は大学進学を希望している。去りゆく人がいれば、来る人もあり。8日には藤田と西がユースからトップチーム入りが発表になりました。こんな具合に例年より長いオフは人事往来の始まりでもあります。そんな話題をひろいつつ、今シーズンを振り返り来年の全チームの予想を考えていきます。

(9日 0:55)

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