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2004/06/27(日)くもり

健作キター!桑原もキター!
勝ち点こないー、、、

スコアはおなじみの、、、

コンサドーレ札幌1-2サガン鳥栖

 得点者

順位 (第20節終了時) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
12 コンサドーレ札幌 9 20 1 6 13 16 0.80 (11) 35 1.75 (12) -19
8 サガン鳥栖 26 20 7 5 8 22 1.10 (8) 26 1.30 (8) -4
順位 (第2クール) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
12 (12) コンサドーレ札幌 2 9 0 2 7 8 0.89 (9) 20 2.22 (12) -12
7 (8) サガン鳥栖 11 9 3 2 4 9 1.00 (7) 13 1.44 (8) -4

砂川が第2クール絶望になったけれども、俺達には上里がついている。って思わせたのはたったの二日間でしたね。ただその理由はとってもお粗末です。バックチャージ厳禁と監督から言われていたのに、BチームのDFより受けたそうです。それが誰かはきゃさじま氏のサイトにヒントが出ているようなので、そちらをご覧下さい。まあ問題の本質は誰がそんなことをやったのかということではなくて、その前に状況判断してくれよというDFとしての力量の問題であることをお忘れなく。

その結果相川・清野・新居の夢の共演が実現です。3トップに見えますが、相川がトップ下に入っているとも言えます。前半10分に早速この策が当ってくれました。右サイドの相川が中央の新居にパス。これをダイレクトで清野へパスし、ワントラップで今季7ゴール目を決めてくれました。

普通ならこれでイケイケドンドンになるのですが、そうならないところが現状を象徴しています。なんせ相川・清野・新居の3人でシュートを8本も打っているのですよ。4月の終わり頃のシュートさえ打てないことを思い出すと成長しているのでしょうが、もう次ぎの段階に行ってほしいです。まずは枠へキッチリと。次に精度を高めましょう。

ただし、この日の最大の問題は気持ちです。せっかく練習場に「100%?120%で戦え」「勝敗が全てじゃない 気持ちで上回れ!」の横断幕が登場したのに、その気持ちをしっかり受け止めていたのでしょうか。5月に「5ヵ年計画なんてJ2では意味がない」と批判した松本育夫監督にまた言われてしまいましたよ。「絶対に受けて立つな、精神力で上回ろう、と指示した。札幌は前半20分以降、風船がしぼむようだった」。どーゆうことですか。等々力での教訓は生かされているのでしょうか。前半24分に同点に追いつかれたときは、竹村にドリブルで中央を突破され、そのまゴールを許しました。映像は見ていないのでわかりませんが、過去に何度もこんなシーンありましたよね。また同じ過ちを繰り返しているのでしょうか。なんだかこの日のゲームこの日のゲームにソックリと思うのは私だけでしょうか。。。

そんなわけで連敗は続くよどこまでもと、13連敗達成になりましたが、サガンのような4バックでしかもフルマンマークのチームから、いかに得点を奪われないようにするか、劣勢の時にいかに攻めていくのか真剣に考えない限り連敗は止まらないでしょう。前半戦もあと2試合でしかもまだまだ昇格候補のサンガアビスパとの対戦です。戦力的不利は言うまででもないので、すくなくとも気持ちだけでも勝ってくれい。特に大森サブリーダーたのんます。桑原はがい旋試合までに先発をめざそう。

(29日 1:00)

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2004/06/23(水)はれ

やったぜ!ついに解けたぞ!
1−2の呪縛、、、

連続得点試合も8でストップ、、、

川崎フロンターレ6-0コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第19節終了時) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
1 川崎フロンターレ 48 19 16 0 3 42 2.21 (1) 12 0.63 (1) 30
12 コンサドーレ札幌 9 19 1 6 12 15 0.79 (11) 33 1.74 (11) -18
順位 (第2クール) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
1 川崎フロンターレ 21 8 7 0 1 18 2.25 (1) 3 0.38 (1) 15
12 コンサドーレ札幌 2 8 0 2 6 7 0.88 (8) 18 2.25 (12) -11

去年もそうなんですが、日帰りで十分に行き来できる範囲なのになんで平日開催になるのでしょうか。アゥェーサポの割合を減らす陰謀と言いたくなるのですが、どう頑張って夢の定時退社を実現させても、等々力到着が21時前になるので観戦断念です。まいどおなじみの脳内スタジアムよりお届けいたします。

そう言ってみたものの、多くを語る必要あります?相手は勝ち点5倍以上ですよ。第2クールに限って言えば勝ち点10倍以上ですよおにーさん。DOGFIGHT様にもきっちり同情されています。って、言うか、私は声を大にして叫びたい。同情するなら勝ち点3をくれー!!(ムリ)なお、念のため言っておきますが、本日は水曜日ですが、練習試合ではありませんのであしからず。

そんなわけでオフィシャルの試合経過を追っていきますが、前半5分に早くも失点。しかもアウグストのフリーキックだってぇ〜。一瞬にして見方が変わりました。立ち上がりの失点癖を思い出してどーすんのよ!!そのまんまウチラの自滅パターンではないですか。2失点目もPKです。だまっていても点を取りに行く相手なのに、易々とプレゼントしてどーするのですか。こんな展開になったら、あとはJ2では反則な攻撃陣の練習相手になるだけです。

ちなみに試合終了後、水を撒き、ペットボトルを投げつけ、サポーターが乱入。9番をつけている選手がキレてペットボトルを投げつけ、最後にはヤンツーが出てきて謝罪したという情報が入ってきていますが、これについて詳しいことをご存知の方はいないでしょうか?掲示板に情報を求みます(実名をご存知なら管理人宛メール送信フォームへこっそりと)。水&ペットボトル&乱入の3点セットは昨年の大宮公園で見ましたが、ついに9番に来ましたか、、、

気分を変えて次節を展望しましょう。少なくとも曽田と中尾は戻ってくるでしょう。くれぐれもカードに気をつけておくれ。後半開始から投入された上里がまずまずの働きを見せてくれたことは朗報です。一方、砂川が終了間際に担架で運ばれて退場。大ケガでないことをただただ祈るのみです。まあ中途半端に1−2で終わらなくて、木っ端微塵にやられたのでかえってあきらめがつきます。気分をリセットして次節へ。お相手はあのJ2では反則なチームを破ったイクヲ・テルコ率いるチームとの対戦です。27日(日)なのでお間違えなく。ちなみに私は全くの別件で26・27と大阪へ行き、その上来週は大多忙&睡眠不足になるので更新・分量は最小限になると思います。あらかじめご了承下さい。

(24日 0:40)

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2004/06/19(土)はれ

後半30分までリード
でも10人では、、、残念!!

ソ弾2枚で退場斬り!!!

ヴァンフォーレ甲府1-2コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第18節終了時) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
5 ヴァンフォーレ甲府 26 18 7 5 6 24 1.33 (5) 21 1.17 (5) 3
12 コンサドーレ札幌 9 18 1 6 11 15 0.83 (11) 27 1.50 (10) -12
順位 (第2クール) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
5 ヴァンフォーレ甲府 11 7 3 2 2 9 1.29 (4) 9 1.29 (7) 0
12 コンサドーレ札幌 2 7 0 2 5 7 1.00 (7) 12 1.71 (11) -5

拙者、今日は来週の別件のため貴重な土曜休みが取れなくて自宅待機につき、、、、切腹ー!!!ちなみに私はギター侍のソックリさんではありません。

試合はがっぷり四つの押し合いへし合いから、徐々に相手側が主導権を握っていきます。ピッチを広く大きく使っていく傾向があり、サイドチェンジを多用してきます。ただし決定的な場面を作らせず、ボールは回されても危ない場面はあまりなかったように思われます。前半20分は二重の意味で危なかったですね。バロンの落としに反応した山崎が藤ヶ谷を目掛けて飛び出してきました。クリアーしたものの衝突です。しばらく立ち上がれませんでした。

このあとは藤ヶ谷の体を張ったプレーに刺激を受けた、という表現が安易に使われてしまいますね。なぜかそのあとから攻め込みに行く場面が増えていきました。中盤の速いパス回し、とりわけボランチの権東・田畑を生かして突破を狙う意図は見えたものの、右サイドの市村や2トップになかなかボールが通らないもどかしさがありました。それでも徐々に一歩前へとすすんで行っていたので、うまくいけば先制点の期待が膨らんできます。ただし相手は守りの時4バックがかならず戻っていて、簡単にペナルティエリアでシュートを打たせません。そうなるとシュートの精度と一瞬のマークのずれに期待するしかないでしょう。得点シーンは願ってもないタイミングでした。砂川のCKに佐藤があわせたもののポストに返され、跳ね返ったところを曽田が合わせきれず、後方にいた清野が豪快なミドルシュートを決めてくれました。6得点目J2得点ランキングの8位です。

その後も攻め込んでいき、結局前半のシュート数は7本(相手は3本)で終わったのは上出来でしょう。後半もうちらのペースで入っていきました。このままリードして終わりたいとみんな思ったことでしょう。でも開幕戦以外、2得点以上挙げていない現実を忘れないように。後半11分に曽田に2枚目のイエローカードが出てしまい退場です。石原を後からおさえていたように見えたが、そう悪質ではなかった。一枚目になった前半44分の池端にかわされたところを倒したプレーが、印象が悪く見えすぎていたのでしょうか。まぁここはひとつ主審:池田も要注意ということと、でかくて一目でわかる容姿風貌のため目立ったということにしておきましょう。当の本人は納得いかない表情で、ゴール裏を通ってゆっくりとピッチをあとにしました。

これで田畑がDFラインに入って権東の1ボランチに。これは予想の範疇だが、市村がDFラインに入って4バックに変更です。さらに清野が右サイドでプレーして相川の1トップ。ハーフタイムの指示で、選手同士でもっとコーチングを、と言ったそうだが、こんな布陣は事前にテストしていたのでしょうか?実際、前からディフェンスできなくなり、徐々に攻め込まれるました。

そーなるといつ取られてもおかしくない展開になります。それでもなんとか抑え込みますが、和波が足をつるほど限界が近くなっています。10人なのだから各人の消耗は激しいです。疲れている選手を代えて欲しいと思っていると気に、相手は3枚目のカードを出してきました。その津田を投入してきた直後に4人もいたのに誰一人としてマークにつけずに、無抵抗のまま突破されました。そして左サイドから角度のないところでやられました。。。その2分後に新居を投入したっておそいです。堀井=相川という方程式は成り立つのでしょうか?今日はシュート1本打っただけマシですが。新居より低い166センチ長谷川のシュートは二度と同じようにシュートを決められないでしょう。無駄な抵抗をしたつもりはありませんが、素直に脱帽しましょう。

曽田の退場でゲームプランが崩れたのは仕方ないにしても、選手交代のカードをもっと早く切れなかったものだろうか。甲府盆地は30度を越える気温で、ピッチ上の体感温度は40〜50度位になっていたって不思議ではない。その上一人少ない戦いを強いられるのだから、消耗に応じた選手交代はできなかったものだろうか。試合ご監督は「得点された瞬間、下を向く選手が多く終了の笛が鳴るまでゴールを狙う姿勢を見せる選手がまだ足りなかった」と語ったが、今日にに限ってはその瞬間に一気に疲れが出たのではないか。もっともこれは私にしては大甘な見方なので、こういうときに大声を出して鼓舞できる人物を望みたい。と、思ったら、いるじゃな〜い。大森健作、いよいよふっか〜つかい。。でも、あせらないでやっておくれ〜。

(22日 23:00)

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2004/06/12(土)はれ ときどき くもり

よさこいソーラン行きたいひとー
ハーイ(byなかお)

マテ、まさか。。。(いや、そんなはずがない)

コンサドーレ札幌1-2大宮アルディージャ

 得点者

順位 (第17節終了時) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
12 コンサドーレ札幌 9 17 1 6 10 14 0.82 (11) 25 1.47 (9) -1
7 大宮アルディージャ 23 17 6 5 6 20 1.18 (7) 20 1.18 (5) 0
順位 (第2クール) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
12 コンサドーレ札幌 2 6 0 2 4 6 1.00 (7) 10 1.67 (9) -4
6 大宮アルディージャ 8 6 2 2 2 8 1.33 (4) 8 1.33 (7) 0

困りました。何が困ったのかと言うと、北の台地チームがへっぽこなゲームばかりしているからではありません。そんなことは今に始まったわけではないのでここはガマンしましょう。最も困っているのは今日のネタです。いいところがないのですよ、砂川のゴール以外は。そのあとの残り10分で攻めこんだって遅い。コーナーキックのクリアが砂川の前にこぼれてきてミドルシュートが決まったので、めずらしく相手のミスをもらえたんですね。しかしこれはアルディージャ公式サイト曰く残り10分は魔の時間帯だそーです。

もっとも今日のゲームは前半27分でおわりです。残り63分はロスタイムです。前半16分に佐藤尽がバレーにかわされて先制されてもこう着状態が続いていました。次に一点をどちらが取るかといった状況で、バレーのドリブルを止めたところで出てしまいました。主審:大西の判定に他の選手やサポーターが何も反論しなかったという情報もあったようです。みなさん心の中で罵倒していたのでしょうか。ただ、今回は三ツ沢のときとは違ってボールをピッチに叩きつけていません。その点情状酌量の余地はあります。それに柳下監督は「レフリーの方が先入観を持ちすぎじゃないかな」、と擁護しています。てっきり見捨てられたのかと思いきや大丈夫なようですね。ただ、824分間(13/17試合)で9回の警告は、 91.5分に一枚収集しています。次節出場停止で23日のフロンターレ戦はリーチがかかった状態で(おそらく?)出場になります。これでまた収集したら2試合出場停止なのでダブルリーチといったところでしょうか。フリコミはかんべんしてくださいよ。もっとも、中尾=カード収集というイメージがついてしまったのは自業自得です。先週のベガルタ戦後半のようなプレーができれば黙らせられるのだから、周囲をよく見てカルシウムを摂ってゲームにもどってこいや。

これで砂川はボランチの位置まで下がらざるを得なくなりました。砂川と和波を徹底マークする相手戦略が当っていますが、そこから先の応用力はまだまだなんでしょうね。岡田をもっと生かせばいいかとおもうのだが、先発の時、前半消えてていて後半から目が覚めるのは如何なものだろうか。岡田の動きがよくないのか、生かせないまわりがよくないのか分かりかねるが、もうすこし工夫できそうな気がするのだが。それにしてもシュート3本ではどうしようにもありません。

後半ロスタイムに入ってからは権東を失いました。相手GKとの混戦で背中を強打です。しかしなぜかイエローカードが出されています。当の本人は担架で出されて田畑と交代です。どうやら救急車で運ばれたみたいですが。。。無給のJ特別指定選手ですよ。これは治療費自腹になるんでしょ?おそらく。その上次節出られないことになるとものすごくイタイですよ。。。そのヴァンフォーレ戦は仕事が休みにできずに参戦を断念しましたが、くれぐれも暑さ湿気対策はお忘れなく。お帰りの際にはワインでキューっと一杯されてはいかが?(ヤケでも美酒でもどちらでも、、、)

(13日 21:00)

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2004/06/05(土)はれ

アゥェー側入場料2200円。
往復のバス代8000円。
相手側の大ブーイング
priceless(プライスレス)。

買えるものは日本銀行券で。買えないものは仙台スタジアムアゥェー席で。。。

ベガルタ仙台1-1コンサドーレ札幌

 得点者

順位 (第16節終了時) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
7 ベガルタ仙台 21 16 6 3 7 22 1.38 (3) 31 1.94 (12) -9
12 コンサドーレ札幌 9 16 1 6 9 13 0.81 (12) 23 1.44 (9) -10
順位 (第2クール) 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
4 ベガルタ仙台 8 5 2 2 1 9 1.80 (2) 9 1.80 (11) 0
12 コンサドーレ札幌 2 5 0 2 3 5 1.00 (8) 8 1.60 (10) -3

ついに行ってきました!みちのくバスの旅。朝7時に新宿を出て東北道を北上し、お昼過ぎにベガルタサポーター注目の中、スタジアム入りしました。しかもアゥェー側の入口近くまでバスでご案内です。地下鉄の高架のすぐヨコに、全席屋根で覆われたサッカー専用スタジアムの登場です。全盛期ほどではないにせよ、9割方ホームサポーターで埋め尽くされたスタジアムは壮観です。数少ないアゥェーを体感できますが、それがまた快感です。

この日は攻撃の要の砂川が出場停止。新居を加えた3-4-3で臨む説や、桑原を抜てきする報も聞こえてきましたが、出場停止明けの中尾の起用で落ち着きました。最も読めなかったのがGKでしょう。前日の紅白戦で阿部がゴールマウスに立っていたが、その日に藤ヶ谷で行くとの報道がありました。これにはいきさつ的に驚きを感じざるを得ないものの、実績・技術的には納得の人選でしょう。

前節久々に先制点を取ったものの、12試合連続失点中というありがたくない記録を更新中です(試合開始前の段階で)。相手は点も取れるが点も取られるチームだとここまでの段階で見ることができます。当然攻撃に気をつけなければいけませんが、こちらは5試合連続1得点中なので、先に点を取られないようにできるかがポイントでしょう。そんなことを念頭に置いたか定かではありませんが、試合開始から攻め込んでいきます。ボランチの2人が前へ攻めに出て行きます。鈴木は自ら前後左右に動いて、パスだけに頼らないようになってきました。権東は主に左寄りの位置でプレーして、和波や中尾、あるいは2トップへの配給役です。

ただ、そんな攻撃が続いたのは始めの15分位までです。その原因はゾーンプレスを日本に持ち込んだベルデニック監督のおかげで前線からのプレスがきつくて攻撃の糸口がつかめなくなったからですって?いーや、ちがいます。タダ単に、ミスを繰り返したからです。中盤でのルーズボールの取り合いでは奪えるようになったものの、グランダーのボールはよく取られます。それだけならともかく、フィードを簡単に奪われ、トップ下の中尾より前になかなか前にボールを運べません。そうなると左サイドを目掛けて攻め込んできます。相手はFW佐藤寿人、萬代、MF財前らです。吉瀬や佐藤尽がペナルティエリア内で倒した時は肝が震え上がりましたが、主審牧野は流してくれました。ただ、そんなことがあっても懲りもせず、飽きもせず執拗に攻めてきますね。前半23分にCKでしかもショートコーナーという伊達正宗もビックリの奇襲戦法を使われました。財前の左からのクロスを萬代がヘディングで枠の隅に押し込まれました。こーゆーのを一本取られたと言います。決して歴史の教科書に出てこないので、よいこのみんなは覚えなくてもいいでしょう。

これで目が覚めてくれるかと思いきや、たまにまぐれで攻め込めても、相手DFからボールを奪えません。その手前はパスがつながらないことが多いです。トップ下の中尾になかなかボールが来ません。もっとも、前にボールを出しても誰もいない有様です。これはトップ下の中尾としてのコンビネーション不足と自身のプレースタイルに拠るものではないでしょうか。むしろに権東を経由して左サイドの和波やFWの清野・相川を目指す動きのほうが多く見受けられました。特に流れが相手側に移った前半15分から前半終了までは、ピッチの左半分でしかゲームが行われていない状態です。これに対して鈴木・市村にはボールそのものがなかなか来ません。

この流れが変わったのは、後半10分に鈴木から新居に交代したときからです。鈴木が位置していたところには中尾が入りました。リードを奪われた直後に新居が入ることが多かったのですが、今日は流れを変えるための交代です。右へと左へと走り回ってくれました。ピッチ上のスピード違反です。犬のようにボールを追いかけていたとでも言いましょうか。ただ、これで相手陣を混乱に陥らせたことには間違いありません。ペースは徐々に我々側へ。

後半16分についに出てきました。われらの曽田大明神の参上です。この瞬間、ヤンツー采配の真骨頂を見ました。昨年のゴン中山投入を思い浮かべたのは私だけではないでしょう。ボルテージは最高潮です。これが実ったのが後半21分。パスカットした佐藤尽が中尾へパスし、その中尾が前線に鋭い縦パス。走りこんでいた市村がダイレクトでクロスを送り、清野がヘッドで合わせました。看板を越えてガッツポーズです(今年からはそれだけでは警告の対象にはなりません)。

これで戦いはヒートアップ。互いに速攻で相手ゴールへ目指す展開になります。あちらサンは優位に進めながら追いつかれてドローでは負けに等しいです。ゴールマウスをしばしば脅かされましたが、バーに助けられたり、藤ヶ谷の落ち着いた処理で失点を防ぎます。それに対しこちらはイケイケドンドンです。新居・清野がペナルティエリアにどんどん入ってきます。後半33分には岡田投入。outが市村でなく吉瀬でした。市村の左サイドは見慣れたが、3バックの左に和波です。去年までなら想像を絶する光景ですが、充分見ていられました。一点がほしいときのオプションに使えるでしょう。相手側に倒された選手が続出したおかげでいつのまにかロスタイムが4分ありましたが、最後の最後まで攻め続けました。

今日の寸評(ひとこと)

試合終了のホイッスルが鳴ると同時にベガルタ正守護神元日本代表の高桑が膝をつきました。しばらく立ち上がれません。そしてホーム側からは大ブーイングです。これだけでも旅費プラス入場料のモトは取れました。二試合連続勝ち点1だけど、勝利から見放されていることには代わりありません。後半のような攻めができれば、2勝目はそう遠くないでしょう。

(8日 0:50)


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