忘年会いうけど…、わすれたいですか(素朴な疑問)
| 順位 | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得 失 差 | ||
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2007年成績 | 1 | 91 | 48 | 27 | 10 | 11 | 66 | 1.38 (7) | 45 | 0.94 (1) | 21 |
前半戦 | 1 | 51 | 24 | 15 | 6 | 3 | 33 | 1.38 (6) | 16 | 0.67 (1) | 17 |
後半戦 | 5 | 40 | 24 | 12 | 4 | 8 | 33 | 1.38 (7) | 29 | 1.21 (6) | 4 |
第1クール | 3 | 24 | 12 | 7 | 3 | 2 | 15 | 1.25 (6) | 8 | 0.67 (1) | 7 |
第2クール | 1 | 27 | 12 | 8 | 3 | 1 | 18 | 1.50 (4) | 8 | 0.67 (1) | 10 |
第3クール | 2 | 21 | 12 | 6 | 3 | 3 | 20 | 1.67 (3) | 14 | 1.17 (6) | 6 |
第4クール | 6 | 19 | 12 | 6 | 1 | 5 | 13 | 1.08 (9) | 15 | 1.25 (4) | -2 |
昇格・優勝を決めて天皇杯がないものだから、なまけ太郎になってしまいました。ほとんど終電で帰っていたり、土日も予定が入っていたり、かぜひいてグダグダ。せっかくの昇格&優勝なのに、なーんもできていません。いまさらと言われるのは承知で、来年の戦いを展望する意味も含めてふりかえっていきます。
開幕のアゥェーサンガ戦で何もできず敗戦。今年も毎度おなじみのパターンかと思ったのは私だけではないでしょう。ところが、これが危機感を持つきっかけになりました。その意味では第2節ドーム開幕のサガン戦で、藤田がプロ初ゴールで今季初勝利を収められたのは大きいです。沈滞ムードを払拭できました。
課題の守備は、右SBに西澤、左SBに西嶋が起用されたことで完成。池内をサブに余らせておける盤石な体制ができあがりました。セレッソなど有力チームが出遅れているのを尻目に、4月を無敗。飛び道具のないチームにスタートダッシュは必須です。芳賀が中盤でハードワークし、中山とダヴィが前線からプレスをかけていくスタイルができたのも、4バックのおかげです。DFとGK高木との連携不足を指摘されたり、相手がロングボールでDFラインを飛び越そうとしても、少々のことでは守備に綻びが出ませんでした。
攻撃は不満でしたね。西谷経由でないと得点の形になりません。ダヴィ以外になかなかFWが得点できません。今からふりかえるとFWは得点よりもプレスのほうが重要だったから仕方ないとわかりますが、藤田の成長がなかったらもっとストレスを感じていたことでしょう。しかし、これが第2クールの快進撃につながりました。4/15第9節から9/2第38節まで27試合連続得点、5/23・5/27の二試合連続逆転勝ちなど、これまでの5年間で考えられなかったことばかりです。22節(6/16)には2位ベガルタとの勝ち点差が11。展開としては申し分ありません。
暑い時期によわいと思われがちですが、7月は無敗。8月に入ってからも3連勝です。特にこの3戦は共に3得点。生観戦した8/5ザスパ戦は開始直前に雷雨で涼しくなり、8/11セレッソ戦は札幌ドーム。鬼門と思っていた8/16 17:20開始の西京極を逆転勝利できたのは自信になりました。ただし、ここに力を注ぎすぎたのか、その後10試合は2勝7敗1分。8/26〜9/5にかけて、11日間で4試合の日程はキツかった。丁度夏場の疲れが出てくる時期です。さらに、道内では涼しくなってきても、本州ではまだまだ暑い日が続いていました。気温差には参ったことでしょう。高原やカウエが負傷して、チョ=ヨンデや富永を補強したのもこの時期です。
ここ数年の昇格チームをみても順風満帆なチームは皆無だったので、谷の一つや二つくらい気にしていませんでしたが、第3クール終了時点で首位のチームは昇格確率100%が破られるだろうと、本気で思っていました。9/22平塚のゲームよりも、そのあと見に行った海と渋滞のほうが印象に残っていますよ。そこがダメダメっぷりの底値だったんでしょうね。10月の厚別でなんとか勝ち、岡本・西が最後の最後で救ってくれました。レギュラーメンバーだけで昇格はありえず、大きな補強もなくシーズンが進んでいったら、若手2人がやってくれました。
このように戦いを振り返ると、守りあっての昇格でそこを基盤に攻撃していった印象です。ブルーノ クアドロスに見切りをつけた4バックは今年のレベル死守して下さい。平岡だけでは物足りないところで坪内を獲得して及第点です。それよりも曽田を最後にしてはえぬきのディフェンダーが育っていないことが気になります。
大塚が夏頃まで出場できないボランチは、アルセウの獲得でよし。このポジションは西嶋とチョがDFと併用できるのがよい。西も起用される。鈴木と上里は正念場になる。攻撃的MFはJ1レベルの西谷・砂川と、飛ぶ鳥を落とす勢いの藤田と岡本でいいでしょう。
FWはダヴィが完全移籍。献身的な中山に対して、4シーズン目の石井と韓国Kリーグ経験があるノナトと、そして争奪戦の末入団する宮澤の争いか。しぶ〜いところでは、三浦監督の片腕もとい頭脳も入団します。
ただし、どのポジションを見ても、J1レベルとしては物足りない(あぁ〜いっちゃった、、、)。観客動員のためにロートルなビッグネームを入れろとは言いませんが、噂に上がった福西や黒部、、、まあしょうがないですね。今季はまだまだ移籍のウワサが絶えないですが、水本、柏木、駒野、今野、巻、高原、、、、、そんなの関係ねぇー。高校選手権はこれからですし、JFLにもいい選手はいっぱいいます。移籍リストもご覧なさいよー。久々にさかつくができる年末になりましたね。わたしはwiiもDSもPS3も持っていませんが、そんな楽しみを抱きつつご来光をむかえましょう。それではみなさんよいお年を。
(31日 16:00)
ドームに行けなかった…
コンサドーレ札幌 2-1 水戸ホーリーホック
得点者
順位 | (第51節) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | コンサドーレ札幌 | 91 | 48 | 27 | 10 | 11 | 66 | 1.38 | 45 | 0.94(1) | 21 |
12 | 水戸ホーリーホック | 34 | 48 | 8 | 10 | 30 | 32 | 0.67(12) | 70 | 1.46(12) | -38 |
順位 | (第4クール) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
6 | コンサドーレ札幌 | 19 | 12 | 6 | 1 | 5 | 13 | 1.08(9) | 15 | 1.25(4) | -2 |
12 | 水戸ホーリーホック | 10 | 12 | 3 | 1 | 8 | 9 | 0.75(11) | 15 | 1.25(4) | -6 |
順位 | (後半戦) | 勝点 | 試 | 勝 | 引 | 敗 | 得点 | 失点 | 得失差 | ||
5 | コンサドーレ札幌 | 40 | 24 | 12 | 4 | 8 | 33 | 1.38(7) | 29 | 1.21(6) | 4 |
11 | 水戸ホーリーホック | 21 | 24 | 5 | 6 | 13 | 15 | 0.63(12) | 27 | 1.13(3) | -12 |
中山 ダヴィ
砂川 芳賀 チョ 西
(岡本) (藤田)
西嶋 ブルーノ 曽田 西澤
(池内) クアドロス
高木
sub:佐藤 石井
他力本願も試合のない節も一日で早い決定もいいけど、やっぱり勝って決めるのがいいですよね。 2位フィニッシュで万歳なのが、ヴェルディがセレッソに追い付かれて1位に返り咲き。勝ち点91は文句ないでしょう。
この試合・この相手は、やっぱり難敵でした。引き分けでもよしとすると、勝ちを目指すのか引き分け狙いで自重気味に進めるのか曖昧になりがちですが、そんな罠に陥ってしまいました。意志統一ができておらず、連携がうまくいきません。そういった流れで、CKからヘッドで先制されます。 この時点では3位覚悟です。しかしそれがよかったらしく、点を取るしかないと意識し始めたら動きがよくなりました。危機感を持ての言葉を忘れてなかったですね(もっとも、そこでヤバイって気づかなかったらプロじゃない)。攻勢になって、その流れを壊さずに同点に追い付いてハーフタイムを迎えられました。 リードされて迎えるのと追いつくのでは、天と地ほどの差があります。
この試合の立役者は、文句なくダヴィ。今期の得点パターンを象徴しています。タテへの動き出しはこの試合も効果的。 春先に比べると成長していて、まだまだ伸びしろがあります。是非完全移籍で獲ってほしいです。
次には岡本ですね。劣勢になっても投入で流れを変えるパターンが確立できました。 砂川・西谷・藤田・西と顔ぶれを列挙すると、攻撃的MFの層が厚くなりましたね。しかもみんな持ち味がちがいます。 それなら関や桑原が構想外になっても仕方ありません。
おめでたいのに、何をいいーますか。いやいや、言っとくことありますよ。早速来期契約しない選手が発表されましたが、思いの外多かったですね。 予算の関係か、それとも結構入れ替えるのかまだわかりませんが、これがプロの世界です。
和波は引退濃厚。岡田は二年連続リーグ戦ベンチ入りなし。金子はチョに押し出された恰好。川崎はサテライトで実績残しても、チャンスを生かせなかったか。 ブルーノクアドロスは方針上の問題ですかー。日本人長身CBを獲得できるんでしょうね?? ここは生命線です。 失敗=降格です(あえて言い切ります)。強化部の手腕が問われます。
まぁつかの間の休みは、選手も私らもよくメンテナンスしましょう。来年もうまいサッポロクラシックを飲みたい!
(8日 4:10)