CS(コンサドーレ札幌)的日誌(2007/01)

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2007/01/08(月)はれ ときどき くもり

三浦監督就任正式発表
一年でJ1に昇格せよ

これこそアゲアゲで行こうよ

天皇杯でベスト4に進出した嬉しい誤算で延期されていた正式発表が4日にありました。アルディージャで家族同然のような蜜月の関係を築いていただけに、候補として出てきたときは半信半疑でいました。各紙が満場一致で有力候補と書き、天皇杯を観戦していたときには、逆に話がこわれたらどーすんだいと思ったものです。選手歴はゼロに近いものの、指導者としてはピカイチであり、しかもJ2経験豊富で昇格経験もあり、予算とのバランスで考えたら最良の選択です。

          3バック

     相川        中山
               (石井)
           砂川
         (上里)
  西谷               藤田
 (関)            (岡田)

     大塚       芳賀
   (鈴木)   (金子)
    (西)
     
   西嶋    曽田   西澤
 (和波)(池内)
 
           佐藤
          (林)
          4バック

      相川        中山
                (石井)
               
   西谷                砂川
  (関)             (藤田)
 (上里)

       金子         大塚
     (鈴木)      (西)
     (上里)
     
   西嶋    曽田   西澤   芳賀
 (和波)(池内)      (岡田)
 
              佐藤
             (林)

注目は布陣です。これまで4バック信奉者といったイメージがあって、4バックアレルギーがあるウチでやていけるのかという懸念の方が先立ちました。しかし、記者会見で3バック、4バックのどちらを採用するかとの問いに、「サッカーはシステムだけでは勝てない。フォーメーションが一番重要なことではない」と、毅然と答えていました。思わず04年にフロンターレに関塚監督が就任したときのことを思い出しました。前年までの石崎ノブリン3バックでいい形ができつつあったのに、アントラーズで4バックしか経験していない、しかもコーチ経験は長くてもトップチームを正式に指揮を執るのは初めてで大丈夫なのかと思ったのですが、3バックを継承し、成績については知っての通り。それならば、三浦新監督なら選手の特性を見抜いて、適切なフォーメーションで戦えるじゃないですか。

幸い、今のメンバーなら、3バックでも4バックでもどちらでも戦えるメンバーが揃っています。芳賀や西嶋のように、複数ポジションをこなせる選手が多いからです。とりわけ、ボランチと両サイドはどのような組み合わせになるのか予測つきません。ルーキーの岩沼と岡本、そして2年目の西はベンチ入りも大変でしょう。そうなると、フッキがヴェルディ移籍濃厚のFWと、加賀がジュビロ、千葉がセレッソにそれぞれ復帰濃厚なDFは手薄です。西谷と藤田がFWでプレーできるにせよ点取り屋の補強は急務。次にCBと右SBができるDFがほしいですね。あと、川崎は是非再契約してほしい。4バックだったら、左SBの一番手にできて、西嶋をCBに、西澤を右SBにできる。左を再三突破されたシーンを思い出すと、3バックの時の左サイドで攻守のバランスをうまくとってくれるのですよ。吉瀬がどうなるといった問題もあるが、よそに再就職される前に再契約すべし。

ことしからオフィシャルで契約更新の選手を公表するようになったのはいいことですね。引く手あまたな砂川と西谷が入っています。天皇杯で注目を集めたに違いない相川も入っています。西澤、芳賀、中山がまだ入っていないのが気になりますが(曽田は毎年長引いているので心配なし)、引き抜くなら移籍金を出せといわんばかりの姿勢はいいことです。

そしてコーチ陣も発表になりました。松井 清隆GKコーチがコーチとして残留。またアゥェー席からの「まついさ〜ん」コールが聞けると思うとウレシイです。三浦 雅之旭川ユース・U-15監督がトップチームに昇格。赤池 保幸育成普及部 GKコーチがトップチームのGKコーチに。ほぼ生え抜きです。コーチ陣も少数精鋭でお届けしていきます。

(8日 14:40)

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2007/01/01(月)はれ

明けましておめでとうございます
今年もよろしくお願い申し上げます

ことしもアゲアゲ。。。だったらいいなぁ。。。

浦和レッズ1-0ガンバ大阪

 得点者

昨年末は退社時間は終電か始発か、それが問題だ、といった生活を続け、時間のなさに拍車がかかってしまいました。手抜きと遅延行為がもはや恒例となってしまいましたが、今年もしぶとくつづけていきますので、かわいがっておくんなまし。ブログ館もひっそりと、わすれた頃に更新しています。

さて、一年の縁起モノとして、天皇杯決勝はかならずふりかえるようにしています。ほとんどヒルネだろというツッコミに備えて(コラ)、J開幕当初ユニバーや万博のガンバ戦に通っていた(当時関西在住)のカミサンも観ていました。はやい話し、ボヤキからいってみましょう。

なんではいらネェんだよ(怒り)
はずしてんじゃねえよ(以下略)

これに凝縮されます。準決勝で戦い方を得点シーンはラッキーだと言ったものですから、そんなこたあないぞぉといわんばかりに怒涛の攻撃をしかけました。シュート数6に対して21本ですよ。播戸が出場停止から戻ってきて遠藤が万全になってガンバはベストメンバーで臨めたにもかかわらず、レッズは闘莉王、坪井、堀之内の3バックだけでなく、三都主、ワシントン、田中達也も不在。おまけに長谷部はベンチスタートで、GKは代表入りした山岸ではなく都築。しかし、この都築が幾度も好セーブで窮地を救います。内舘、ネネ、細貝の3バックも遜色ない働きを見せます。

しかしこれだけでは勝てません。ターニングポイントは天皇杯決勝進出立役者の小野が負傷で岡野に交代したとき。守備的で篭もり気味なのに、思うように仕事をさせてもらえないトップ下の小野を中心の攻撃の組み立てが、岡野が入ることでボールを奪って速攻のスタイルが明確になりました。そうなるとこの試合元々1トップとして先発していた永井も仕事が明確になり、岡野からのボールをいい形で受けようとします。ブッフバルト監督はツイていたと言っていましたが、展開的には勝つべくして勝ってましたね。

敗れたガンバは、終始イニシアチブをとって優位に展開していたことが仇になりました。結果的に負けゲームなのに選手交代がないなんて考えられません。選手交代が難しかったのは事実ですが、西野監督の特徴の采配の硬直化が最後の最後で出てきたようです。圧倒的に押しているのに決められないで負ける、このチームの悪いときのパターンが出てしまいました。

それでも天皇杯優勝チームの翌シーズンは成績が下降するというジンクスを打ち破り、Jリーグが始まって初の天皇杯連覇の偉業を達成したレッズの勝利は、決してフロックではありません。毎年日本勢が煮え湯を飲まされつづけているアジア・チャンピオンズリーグも、この選手層ならグループリーグ突破も十分期待できると思います。

対してガンバは、2005年のリーグ優勝と2006年の無冠が、共にボール回しのスタイルを持ちながらも、最後は個への依存が高かったことを証明することになりました。バレー獲得を狙っているのも、そこをわかっているからなのでしょうか。宮本の穴と遠藤のバックアップが先だと思うんですが(もっとも遠藤の代わりなんで効くものではないが)。

さて、この天皇杯を受けて、コンサドーレに話は変わりますが、望むはただ一つ。J1昇格決めなさい。準決勝・決勝を見て、チームのスタイルや怒涛の攻めだけで勝てないことがわかったでしょう。点を獲るときの狡猾さと、ゲーム運びのうまさなのですよ。つまらない勝ち方でも、ちゃんと勝ち点3を積み重ねること。昇格を果たした3チームはこれができました。それができるよう、まもなく正式発表される三浦新監督にお願いしたいと思います。

(3日 01:00)

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