2003 J2チーム短評(6)


Jリーグ予想&分析は開幕前に予想を立てて、終了後に結果と検証を述べていく予定です。
いよいよ次節で第一クール(一回り目)が終了します。徐々にチーム間の勢力図が見えてきました。

なんせJ2は1シーズン制44試合の長丁場。よって、このコーナーに思ったことをメモ帳代わりに記していきます。
(でないとあとで分析しようと思っても忘れそうなので。。。)
私なりにわかる範囲で書いていきます。
日付ごとに書いていきますが、なかなか情報が入手できないため、
おやすみになる節が出てくる・一回も取り上げないチームが出てくる可能性がある
ことをお許しいただきたい。
私と違った意見をお持ちの方、詳しい方、実際に観戦された方、補足・蛇足・追加・異論・反論・オブジョクション大歓迎です。
掲示板でもメールでも一行程度でも構いませんので、お寄せ下さい。
このコーナーでも取り上げていきたいと思います。

8〜9月分はこちらのページに移動しました。

(注)第一クール終了時点(2003/05/10)での各チームの寸評は、2003年J2予想&分析(第1次)にあります。
   第二クール終了時点(2003/07/06)での各チームの寸評は、2003年J2予想&分析(第2次)にあります。

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最終結果 2003/11/15〜16 2003/10/25〜26 2003/10/04 2003/08〜09 2003/06〜07 2003/05 2003/04 2003/03


最終結果

順位 チーム 試合 勝数 敗数 分数 勝ち点 得点
失点
得失差
1 アルビレックス新潟 44 27 10 7 88 80 1.82 40 0.91 40
2 サンフレッチェ広島 44 25 8 11 86 65 1.48 35 0.80 30
3 川崎フロンターレ 44 24 7 13 85 88 2.00 47 1.07 41
4 アビスパ福岡 44 21 15 8 71 67 1.52 62 1.41 5
5 ヴァンフォーレ甲府 44 19 13 12 69 58 1.32 46 1.05 12
6 大宮アルディージャ 44 18 19 7 61 52 1.18 61 1.39 -9
7 水戸ホーリーホック 44 15 18 11 56 37 0.84 41 0.93 -4
8 モンテディオ山形 44 15 19 10 55 52 1.18 60 1.36 -8
9 コンサドーレ札幌 44 13 18 13 52 57 1.30 56 1.27 1
10 湘南ベルマーレ 44 11 22 11 44 33 0.75 53 1.20 -20
11 横浜FC 44 10 22 12 42 49 1.11 88 2.00 -39
12 サガン鳥栖 44 3 30 11 20 40 0.91 89 2.02 -49

勝ち点1差が天国と地獄を分けた。
上位チームであっても調子の上向きな時期と下り坂な時期があるのが怖い。それがJ1とちがってJ2のたくましさになっているのでは。
躍進したチーム・期待はずれになったチーム・尻すぼみになったチームいろいろあるが、1チームだけ取り残されているではないか。。。

今年のこのコーナーはこれにて終了。
これからは天皇杯での戦いを終えた順に、各チームの総括にいきます。
2003年J2予想&分析(第2次)をご覧下さい。

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2003/11/15(土)〜16(日)第43節

大宮アルディージャ   43試合18勝18敗7分勝点61(6位)
52得点(1.21)60失点(1.40)得失点差−8

今季初の4連勝で6位確定!で、喜びたいところだが、菅野前監督解任を招いた6連敗(清雲監督は6連敗目の39節(10/17)より指揮)を帳消しに出来たわけではない。
好不調の波が大きいのは一目瞭然だ。この4連勝中はすべてバレーが得点を挙げている。しかも3試合連続2ゴール中だ。バレーボールのワールドカップにあわせて調子が上がってきたのか。
コンサドーレホーリーホックサガン横浜FCとチーム状態の悪いチームばかりと巡り合わせ運もあるが、連勝にはかわりない。
もっと見てみると、6連敗中はすべて無得点に終わっている。
さらに、7/26以降、勝ちゲームはすべてバレーが得点を挙げている(9試合)。
勝つときはバレー、負けるときは零敗。悪いとは言わないが、ちょっと極端ではないか。
相手チームはバレーをきっちりおさえておけばいいんじゃない!?

× アルビレックス新潟   43試合26勝10敗7分勝点85(2位)
79得点(1.84)40失点(0.93)得失点差+39

第4クールはきれいにホームとアゥェーで交互に試合が行われたが、ホームは全勝(5勝)に対し、アゥェーは1分4敗(キッチリ貢献しました)。
昇格は持ち越しとなったが、最終節がホームでアルディージャ戦というのはツイている。
なんせ今年は3戦3勝10得点1失点特にFWマルクスは5/14の4得点を含み、全試合ゴールの6得点!!リスをにらむ白鳥です。
サイドバックを務める三田が出場停止なのは痛いが、FWマルクス・上野、MFファビーニョ・宮沢ら攻撃陣は健在。スーパーサブにFW深沢・船越を控え、万全の舞台でJ1を決めにかかる。

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2003/10/25(土)〜26(日)第40節

サンフレッチェ広島   40試合22勝7敗11分勝点77(3位)
57得点(1.43)31失点(0.78)得失点差+26

9/3コンサドーレ戦)から10/4(またもやコンサドーレ戦)にかけて7連勝を記録し、
春先の勢いを取り戻した思ったが、ここ3試合は2分1敗と足踏み。ただし、内容は3試合連続無得点と深刻だ。
もっとも、連勝中はチーム状態が下降気味のチームと対戦することが多く、後半戦2敗と絶好調のアビスパ戦(10/18)の敗戦と、
守備をしっかり固めてくるヴァンフォーレ(10/11)、ホーリーホック(10/25)の2引き分けは、
事前におりこみ済みとして考えておかなければいけなかったのかもしれない。

そう考えると、次節ベルマーレ戦も、得点力vsパラシオス中心の守備力では苦戦が予想される。
逆に11/8モンテディオ戦(山形県)、11/15サガン戦(広島ビ)は落とせないだろう。
頼みの森崎兄弟が復調できるかどうか。召集等でコンディションが気になる。
最終戦11/23はアゥェーのフロンターレ戦。勝ったほうが昇格の展開にとどまれるか、正念場である。

アビスパ福岡   40試合18勝14敗8分勝点62(4位)
60得点(1.50)55失点(1.38)得失点差+5

11/8フロンターレ戦、11/15アルビレックス戦、この2カードは昇格候補が敗れる波乱が起きても驚かないでほしい。
それほどまでにチーム状況は良い。なんせ、後半戦の2敗3分は、昇格争いの3チームよりも良い成績だ。
ベンチーニョは後半戦だけで11得点(通産18得点で、ランキング3位)を挙げ、宮崎・福嶋ら若手も結果を残している。
春先は最下位争いだったのに、
優勝争いできるレベルまで到達できるとは。。。

見習わなくてはいけないですネ。残り4試合を無敗で終えても驚きません。

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2003/10/04(土)第37節

川崎フロンターレ   37試合20勝6敗11分勝点71(3位)
76得点(2.05)40失点(1.08)得失点差36

今年3敗の鬼門アルビレックス戦に3-0で完勝。今年2度目の5連勝。
しかも得点者がホベルチ、我那覇、ジュニーニョとFW勢が勢ぞろい(ジュニーニョはMF登録)。
アウグストが得点を挙げなくても、FWできっちり取れるようになったのが大きい。しかも主審が砂川でよかったですネ(オイオイ)。
ただーし、次節は2敗1分けで、やはりまだ勝ち星を挙げていないアルディージャ戦。しかも埼玉スタジアムです。
ここで連勝記録を伸ばせるなら、次々節もいけるでしょう(この下を参照)。
最終節は11/23勤労感謝の日のホーム等々力でサンフレッチェ戦(!)。それまでにどれだけ勝ち点を伸ばせるのだろうか。
ただ、監督が"あの"石崎ノブリンというのがひっかかりますよネ、トリニータファンのみなさん!

× コンサドーレ札幌   37試合11勝15敗11分勝点44(9位)
47得点(1.27)48失点(1.30)得失点差−1

みなさーん、このチームの例をよーく覚えておきましょう(特にJ1下位チームのファンのみなさん)。
普通、監督が代わると一時的にでも成績は良くなりますが、このチームにはあてはまりません。
ジョアン・カルロス職場放棄後11試合で2勝7敗2分
その上今季初の4連敗中です。
そんな中、次節対戦のサガン・次々節対戦のフロンターレのファンは、さぞかし喜んでいることでしょう。
特にサガン戦はJ2最強決定戦と言っていいでしょう(もちろん逆の意味です)。
開幕前、昇格最有力候補と言われていた頃の面影は、全くありません。

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