2003 J2チーム短評(4)


Jリーグ予想&分析は開幕前に予想を立てて、終了後に結果と検証を述べていく予定です。
いよいよ次節で第一クール(一回り目)が終了します。徐々にチーム間の勢力図が見えてきました。

なんせJ2は1シーズン制44試合の長丁場。よって、このコーナーに思ったことをメモ帳代わりに記していきます。
(でないとあとで分析しようと思っても忘れそうなので。。。)
私なりにわかる範囲で書いていきます。
日付ごとに書いていきますが、なかなか情報が入手できないため、
おやすみになる節が出てくることをお許しいただきたい。
私と違った意見をお持ちの方、詳しい方、実際に観戦された方、補足・蛇足・追加・異論・反論・オブジョクション大歓迎です。
掲示板でもメールでも一行程度でも構いませんので、お寄せ下さい。
このコーナーでも取り上げていきたいと思います。

5月分はこちらのページに移動しました。

(注)第一クール終了時点(2003/05/10)での各チームの寸評は、2003年J2予想&分析(第1次)にあります。
   第二クール終了時点(2003/07/06)での各チームの寸評は、2003年J2予想&分析(第2次)にあります。

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2003/07/26(土)第24節

●アルビレックス新潟


24試合15勝5敗4分勝点49(1位)
39得点(1.63)18失点(0.75)得失点差+21

5敗はサンフレッチェフロンターレ(3敗ずつ)より多いが、
勝ち数の多さと得失点差でサンフレッチェより1点優ったことによって首位浮上。
敗戦は5/31のコンサドーレ戦が最後。この試合以来の2失点を喫することとなったが、今、J2で最も安定した戦いぶりを見せているだろう。
1-2で負けていたゲームを、残り5分で船越・マルクスのゴールで逆転勝ち。しぶとさと勝負強さも出てきた。
次節は、4-1、4-0とメッタ打ち状態で勝ったアルディージャ戦。
その3日後に、今季まだ勝ちがないコンサドーレ戦をビッグスワンで。
この2試合をどんな戦いになるのか興味深い。。

×横浜FC


24試合4勝12敗8分勝点20(10位)
25得点(1.04)48失点(2.00)得失点差-23

開始1分でGK菅野が退場!
今村亮一乱舞!!と、思いきや、シュートをペナルティエリア外で、手で止めたからなんですね。
このレッドカードなら単にGKが悪いで済むのだが、な、なんと控えGKナシ!!!
GK水原とGK吉田はともに故障ということがわかっているなら、4人目のGKを獲得しなさいよ。危機管理危機意識ともにゼロですね。結局、DF河野が89分間ゴールマウスを守る。
って、ことは、次節コンサドーレ戦もGKナシ!!!
これじゃぁJ2最多失点も致し方ないよ。
最後に勝ったのは5/18アルディージャ戦。
その翌週5/24より、11試合連続失点継続中!!!

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2003/07/11(金)番外編

■モンテディオ山形


22試合9勝7敗6分勝点33(4位)
31得点(1.40)26失点(1.18)得失点差+5

さらに2試合の休養と
7カ月間の減俸20%

結果オーライで済ませるな
不手際には猛省望む


今回、この問題を大々的に取り上げたのは、単なる一チームだけの問題だけではなく、Jリーグ全チームに波及する問題、
さらにはマス・メディアや役人を含めて、報道モラルや日本そのものの問題にも波及してくると思ったからだ。

今日発売の号にも改めてこの話題が出ていて、写真や記事内容が使いまわしなのには驚いた。
あの内容が本当であるならば新事実が掲載されて然るべきなのに記述ナシ。いくら事実といわれても説得力ナシ。
これだったら私みたいなインチキライターでも書けるゾ。その程度の連中しかいないのかい?

これ以上写真週刊誌のことを書くと本題に戻れないのでここで割愛するが、
いづれにせよモンテディオフロントの対応力のまずさが浮き彫りになったことはまちがいない。
柱谷幸一監督の処分内容は、自治体の税金を運用している社団法人だから止むを得ない部分はあるが、
これだけの騒動になったフロント陣の処分はあるのかい?
金森理事長は「処分は世間を騒がせたことが理由」
説明したが(引用元)、それならばフロント陣も処分されて然るべきではないか。
対応力次第ではこんなに大事に至っていないぞ。
コレ、2003年名言・迷言大賞にノミネートですね。

アントラーズの場合、選手や監督の問題が報じられた際は、フロントが連携を密にして迅速に対応するとしている。
また、本人の意思を尊重する方針だ。「後手に回ると問題が大きくなるだけ」と広報担当者は指摘している(引用元)
さすが、日本代表クラスの選手が大勢在籍しているだけあり、対応について心得ている。

今回、追放回避を嬉しく思い、同時に2試合休養に一抹の寂しさも感じるが、
全クラブのフロント陣は、この出来事を教訓と受け止めてほしい。
当事者のモンテディオフロント陣は、お役所仕事の延長といった感覚ではなく、
プロサッカークラブを運営しているという自覚を持って臨んでほしい。
(でも「サカつく」や「プロサッカークラブをつくろう」じゃナイヨ。念のため)

やっと後半戦の予想に入れます(安堵)

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2003/07/08(火)番外編

■モンテディオ山形


22試合9勝7敗6分勝点33(4位)
31得点(1.40)26失点(1.18)得失点差+5

モンダダロウ VS モンデナイヨ
(主審:トンデモナイヨ)



山形って、
そんなにマス・メディアが発達していないところなんですか?
(素朴な疑問)


イラク戦争の時でさえ、流れてくる映像みんな事実かどうか疑わしいのに、
ましてや北朝鮮関連の報道をほとんどの日本人が真実だと思っていないのに(もちろん真相はわからないが)、
本人に確認する前にやたらと問題を起こしている(ビートたけしも殴り込んだじゃないか?たしか)写真週刊誌の記事を全面的に信用してしまうのは、公共性の強い法人としては大問題ではないでしょうか。

フロントは天下りなのか、公務員なのか、ただ単に山形から出ていないだけなのか詳しく分からないが、マス・メディアに常にさらされているにもかかわらず、そのことを理解していない。報道の影響力を理解していないのは間違いない。
オレでさえこんなヘタれたページで自らの考えを出せる時代なのに、全く持って時代錯誤だよ、フロント陣。
マーケティングリサーチ結果・市場調査でさえ数字いじって、広告や世間を操作しちゃうのに、そんな事までわからないほど田舎人なんですか。そうだとしたら、サッカークラブのような全国的に関係する仕事なんて務まらないですよ。マジで。
反響を本当に考えて断を下したのですか?

もっとも、フロントは直接事情聴取して、事実関係を確かめたのですか。
ただ単に記事を読んでおもしろーい、と喜んでいるオヤジと変わらないぞ、これじゃ。
それでいて、柱谷監督の言う通り、事実無根でフロントが虚偽の声明をしていたのであれば、恥の上塗りですよ。
虚偽の報告です。医療ミスや機密費やらの官僚のスキャンダルと変わらないじゃないじゃないですか。

ここでシュミレーションを示しておくので、よく考えた上で選んで欲しい。

1.フロントの規定路線通り、柱谷監督を解任
  手倉森浩コーチでも試合の格好はつく。
  ただし、選手・サポーターのフロントへの不信感強まる。
  青少年の影響とは言っても、芸能人のみならずアナウンサーやスポーツ選手の不倫は後を絶たないのだから、効果なし。
  FCバルセロナやレアル・マドリードのように会長選挙を行ったら大敗するだろう。

2.結果的に、柱谷監督留任
  多くのサポーターは納得。
  フロントから見ると、出資してくれた山形県民に対して申し訳なく思う。
  しかし、この結果のほうが、県民、特に県内の青少年に大きな夢を与えつづけられるだろう。

そもそも不倫で失職するなら、ビル・クリントンの例を出されると説明つくのかい。
ヒラリー夫人のみならず、アメリカ国民はみんな戦い続けたじゃないか。
これを機に、フロント・サポーター・チーム一丸で戦えばいいじゃないか。それが地域密着のあるべき姿だろう。

ここも読んでおくべし

モンテディオ山形オフィシャルHP http://www.montedio.or.jp/
FC東京中華思想(トップページ) http://www.orcaland.gr.jp/fctokyo/
モンテディオ山形サポーターズクラブ"クラージュ"(BBS) http://www.omn.ne.jp/~courage/

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2003/07/05(土)第22節

×サンフレッチェ広島


22試合14勝2敗6分勝点48(1位)
36得点(1.63)15失点(0.68)得失点差+21

今季2回目の敗戦。今日のように先制されて守りを固めてくるJ2の戦いをされるとさすがに音を上げる。
しかし、得点力はマルセロ一人に頼りきっているようなきらいは感じるが。
それにしてもこのチーム、余裕はある。強行日程を想定してサンパイオをメンバーから入れたり外したりしているのが心憎い。
3日前は欠場し、今日はフル出場。甲府盆地の暑さを考慮したのだろうか(広島だって暑いだろうに)。

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2003/07/04(金)番外編

●モンテディオ山形


21試合9勝7敗5分勝点32(4位)
30得点(1.42)25失点(1.19)得失点差+5

スイカップおいしそうだねぇ〜、柱谷のおにいちゃん。
(おことわり:情勢の変化により、この発言は上記ような処置を取らさせていただきます(2003/07/08))

ズベン・ゴラン・エリクソンあるいはヒディング、さらにクリントン(オイオイちがうだろ)の例もあるわけだから、
いくら写真週刊誌とはいえ、休養・辞任とまでさわがなくてもいいような気もするけど。
でも、相手が国営放送地元放送局の巨乳アナが通っていた、というなら、山形の街を歩けなくなるのかなぁ。

いずれにせよこの対応次第で、モンテディオのフロントの姿勢が問われることは間違いない。
株式会社でなくて社団法人だが、それ以前にフロントが"プロ"であるかどうか。田舎チームかどうかは関係ない。

ただ、ゲーム的にはとても痛い。4月には最下位だったチームが今はなんと4位ですよ。奥さん。
けが人を出しながら、よくここまで上がってきた。特にここ8試合は5勝3分け負けなし。

あしたは手倉コーチが指揮を執るが、
県民、特に県内の青少年に大きな夢を与える存在の「県民のチーム」であるならば、
どのような方法を採るのがよいのか、誰もが納得いくように良く考えて説明して欲しいところである。
(必ずしも辞任とは限らないはず)

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2003/06/09(日)第16節

●サガン鳥栖


16試合3勝9敗4分勝点13(11位)
22得点(1.37)30失点(1.87)得失点差−8

おお〜、SAGA。5点とって大勝ですか。オレンジ色の看板、吉田家の牛丼でスタミナつけたのかな(もうないって)。
3失点以上が4試合だけど、3得点以上が3試合。しかもそれは2勝1敗。
その1敗はサンフレッチェ相手に3-4で負けている(でも唯一3失点食らわしたチームだ)。
守備のよくないところは心して戦ったほうがいいぞ。
川崎、佐藤大 、ジェフェルソンと攻撃はたしかに面白い。ただ、監督はちゃんと連れてきなよ。
千疋監督を事実上更迭してアンドレコーチが実質的な指揮を執っているってー(驚)。
ライセンスをちゃんと持っている人をつれてきなよ。監督は。さらし者だぜ、こりゃ。

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