順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年 J1年間順位 | 12 | 31 | 30 | 6 | 13 | 11 | 36 | 1.20 (14) | 42 | 1.40 (5) | -6 |
2004年 J1 第1ステージ | 13 | 15 | 15 | 3 | 6 | 6 | 15 | 1.00 (15) | 19 | 1.27 (4) | -4 |
2004年 J1 第2ステージ | 11 | 16 | 15 | 3 | 7 | 5 | 21 | 1.40 (11) | 23 | 1.53 (7) | -2 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
C | B | B | C | B | B | C |
年間半数弱の引き分けを勝ちきれなかったと見たのであろう。スコアレスドロー4試合、無得点試合9試合の半数でも解消できればということで、フォワードの補強を積極的に行いこれに成功。J2で20得点の佐藤寿人、長身のガウポン、ウェズレイの弟でプチ・ブレイクしたジョルジーニョの加入は単純にプラスになる。まずまずの力を見せた守備陣もリカルドが移籍したものの、池田とジニーニョの加入でプラスマイナスはゼロ。今季は4バックに変更して戦う。
このチームの中核は森崎兄弟、ベット、リ・ハンジェを擁する中盤で、移籍してきた茂原がボランチのレギュラーを奪うほど充実。左SBの服部、右SBの駒野と共に手堅いゲームを繰り広げていくにちがいない。ただ、小野監督が就任時に宣言した「3年で優勝争い」の3年目ではあるが、上位進出の条件には得点力の向上が不可欠である。ユース代表コーチの経歴らしく選手の育成やチーム造りに評価は出せるものの、伝統の守備力の殻を打ち破らない限り優勝争いに絡むことはない。J2時代を含めた過去二年間でそのような兆候は感じないため下半分のグループになったが、その中では最も可能性を感じるので最上位とした。
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年 J1年間順位 | 11 | 36 | 30 | 9 | 9 | 12 | 50 | 1.67 (5) | 55 | 1.83 (13) | -5 |
2004年 J1 第1ステージ | 12 | 15 | 15 | 3 | 6 | 6 | 21 | 1.40 (7) | 25 | 1.67 (12) | -4 |
2004年 J1 第2ステージ | 8 | 21 | 15 | 6 | 3 | 6 | 29 | 1.93 (4) | 30 | 2.00 (14) | -1 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
B | C | C | C | B | C | C |
チームカラーを変えるわ、楽天色が強まるわ、監督人事で二転三転をくりかえすわ、経営陣変われどてんやわんやで本質的にはかわってないぜと言わんばかりだったが、松永監督の就任でようやく落ち着いた。ヘタにビッグネームを呼ぶよりも、ヴァンフォーレをJ1昇格争いに加わるようにチームを作り上げた手腕のほうが確実。個の力の比重が強かったチームを、組織的戦いに変貌する期待を持てる。
毎年オフにはサカつくをやっているんじゃないかと言いたくなる入れ替わりを展開していたが、今回は三浦淳宏と室井の加入くらい。昨年終盤に蘇生した小島、播戸、三浦カズにめずらしく外国人選手で当ったホージェルとホルヴィがそのまま残留し、昨年2ndに8位に躍進したいい流れを継続できている。これはこのチームにとって重要なことで、三浦泰年統括部長の無駄な補強はいらないという言葉をきっちり実践した。そこに三浦淳宏が加わるとなれば、攻撃だけなら上位を狙える陣容が揃った。しかし土屋を半ば追放のように放出した守備力は弱い。ただ、監督の手腕による向上は期待はしていいだろう。
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
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2004年 J1年間順位 | 10 | 37 | 30 | 10 | 7 | 13 | 47 | 1.57 (7) | 58 | 1.93 (15) | -11 |
2004年 J1 第1ステージ | 14 | 14 | 15 | 3 | 5 | 7 | 16 | 1.07 (14) | 25 | 1.67 (12) | -9 |
2004年 J1 第2ステージ | 7 | 23 | 15 | 7 | 2 | 6 | 31 | 2.07 (3) | 33 | 2.20 (15) | -2 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
C+ | C | C | C | B | B | C |
昨年の弱点は明確だった。2ndで得点が取れるようになっても失点の多さは相変わらずで、センターバックに実績のある海本慶と萩村を獲得。鈴木慎吾とファビニーニョで看板の左サイド攻撃偏重の対策として、右サイドの海本幸が加入した。昨年の攻撃パターンのキーになったオゼアスとアン・ヨンハッが抜けたものの、要所に効果的な補強を行った。オゼアスの放出は大いに疑問を感じていたが、 攻撃のバリエーションを増やすための右サイド攻撃としてミスターグランパス岡山や前述の海本幸やアンデルソン・リマを獲得したのであれば納得いく。
反町監督の続投やビッグスワンの熱狂など、チームの長所を引き継いだままレベルアップを図った点は評価できる。躍進を期待したいところだが、2ndで瞬間風速的に優勝戦線に加わったもののベテラン達の力である。また、攻撃が売りなチームは他にフロンターレとセレッソが浮かんでくるが、この両チームよりも守備が良いのではないかと思い、順序に反映させた。