順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2004年 J1年間順位 | 4 | 50 | 30 | 13 | 11 | 6 | 55 | 1.83 (3) | 45 | 1.50 (8) | 10 |
2004年 J1 第1ステージ | 7 | 22 | 15 | 5 | 7 | 3 | 28 | 1.87 (4) | 23 | 1.53 (8) | 5 |
2004年 J1 第2ステージ | 2 | 28 | 15 | 8 | 4 | 3 | 27 | 1.80 (5) | 22 | 1.47 (5) | 5 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
B | B | B+ | C | S | C | B- |
茶野・村井がジュビロに移籍し、ミリノビッチ・マルキーニョスが退団するなど、主力の大半が入れ替わる状況でチーム再構築を迫られる。プロビンチア同然の状況では好成績を望むのは酷なのだが、このチームには神様・仏様・オシム監督様が健在である。走るサッカーに象徴されるように個に頼るのではなく、強力な組織力で戦っていくのでメンバーチェンジがあってもチームのベースは変わらない。惜しむ結果に陥ることはないだろう(またまたこれですかぁ、、、)。監督の力だけで2位に浮上できるが、上位に予想したチームと相対的に比べて7位に予想した。
ただし戦力的には阿部がチームの顔・大黒柱になったものの、優勝を狙えるレベルの選手は少ない。GK櫛野、右サイドの坂本、ボランチの佐藤勇人、トップ下の羽生、FWの巻などもっと注目されていい選手はいるのだが、控えの層が薄いのと外国人選手が未知数というのが気になる。ストヤノフとポペスクの獲得は開幕直前になり、フィットするまでは時間かかる。ただ、オーストリア代表のマリオ・ハースはオシム監督の愛弟子であり、監督のサッカーを既に理解しているアドバンテージがある。得点力は期待していいだろう。ただ、躍進した時にはここに列挙しなかった選手の活躍もあるはずで、それはそのままオシム監督の手腕と言って過言ではない。
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
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2004年 J1年間順位 | 8 | 41 | 30 | 10 | 11 | 9 | 40 | 1.33 (12) | 41 | 1.37 (4) | -1 |
2004年 J1 第1ステージ | 6 | 23 | 15 | 6 | 5 | 4 | 19 | 1.27 (11) | 19 | 1.27 (4) | 0 |
2004年 J1 第2ステージ | 10 | 18 | 15 | 4 | 6 | 5 | 21 | 1.40 (11) | 22 | 1.47 (5) | -1 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
B- | B | B | B | B | B | B- |
スペインサッカー通で攻撃大好きな原監督の下、02年の就任から年を追うごとに成果を挙げてきた。昨年はステージ制覇を期待されたがケガ人の続出もあり伸び悩んだ。ナビスコ杯を制し念願の初タイトルを獲得したがカップ戦であり、レギュラーシーズンでの力強さが証明されたわけではない。今期は躍進の03年に大活躍した石川や戸田らが戻って来るものの、昨年のように狙いの攻撃サッカーよりも守備の良さのほうが目立っている状態では、頂点への道は険しい。
戦力の変動はケリーとダニーロの等価交換が目立つ程度。今野のワンボランチで熟成を目指すとは聞こえがいいが、他チームは大なり小なり戦力アップを図っており、その点が予想の際に最も気になった点である。相対的なレベルアップがないのだ。03年2ndのようにどこからでも誰でも得点が取れるようになるのが理想であるが、それには前述の石川・戸田らの完全復活が不可欠。そしてDF増嶋、MF梶山、MF馬場がレギュラーの座を狙える程成長した頃にようやく頂点を狙える位置につけるのではないだろうか。
順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 | |
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2004年 J1年間順位 | 9 | 39 | 30 | 11 | 6 | 13 | 43 | 1.43 (9) | 46 | 1.53 (9) | -3 |
2004年 J1 第1ステージ | 9 | 19 | 15 | 5 | 4 | 6 | 21 | 1.40 (7) | 23 | 1.53 (8) | -2 |
2004年 J1 第2ステージ | 9 | 20 | 15 | 6 | 2 | 7 | 22 | 1.47 (10) | 23 | 1.53 (7) | -1 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
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B | B- | B | B- | B | C | B- |
ワシントンは前評判倒れじゃないですねー。独特の動きは相手DFにはやっかいな存在だ。桜井と飯尾の移籍は解せないものを感じたが、ブラジル得点王にはかなわない。戸田はアルディレス政権下のエスパルスの時と同様に3バックの左に入り、師弟関係下で蘇生も期待できる。日本代表三浦淳宏の移籍は昨年急成長の相馬と98W杯組の平野で対処可能。例年オフの移籍では前年の良い流れのチームをブチ壊すだけだったが、FWに関してはいい解答を出し、MF・DFはこまで作り上げてきた基盤を崩さずに補強できた。単なるとっかえひっかえではなく、意味のあるin/outを行えたことは評価できる。
FW平本や司令塔の小林大悟を筆頭にした若さと天皇杯優勝の勢いで、あわよくば優勝争いと言いたいところだが、そうは問屋が卸さない。天皇杯優勝チームはほぼ例外なく翌シーズンはうまくいかない。この一点だけで予想したつもりはないが、アルディレスサッカーの特徴として守備意識が高いのだが、そのわりになぜか失点が多い。また、若さと勢いで天皇杯優勝とくれば、02-03年のサンガを思い出さずにはいられない(みなさん覚えていました?)。残留戦線に顔を出すことはないと思うが、優勝争いに加わるには戦力・選手層・経験値共に不足しているのではないかと見る。