2006年度J2順位予想&分析

Aグループ〔準備中〕
昇格争いの中心になるチーム
Bグループ〔準備中〕
昇格の可能性があるチーム
Cグループ〔準備中〕
昇格争いを目指すチーム
Dグループ〔準備中〕
上位進出を目指すチーム
  1. コンサドーレ札幌
  2. ヴィッセル神戸
  3. ベガルタ仙台
  4. 柏レイソル
  5. サガン鳥栖
  6. モンテディオ山形
  7. 東京ヴェルディ1969
  8. 湘南ベルマーレ
  9. 横浜FC
  10. 水戸ホーリーホック
  11. 徳島ヴォルティス
  12. ザスパ草津
  13. 愛媛FC

各チームの分析は順次upしていきます。

J2短評

各節毎か週毎に見ていく予定

シーズン開始前
順位予想概略

今年の予想はとても難しい。降格3チームは全員監督が代わっており、その上昨年と全く違ったチームになっているところもある。昨年最後まで昇格戦線に加わりながらも果たせなかったチームも、体制が大きく変化しているところが多い。変化がプラスになるのかマイナスになるのか、未知数な要素が多々ある。その上1チーム増は単に48試合になっただけでなく、52節を戦うことでもある。

そのため過去三年のように迷わず昇格候補と呼べるチームがない。その中でもコンサドーレを1位に推したのは、上位勢の中で最も体制の変化が少ないことである。加えてライバルモンテディオから大塚を引き抜き、飛び道具としてフロンターレからフッキが加入した。得点力とボランチという近年の昇格チームの必須条件を得た。

降格組みトップヴィッセルのアドバンテージは監督にある。バクスターは文句なくJ2ナンバーワンの実績を持つ監督だ。DFラインはほぼ残留しており、組織的に戦える力をつけていけばよい。ただし、飛び道具は三浦淳宏の日本有数のFKではインパクトに欠ける。

3〜7位に予想したチームは、戦力差はほとんどない。チーム体制の変化や選手の入れ替わりといった未知数の要素が多い。ベガルタはサンタナ監督がブラジルでの経験・実績が豊富で、攻撃的な3外国人もすべてブラジル人で占めた。レイソルは主力がほとんど去って行きながらも、チーム造りのうまい石崎ノブリンを迎え入れたのは正解。ただし昇格を考えるとフロントの手腕が問われる。

サガンはおもしろい。松本イクヲ体制は3年目になり、戦術熟成度は高い。ボランチにユン・ジョンファンと山口貴之を入れ、どん引きサッカー脱却を目指す。モンテディオは監督未経験の樋口新監督の手腕次第だ。昨年までの長所を引き継げるかがポイントになる。

ヴェルディは2位以内もありうるが、最下位もありうる。間違いなく言えることはサッカーはフィールド内のプレーヤーがやるものだ。主力が大量に去り、アジア・チャンピオンズリーグも意識して頭数だけそろえた感のチーム構成で、全くの新人監督が春先から上位に食い込んでいるとは考えにくい。

8位以下も予想が難しい。昇格した愛媛FCを含めてチーム体制の変化が少ない。ザスパも植木監督が復帰したことで、チームに落着きを取り戻すだろう。経験値の高い選手が揃うベルマーレ横浜FCに、組織的戦いが特徴のホーリーホックヴォルティスが挑む図式になっていく。ここに挙げた順序は、まったく逆になっても不思議ではない。