2005年度J2順位予想&分析 Aグループ(1〜2位)

1位

京都パープルサンガ

順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
(2004年成績) 5 69 44 19 12 13 65 1.48 (2) 53 1.20 (7) 12
(前半戦) 6 31 22 8 7 7 30 1.36 (3) 23 1.05 (4) 7
(後半戦) 5 38 22 11 5 6 35 1.59 (2) 30 1.36 (9) 5
(第1クール) 8 13 11 3 4 4 15 1.36 (3) 12 1.09 (5) 3
(第2クール) 4 18 11 5 3 3 15 1.36 (4) 11 1.00 (5) 4
(第3クール) 4 18 11 5 3 3 20 1.82 (2) 17 1.55 (11) 3
(第4クール) 4 20 11 6 2 3 15 1.36 (5) 13 1.18 (6) 2


おもなin
DFリカルド、鷲田
MF米田、星
FWアレモン、パウリーニョ、松田
おもなout
DF中村、森、萩村
MF熱田
FW黒部、チェ・ヨンス
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
AB+ABBCA

黒部、チェ・ヨンスといったJ1でもトップクラス級のFWを放出し、その上チームの予算削減を強いられるとくれば、このままJ2に定着してしまうのではないかという不安を与えるのが通常のパターン。ただ、今年は降格チームがなく基本的に昨季の昇格戦線から順次脱落していったチーム同士の昇格レースになり、昇格するには絶好のチャンスである。昨年途中から指揮を執っている柱谷監督が残留し、大きな放出があってもやりたいサッカーができる選手を獲得できた。星は昨年のモンテディオサッカーの象徴であり、松田、鷲田も監督のサッカーを熟知している。アビスパの不動のボランチだった米田(めた)の獲得にもあてはまるが、自らの戦力を整えると同時にライバルの弱体化にも成功している。

システムは4-4-2に変更。同時に各選手の守備の意識が高くなり、監督の目指すサッカーが完全に浸透している。FWの新外国人が未知数なのが唯一気になる要素だが、層の厚さ、守備力、得点力すべて2位以内に入るだけの条件は揃っている。

----------最終順位  1位    (予想比±0)

2位

アビスパ福岡

順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
(2004年成績) 3 76 44 23 7 14 56 1.27 (6) 41 0.93 (3) 15
(前半戦) 4 34 22 9 7 6 29 1.32 (4) 19 0.86 (2) 10
(後半戦) 3 42 22 14 0 8 27 1.23 (6) 22 1.00 (2) 5
(第1クール) 3 18 11 5 3 3 18 1.64 (2) 11 1.00 (4) 7
(第2クール) 6 16 11 4 4 3 11 1.00 (6) 8 0.73 (2) 3
(第3クール) 5 18 11 6 0 5 10 0.91 (7) 10 0.91 (3) 0
(第4クール) 3 24 11 8 0 3 17 1.55 (3) 12 1.09 (3) 5


おもなin
DF岡山、木場
MF喜名
おもなout
DF増川
MF米田、エジウソン
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
B+AB+BBCA

03年4位。04年3位と着実に順位を上げている。そのため単純に2位になると予想したわけではない。昇格の条件になる守備力はリーグを代表するセンターバックに成長した千代反田が中心になる。得点力も林、昨年終盤にブレイクした有光、一昨年活躍しケガから復帰を目指す福嶋と、国産フォワードが揃う。左SBのアレックスのサイド攻撃、ボランチのホベルトの存在も欠かせない。3シーズン目になる松田監督の戦い方は完全にチームに浸透している。

不安要素は昨年ほぼフル出場した増川と米田の穴ぐらいか。グランパスに移籍した増川の穴は、岡山一成のマイクパフォーマンスに期待するとしても、サンガに移籍したボランチ米田の穴は、松下の成長に賭けているのが現状だ。外国人枠がまだ余っているので補強に成功すれば1位もあるが、現有戦力では守備の堅牢さで2位以内が順当だろう。ライバルチームに主力選手を渡してしまったミステイクをフロントが汚名挽回できるかで昇格か否か決まるだろう。

----------最終順位  2位    (予想比±0)