| 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003年 J1年間順位 | 12 | 37 | 30 | 9 | 10 | 11 | 35 | 1.17 (12) | 39 | 1.30 ( 6 ) | -4 |
2003年 J1 第1ステージ | 9 | 21 | 15 | 6 | 3 | 6 | 19 | 1.27 (11) | 19 | 1.27 ( 6 ) | 0 |
2003年 J1 第2ステージ | 11 | 16 | 15 | 3 | 7 | 5 | 16 | 1.07 (13) | 20 | 1.33 ( 8 ) | -4 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
C | B | B | B | ? | C | C+ |
昨年の補弱路線から一転して今年は補強を敢行し、2年連続のリスタートを図ることになった。西野−ペリマン時代の遺産はGK南、DF渡辺毅、ボランチ明神あたりが残った程度。昨年・一昨年から若手が出てきている証拠であり、数年かければ再び上位戦線に返り咲く可能性はあるが、現状では新戦力のフィット次第になる。とりわけ攻撃陣はFW山下、ワールドユース得点王でブラジル人ボランチのドゥドゥ、MFゼ・ホベルトを補強し、ようやくフロントのやる気を見せてくれた。実質、玉田とリカルジーニョだけだった攻撃は強化できるであろう。ただ、降格争いを避けられる要因になった守備については、DF小峯くらいしか補強がない。薩川が長期欠場し、永田・渡辺毅の控えを充実できないと、昨年の春先のような不安定な戦いを余儀なくされるだろう。
とはいえ、守備のベースは薩川離脱前に一旦できているので、のびしろのある若手と先に記した攻撃陣がうまく融合すれば、中位前後の成績は残せるのではないかと思う。少なくともこのチームより下の順位に予想したチームよりも段違いに守備はよい。その上指揮官が全くの外部招聘や外国人でもなく、日立一筋20年の池谷監督であることも、継続性という意味を含めて若いチームには好都合だろう。ただ、資金力豊富なこのチームが育成型でいいのだろうか?安定した強さを発揮するにはそれも手であるが、監督は内部昇格なだけで力量については全くの未知数である。常に優勝・上位を狙うチームになりたいのか、育成型のチームにしたいのか、どんなチームになりたいのか未だに不明瞭な感は否めない。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
| 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003年 J1年間順位 | 8 | 40 | 30 | 11 | 7 | 12 | 56 | 1.87 ( 2 ) | 57 | 1.90 (14) | -1 |
2003年 J1 第1ステージ | 10 | 19 | 15 | 6 | 1 | 8 | 28 | 1.87 ( 5 ) | 32 | 2.13 (14) | -4 |
2003年 J1 第2ステージ | 9 | 21 | 15 | 5 | 6 | 4 | 28 | 1.87 ( 4 ) | 25 | 1.67 (10) | 3 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
B | C | B | B | B | C | C+ |
ここ数年、前年セカンドステージ躍進⇒主力の大幅入替⇒低迷⇒監督交代⇒再浮上といった単純運動を繰り返している。反省だったらサルでもできるのに、なんでここのフロントは反省しないのだろうかと皮肉を言いたくなる。「継続路線」と称してとっかえひっかえは減ったが、実態は今年も大して変わらないだろう。FWの田中隼磨はエムボマがの控えとして貴重であり、MFのラモンは攻撃の核になっていた。DFのロペスは得点数に対して失点の多いチーム事情を考慮したテコ入れとも取れるが、主力クラスの3人、とりわけ軸になる外国人2人が抜けた影響は大きい。
そういった事柄を考慮すると、今年も先のパターンに陥る可能性は高いと考えるが、例年よりも低迷幅は小さいと考える。それはアルディレス監督の手腕のおかげだ。少なくとも守備面での安定化は功績の賜物である。そしてエスパルス時代に斉藤・三都主・伊東・森岡ら若手育成の実績を残している。F・マリノス時代のようにフロントが足を引っ張らなければ数年後に中上位浮上もある。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
| 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003年 J1年間順位 | 9 | 40 | 30 | 12 | 4 | 14 | 55 | 1.83 ( 5 ) | 56 | 1.87 (12) | -1 |
2003年 J1 第1ステージ | 5 | 25 | 15 | 8 | 1 | 6 | 29 | 1.93 ( 3 ) | 29 | 1.93 (12) | 0 |
2003年 J1 第2ステージ | 12 | 15 | 15 | 4 | 3 | 8 | 26 | 1.73 ( 6 ) | 27 | 1.80 (14) | -1 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
A | C | C | B | ? | C | C |
監督就任が決定していたナドベザ氏が来日直前に狭心症で倒れ、来日不可能に。とっかえひっかえがおなじみのこのチーム「らしい」今年の門出になった。急遽、元ボスニア・ヘルツェゴビナ代表監督のムズロビッチ監督が就任したが、2月に入ってからの就任でチームを作れるのだろうか。3-5-2は天皇杯準優勝になったチームを受け継いでいくが、中身は大幅に変わる。大量失点のツケを昨年のメンバーに押し付けて、3バックは総とっかえ。ただーし、計算できるのはサンフレッチェから期限付き移籍してきた元日本代表の上村だけで、新加入のカブラル、ラデリッチは全くの未知数だ。 最も弱い部分をチームのことを全く知らない者だけで構成するとは、さらに点を取られたいのですか、、、と聞きたくなってしまう。
J2に降格しても懲りないチーム創りのお粗末さがはっきり現れていても降格争いに顔を出さないと読んだのは、大久保・森島・西澤・徳重といった豪華攻撃陣を揃えるからだ。2点取られたら3点取る、コドモのケンカの法則そのまんまな図式が当てはまる。これより下に予想したチームはすべて攻撃力が劣るのだ。と、のんきに考えていたら、開幕からナビスコ杯1試合とリーグ戦2試合で勝利がなく、「解任を前提とした休養に入った」により、ポボルヘッドコーチが代行ですかー。 J1に再昇格した昨年から、わずか1年の間に4回も監督が交代、って、どーゆーことよ。またJ2に逆戻りしたいのでしょうか?
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
| 順位 | 勝点 | 試合 | 勝 | 引分 | 敗 | 得点 | | 失点 | | 得失点差 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2003年 J1年間順位 | 11 | 39 | 30 | 11 | 6 | 13 | 39 | 1.30 (11) | 44 | 1.47 (10) | -5 |
2003年 J1 第1ステージ | 11 | 18 | 15 | 5 | 3 | 7 | 20 | 1.33 ( 9 ) | 18 | 1.20 ( 5 ) | 2 |
2003年 J1 第2ステージ | 10 | 21 | 15 | 6 | 3 | 6 | 19 | 1.27 (11) | 26 | 1.73 (11) | -7 |
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
C | B | B | C | B | B | C |
昨年のチーム再建は「債権」と化したせいかわからないが、外部の血を続々導入してきた。久米強化本部長(前レイソルGM)を筆頭に、アントニーニョ監督、北嶋、ジャメーリとクラブがレイソル路線を突っ走ろうとしている。まさかレイソル並の成績で満足すると思えないが、自前で立て直せなかったツケが回ってきている。ボランチのファビーニョの加入はプラスだが、それ以上に三都主、トゥット、アン・ジョンファンの穴のほうが痛い。いずれにせよ、大幅入替で未知数な部分が多すぎる。両サイドからの攻撃がウリのスタイルをフルモデルチェンジを迫られかねない。
良い点を挙げるなら、前述のファビーニョ加入で守備の立て直しに期待できることと、監督の経験豊富さか。95年レイソル時代は、ファーストステージ最下位だったチームを躍進させた。さらに石崎“ノブリン”ヘッドコーチが控えており、65歳の監督に有事があったときに素早く対処できる。それなら始めっから、と言いたくなるが、そこはJ1に進めなかっただけに(以下略)といったところなのか。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。