Sグループを作るべきか迷いに迷ったが、アントラーズが抜けている。
ファビアーノ・アウグストを放出したときは、このチームもついにリストラか!?と、思ったが、
補強が相馬・平瀬の復帰組みと大岩。30代DFラインと騒いでますが、外国人補強と考えれば
成功率高い補強をしたなあ、いつものように手堅い補強、といったところです。
サンガに天皇杯決勝で敗れたのがよっぽどくやしいのでしょう。ファーストステージ手抜きをやめて、
完全に捕りにいってます。
快調に首位を走ってきたが中断前の4試合は1勝2敗1分け。
中断直前のベガルタ戦に快勝して終わりよければすべてよしで中断期間へ。
なにをコドモのケンカをしているんですか。先発11人を代表経験者で揃えられるチームなんだから、エゴを出している場合じゃないって。
では結果を見て見ると、14得点中フェルナンド・エウレルが3点ずつ。日本人FWは柳沢の1点のみ。
守備が強固で1-0で勝てる戦いができるから優勝を争えるが、これは物足りない感がある。鈴木は復帰するが柳沢のイタリア行きが濃厚で、
差し引きゼロといったところ。
中断後はいきなりジュビロとのジャパンダービー(7/5・第11節)。
勝ち点差は2しかないだけに、これを制すれば苦手なエスパルス(7/12・第12節)・セレッソ(7/27・第15節)も倒して突っ走れるような気がする。
ただ、すでに3敗しているだけに、内容が悪いと一気に崩れる危険性もある。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
Jリーグ反則級の高原に鈴木監督、金沢を失ったジュビロは少しつらい。世代交代の遅れ、脆弱なGK陣
(ゼロックス杯の山本でほまだまだ経験が必要)といった宿題も残している。
ただ、動き回り大好きなグラウがパスゲーム大好きなジュビロの中で反則技を見せれば
2強以内は堅いだろう。ただ、ポストドゥンガ以降はシステムをいじりまわし過ぎのきらいがあるが、
柳下新監督がどんなサジ加減を施すのか、そこが見物だろう。
開幕F・マリノス戦に2-4で完敗したときは、これでジュビロの時代は終わった、と思った。しかし敗戦はこの一試合のみで、
そのごは6勝3分で気が付いたら首位。序盤は藤田やグラウが奮闘してゴンゴールを待ち、
量産体制に入ったら突っ走る理想的な展開に持ち込めた。
これで突っ走って優勝だ、とファンの方や(特に)解説者は言うと思うが、改めて言うがそう簡単に問屋は卸さない。
ヘタな解説者は調子にのって「このまま行くんじゃないですかね〜」と言いかねないので、あえて05/17(土)J1チーム短評(3)で
言ったことを再び言っておきたい。
第11節 7/5(土) アントラーズ 19:00(カシマ)
第12節 7/12(土) トリニータ 19:00(大分ス)
第13節 7/20(日) ジェフ 19:00(磐 田)
特にジェフは昨年天皇杯も対戦して2敗1分け。しかも1st・2nd共に11人で試合を終えていない。
この鬼門の対戦を乗り切れてはじめて優勝候補一番手と言える。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
昨年パープルサンガの躍進を見ていくと、エンゲルス監督が若手を育て上げ、戦術を徹底させ
J1で初めて3−4−3を成功させ、ヒディング韓国代表ばりのシステム・采配を
成功させたことにある。3トップがおはこと思いきや、1トップも2トップも4トップも5トップもこなしてしまう。
かと言ってDFも角田らを中心にけっこうよい。だっからパク・チソン離脱よりも鈴木慎吾を残留させたことが
最大の補強ではなかろうか。ただ、エメ・エジのような個人技やジュビロのような個人技の融合体には
弱い。そこを克服できれば2強の域に迫れる。
あらま、途中経過だけど予想大外し。第2節ヴィッセル戦で初勝利を収めたときはこれから調子が上がっていくと思えたのだが、
その試合で黒部が負傷したことが痛かった。日本代表は辞退したが、まさか次のレイソル戦に先発出場するのは驚きだった。
結局、その試合もフル出場できず。正直言って、なんで強行出場させたのだろうか。この一点に尽きる。
この試合を境に、エース不在のショック、前線でボールを落ち着かせられなくなり、その結果中盤やDFの負担が増える。
だんだん勝てなくなり、若手中心のチームが自信を失い、雪ダルマ式に失点数が膨れ上がる。
どうやらパク・チソンの穴よりも、ベテランの上野・野口を放出したほうの穴が大きかったようだ。
ここまで坂道を転げ落ちたのだから、中断期間は待ち遠しかっただろう。昨年も中断前まではダメダメの成績で、最後には天皇杯を手にしたチームだから、それを思い出せばまだまだ浮上の目はある。幸い、中断前の試合で松井が今季初ゴールを挙げ、代表戦で結果を出して戻ってこれたら、これに優る良薬はない。再開後はグランパス・ F・マリノスと優勝を争う強豪との対戦が続くが、再び挑戦者になって臨んでほしいものである。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
大きなカケに出たのはガンバだ。マルセリーニョ(後半から出てきてやられました。なんで最初から
使わなかったの?)、ファビニーニョを放出して現役パラグアイ代表のチキアルセ、ガレアーノの加入。
実績だけみればほぼプラスマイナスゼロだが、中盤だけにすぐフィットするかどうか。
DF陣は宮本、木場、山口とほぼおなじみの顔ぶれ(攻撃的なだけにウラを取られないか心配だか)。
去年年間通して優勝争いに加われたが、攻撃陣次第で順位が変わってくるだろう。
なぜか3位になっていました。もちろんそれは間違いで、正しくは中断前は10位です。訂正・お詫びします。
言い訳がましく聞こえるかもしれないが、本来3位にいたっておかしくないチームなのに、あわや降格戦線入り。
3勝4敗3分けだが、この敗戦と引き分けが後味悪い形のゲームが多い。なんせ18失点中12失点が後半のもの。
その上4失点が後半40分を過ぎてからのもの。ちなみにセットプレーでの失点は8点だとか。
これで勝ちゲームを2試合引き分けにされ、ドローに持ち込むべき2試合を負けゲームにされている。
−2×4=勝ち点12を失っているではないか。ジュビロの勝ち点21を3上回っていて首位になっているはず。
まあ、それは大げさにしろ、これでは優勝戦線に加われない。
宮本を中心に山口・木場と組む3バックは脆弱とは思えないが、中盤のガレアーノ・チキアルセ、FWの吉原など
持ち駒をうまく使いこなしていないような気がするのは私だけだろうか?
躍進−後退の隔年現象を打ち切れるか、それとも西野監督のクビが飛ぶのか。どっちがはやいのか。
最終節、釜本時代からのトラウマヴェルディ戦までに勝ち点積み重ねないと無駄な一年になるよ。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
岡ちゃん、久保、佐藤由紀彦、カフー(7月から)を入れて、F・マリノスは顔ぶれがかなり変わった。
さぁこれで優勝だ、と行きたいところだが、このチームはメンバーの出入りがありすぎる。
INが10人、OUTが14人(レンタルを含む)ですよ。それでいて緊急課題のGKはマイナス1。
まさか川口をあてにしているとは思えないけど…。
それでもAグループに推せるのは昨年リーグ最小27失点のDF陣があるから。逆にそのおかげで
攻撃陣のコンビネーション育成に時間稼ぎできる。じっくりチームを作っていく岡ちゃんとしては
好ましいがGKが足かせになる危険性有り。
なぜかここまでは予想通り。とはいえ、中断前にレイソル・レッズといった優勝争いに加わっていないチームから取りこぼして2連敗している。
それはもっと上位に位置していてもおかしくなかったことを、意味しているのではないか。
せっかく巡り合わせ運が良くて、調子の悪かったジュビロ(第1節)・アントラーズ(第8節)から白星を挙げても、さしひきゼロ。
得点17・失点13は上位チームとして特に秀でているものではない。なおかつ上位4チームとの対戦を終えていることを考えると、
逆転優勝は難しいのではないだろうか。対戦するエスパルス・サンガ・セレッソ・ガンバ・ヴィッセルは、
本来優勝争いに加わっていてもおかしくないチームが多く、なおかつみんな一癖どころかふたクセあるチームばかりだ。
そして、カフーの違約金を如何に使うのだろうか。
(過去の例から推測して)これを誤ると一気に転落する危険性を秘めているだけに要注目。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
ウェズレィ・ヴァスティッチ依存症の脱却ができるかどうかが課題のグランパス。
その意味では藤本の獲得は正解。しゃちほこの上で阿波踊りは期待していいでしょうーー(爆)。
ただ、中盤・DFに核になる選手が少ないの気がかり。DFのパナディッチくらいのもので、山口素の穴は感じざるを
得ない。一億円楢崎ではなく、フィールドプレーヤーにリーダーが欲しい所だ。
どうもベンゲル以降はカネにモノを言わせて新卒の有力な選手も入ってくるが、伸び悩んでいる印象を受ける。
4勝0敗6分!12得点8失点!!わかりやすいですね〜。
スコアレスドローが2試合。一試合最多得点が2得点(4試合)なら、最多失点が2失点(1試合)。
点を取られていないけど、点を取れない。
楢崎・パナディッチを中心に良く守っているのに、3得点を挙げているヴァスティッチ(しかも全部勝ちゲーム)が退団ですか。。。
それで代わりがデルガドですか(まだ確定じゃないらしいが。。。)。トヨタカップで来日したとき、
手強いFWでけっこうエゴイストだという印象があった(そりゃFWはエゴイストでないとつとまらないけど。特にアルゼンチンは)。
正直言ってベルデニックのサッカーに合うのかな?藤本は阿波踊りの練習の前に、連携再構築を迫られる。
再開後は最終節セレッソ戦までは守備の心配は無用。直接対決を終えているだけに、勝ち点をゲットしつづけてプレッシャーを与えたい。
ファーストステージの寸評は、セカンドステージ予想の欄に記します。
(ココ)
攻撃力 | 守備力 | 組織力 | 選手層 | 監督 | フロント | 総合 | |
鹿島アントラーズ | A | S | A | A | A | S | A+ |
ジュビロ磐田 | A | A | A | B | B | B | A+ |
京都パープルサンガ | B | A | A | B | A | B | A |
ガンバ大阪 | A | A- | A | A | A | B | A |
横浜F・マリノス | B | A | B | A | B | C | A- |
名古屋グランパスエイト | A | B | B | B | A | C | A- |