2004年J2第一次予想&分析 5〜8位

5位

ベガルタ仙台


順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
2003年 J1年間順位 15 24 30 5 9 16 31 1.03 ( 14 ) 56 1.87 ( 12 ) -25
2003年 J1 第1ステージ 15 12 15 3 3 9 17 1.13 ( 14 ) 28 1.87 ( 11 ) -11
2003年 J1 第2ステージ 15 12 15 2 6 7 14 0.93 ( 14 ) 28 1.87 ( 15 ) -14


おもなin
DFガスパル、村田
MF西谷
FW大柴
おもなout
DF小村、根本、中田、ファビアーノ
MF阿部、森保、岩本、福永
FW山下
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
B+CBBACB

監督がそのままなのにこんなに主力選手が入れ替わったケースがあるだろうか。これが第一印象だ。清水前監督の子分たちがほとんど去ったが、収支決算は大きな赤字だ。やはりズテンコの息がかかったFW大柴、3バック中央のスロバキア人ガスパルが新加入選手の目玉になる。過去にミリノビッチやパナディッチといったCBを中心にチームを作っていったので、中長期的に見ればらしい補強であるが、それまで仙台スタジアムの熱狂が続いてくれるのだろうか。理にかなったチーム造りをしていく反面、時間がかかる傾向にある。ただでさえ守備が不安なチームなのに、4バックから3バックへの移行を含めて、体制が整ってくるのは後半戦になってからではなかろうか。

攻撃陣はFW佐藤寿人が残留。左サイドの西谷が加入し、岩本テルが君臨していたこのポジションはさしひきゼロ。マルコス復活祭でマルコス王政復古の大号令になれば他チームからイヤな存在になるが、守備面を含めて仮定的な要素が多い。安定した力を出せるまで、しばらくは我慢の日々がつづくと見る。

----------2004J2前半戦終了時点順位  7位    (予想比)

前半戦の寸評は、第2次予想(後半戦開始前時点)の欄に記します。


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6位

大宮アルディージャ


順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
(2003年成績) 6 61 44 18 7 19 52 1.18 ( 7 ) 61 1.39 ( 9 ) -9
(前半戦) 8 29 22 8 5 9 22 1.00 (10) 35 1.59 ( 9 ) -13
(後半戦) 6 32 22 10 2 10 30 1.36 ( 4 ) 26 1.18 ( 6 ) 4
(第1クール) 4 18 11 5 3 3 11 1.00 (10) 12 1.09 ( 4 ) -1
(第2クール) 8 11 11 3 2 6 11 1.00 ( 8 ) 23 2.09 (11) -12
(第3クール) 4 20 11 6 2 3 19 1.73 ( 4 ) 12 1.09 ( 4 ) 7
(第4クール) 8 12 11 4 0 7 11 1.00 ( 8 ) 14 1.27 ( 7 ) -3


おもなin
DF冨田、若松
MF久永、喜名
FWダニエル、高橋
おもなout
GK川島
MF伊藤、原崎、大塚
FW磯山、黒崎、エジソン
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
BBBBBCB

チームの弱点は明白で、バレーでしか取れない得点力のアップしかない。そこで20歳のダニエルとサンフレッチェから高橋を獲得。前者は全くの未知数だが、高橋は昨年開幕9連勝の立役者であり、その直後に負傷で長期欠場したが「なんで放出するの」と思わずにいられなかった。3人揃い踏みなら恐い存在になるが、それにはダニエルの成否次第だろう。

DFは奥野、トニーニョの両CBが健在。左SBの冨田、右SBの若松は共に移籍組みだが計算できる。後述するが高さのある選手が多く空中戦に自信があるので中盤はいりましぇん、と言わんばかりだったが、ボランチは喜名の加入で氏家、島田、金沢と人材豊富になった。これで中盤から攻撃のバリエーションを増やせば昇格戦線参入できる。ただ、あいかわらずトニーニョ(186cm)、奥野(181cm)、冨田(180cm)、バレー(190cm)、ダニエル(184cm)、そして盛田(188cm)頼みのパワープレイとなると、見るほうには迫力満点だがチームとしては自分の首を絞めかねない。入れ替わりが結構あったわりには、最終的に昨年比プラスマイナスゼロのところに落ち着きそうな気がする。

----------2004J2前半戦終了時点順位  2位    (予想比)

前半戦の寸評は、第2次予想(後半戦開始前時点)の欄に記します。


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7位

コンサドーレ札幌


順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
(2003年成績) 9 52 44 13 13 18 57 1.30 ( 6 ) 56 1.27 ( 7 ) 1
(前半戦) 5 32 22 8 8 6 34 1.55 ( 4 ) 24 1.09 ( 5 ) 10
(後半戦) 11 20 22 5 5 12 23 1.05 ( 8 ) 32 1.45 ( 9 ) -9
(第1クール) 7 14 11 4 2 5 16 1.45 ( 4 ) 15 1.36 ( 8 ) 1
(第2クール) 4 18 11 4 6 1 18 1.64 ( 2 ) 9 0.82 ( 4 ) 9
(第3クール) 9 12 11 3 3 5 12 1.09 ( 8 ) 18 1.64 (10) -6
(第4クール) 11 8 11 2 2 7 11 1.00 ( 8 ) 14 1.27 ( 7 ) -3


おもなin
DF河端
MF鈴木、桑原

おもなout
MF今野、森下、和波
MFビタウ、ウリダ
FWアンドラジーニャ、森山
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
CBCBACC

3月に入ってからかつてジュビロに在籍していた清野が加入した以外は、新加入選手はすべてプロ一年目。その反面外国人選手ゼロ、今野・森下ら主力の離脱でチーム力はダウン。今シーズン最大の補強は柳下監督である。強化計画を発表して若手中心のメンバーから再スタートを図るのに、長年ジュビロで若手を育成してきたノウハウがつぎ込まれる。

そうなれば監督の手腕によって若手が育ち、、、と言いたくなるが、若手の成長に期待をかけるのは全チームにとって共通の願いであり、そういった先物を順位予想の要素に入れるつもりはない。ただ、監督の実績・手腕によってのびしろが多いか少ないかは推し量れる。MF三原や砂川といったJ2内でも質の高い選手はいるが、全般的には勝負の世界に禁物な「たら」「れば」の要素が多い。ただ、去年のようなギャンブルな面はないので、ひどすぎた昨年の順位よりは上がるだろう。現実的な目標は昨年のアビスパのような躍進ではなかろうか。

----------2004J2前半戦終了時点順位  12位    (予想比)

前半戦の寸評は、第2次予想(後半戦開始前時点)の欄に記します。


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8位

湘南ベルマーレ


順位 勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
(2003年成績) 10 44 44 11 11 22 33 0.75 (12) 53 1.20 ( 6 ) -20
(前半戦) 11 18 22 4 6 12 12 0.55 (12) 26 1.18 ( 7 ) -14
(後半戦) 7 26 22 7 5 10 21 0.95 ( 9 ) 27 1.23 ( 8 ) -6
(第1クール) 11 7 11 2 1 8 7 0.64 (12) 14 1.27 ( 7 ) -7
(第2クール) 8 11 11 2 5 4 5 0.45 (12) 12 1.09 ( 7 ) -7
(第3クール) 7 14 11 4 2 5 11 1.00 ( 9 ) 14 1.27 ( 6 ) -3
(第4クール) 8 12 11 3 3 5 10 0.91 (10) 13 1.18 ( 6 ) -3


おもなin
MF浮氣
FWアマラオ
おもなout
DF井原、梅山
MF西川
攻撃力守備力組織力選手層監督フロント総合
CBBCCCC

最大の目玉は都知事の座を降りたアマラオに尽きる。昨年J2ブッちぎりでワーストの得点力へのテコ入れとしては申し分ないが、正直言ってフル出場できるのかい?昨年のような故障がなかったとしても、今年で38歳ですよ。J1時代を知るはえぬきの高田のパートナーとしては申し分ないが、44試合に渡る長丁場で半分以上のゲームに出れれば御の字ではないか。FWよりもDFのほうが点を取っていたような錯覚を感じる程だったので、FW戸田・柿本や、左サイド・トップ下の坂本が奮起しないと今年も得点力に関しては厳しいと言わざるを得ない。

3バックのDFラインにはパラシオスが健在。井原の引退で若干層が薄くなったものの、昨年並みの守備力は期待できる。経験豊富でキャプテンシーに優れる浮氣はバックアッパーの予定のようだ。ジュビロコーチを経験した山田監督のおかげかどうか分からないが、坂本、MFキム・グンチョルなど、いつのまにかジュビロから何人も移籍してきている。とはいえ戦力が大幅にアップしているわけではなく、アマラオが活躍できる分だけ昨年より順位が微増する程度ではなかろうか。

----------2004J2前半戦終了時点順位  11位    (予想比)

前半戦の寸評は、第2次予想(後半戦開始前時点)の欄に記します。