2004年J2短評(2)

Jリーグ予想&分析は開幕前に予想を立てて、終了後に結果と検証を述べていく予定です。
しかし、いざ分析しようとしても、忘れてしまう可能性大なので、このコーナーに思ったことをメモ帳代わりに記していきます。日付ごとに書いていきますが、全チームは毎回フォローできません。一回も取り上げないチームが出てくる可能性があることをお許しいただきたい(それどころか1チームも取り上げない節があるかもしれないが。。。)。また、リーグ全体の総評も見ていきます。

私と違った意見をお持ちの方、詳しい方、実際に観戦された方、補足・蛇足・追加・異論・反論・オブジョクション大歓迎です。掲示板でもメールでも一行程度でも構いませんので、お寄せ下さい。このコーナーでも取り上げていきたいと思います。

第3クール最終結果(第33節終了時点)

順位
勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
1 (1) (1-1) 川崎フロンターレ 24 11 7 3 1 29 2.64 (1) 13 1.18 (6) 16
2 (4) (2-8) モンテディオ山形 19 11 5 4 2 17 1.55 (4) 9 0.82 (1) 8
3 (2) (6-2) 大宮アルディージャ 19 11 5 4 2 17 1.55 (4) 12 1.09 (5) 5
4 (6) (8-4) 京都パープルサンガ 18 11 5 3 3 20 1.82 (2) 17 1.55 (11) 3
5 (3) (3-6) アビスパ福岡 18 11 6 0 5 10 0.91 (7) 10 0.91 (3) 0
6 (7) (9-5) ベガルタ仙台 17 11 4 5 2 20 1.82 (2) 15 1.36 (7) 5
7 (5) (4-3) ヴァンフォーレ甲府 16 11 4 4 3 10 0.91 (7) 9 0.82 (1) 1
8 (11) (11-11) 湘南ベルマーレ 12 11 3 3 5 12 1.09 (6) 15 1.36 (7) -3
9 (8) (7-7) 横浜FC 10 11 1 7 3 7 0.64 (10) 10 0.91 (3) -3
10 (12) (12-12) コンサドーレ札幌 9 11 2 3 6 8 0.73 (9) 16 1.45 (10) -8
11 (10) (10-10) 水戸ホーリーホック 8 11 0 8 3 7 0.64 (10) 15 1.36 (7) -8
12 (9) (5-9) サガン鳥栖 5 11 1 2 8 4 0.36 (12) 20 1.82 (12) -16

第1・2クールの順位も出してみた(第1クール順位-第2クール順位)。2位争いを繰り広げている2〜7位のチームは、安定した成績を挙げていないことがわかる。アビスパは6勝も挙げているのに、5敗も喫しているところが痛い。また、同じ2敗でもモンテディオアルディージャベガルタでは明暗を分けた。一つの勝ち星、一つの引き分けで左右される戦いは最後まで続くだろう。

フロンターレの昇格決定は持ち越しになった。伝統的にオレンジ色のチームに弱いからなのだろうか。これによって次節の昇格がなくなったからというわけではないが、今後の展開を見ていきたい。(訂正:次節の昇格の可能性ありました)

順位
勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差 最大勝点 勝点差 ゲーム差
1 川崎フロンターレ 81 33 26 3 4 77 2.33 (1) 26 0.79 (1) 51 114 - -
2 大宮アルディージャ 54 33 15 9 9 45 1.36 (4) 35 1.06 (5) 10 87 27 9
3 アビスパ福岡 52 33 15 7 11 39 1.18 (7) 29 0.88 (2) 10 85 2 1
4 モンテディオ山形 51 33 13 12 8 42 1.27 (5) 36 1.09 (6) 6 84 1 1
5 ヴァンフォーレ甲府 50 33 13 11 9 42 1.27 (5) 31 0.94 (3) 11 83 1 1
6 京都パープルサンガ 49 33 13 10 10 50 1.52 (2) 40 1.21 (7) 10 82 1 1
7 ベガルタ仙台 47 33 12 11 10 48 1.45 (3) 51 1.55 (10) -3 80 2 1
8 横浜FC 37 33 6 19 8 30 0.91 (9) 34 1.03 (4) -4 70 10 4
9 サガン鳥栖 32 33 8 8 17 26 0.79 (10) 49 1.48 (9) -23 65 5 2
10 水戸ホーリーホック 29 33 4 17 12 24 0.73 (12) 43 1.30 (8) -19 62 3 1
11 湘南ベルマーレ 28 33 6 10 17 31 0.94 (8) 52 1.58 (11) -21 61 1 1
12 コンサドーレ札幌 21 33 4 9 20 25 0.76 (11) 53 1.61 (12) -28 54 7 3
最大勝点
該当チームがシーズン終了時点で獲得可能な勝点(勝点+残り試合全勝したときの勝点)。
勝点差
一つ上位のチームとの勝点差。
ゲーム差
最短で何試合あれば一つ上位のチームを追い越せるか、その試合数。なお、得失点差は考慮に入れず、勝点のみで判断。

簡単な例から見ていきましょう。コンサドーレは1位の可能性どころか、2位の可能性もなくなりました。次節にも昇格の可能性が完全に消滅します。そりゃ20敗ではムリだな、、、でも、11位の可能性はまだまだあります。ただし、最短であと9試合(11-3+1=9)で最下位が確定します。

2・3位争いは、2〜4位の3チームと5・6位、そして7位のチームの3グループ分かれる。モンテディオまでは最終節まで2位の可能性を残し、サンガまでは最終節まで3位の可能性を残す。ベガルタは直接対決で勝ち点3を得たいところだ。


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第3クール第9節結果(第31節終了時点)

順位
勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
1 (1) 川崎フロンターレ 23 9 7 2 0 29 3.22 (1) 10 1.11 (4) 19
2 (2) 京都パープルサンガ 18 9 5 3 1 16 1.78 (2) 11 1.22 (6) 5
3 (6) モンテディオ山形 15 9 4 3 2 14 1.56 (4) 9 1.00 (1) 5
4 (3) アビスパ福岡 15 9 5 0 4 9 1.00 (8) 9 1.00 (1) 0
5 (7) ベガルタ仙台 14 9 3 5 1 16 1.78 (2) 11 1.22 (6) 5
6 (4) ヴァンフォーレ甲府 14 9 4 2 3 10 1.11 (6) 9 1.00 (1) 1
7 (5) 大宮アルディージャ 13 9 3 4 2 13 1.44 (5) 12 1.33 (9) 1
8 (8) 横浜FC 8 9 1 5 3 7 0.78 (9) 10 1.11 (4) -3
9 (11) 湘南ベルマーレ 8 9 2 2 5 10 1.11 (6) 14 1.56 (10) -4
10 (9) 水戸ホーリーホック 8 9 0 8 1 7 0.78 (9) 11 1.22 (6) -4
11 (12) コンサドーレ札幌 6 9 1 3 5 7 0.78 (9) 15 1.67 (11) -8
12 (10) サガン鳥栖 1 9 0 1 8 3 0.33 (12) 20 2.22 (12) -17

このクールの出来不出来で昇格圏内に入れるか否か大きく左右される。1位の得点数は見たい方はご覧下さい。年間順位のほうの2〜7位の勝ち点差は5。そんな中、サンガがついに2位に上がってきた。しかも得失点差を5も稼いでいるところも注目に値する。

2(2)京都パープルサンガ

8月の7試合を負けなしで乗り切った。しかも5勝した上にチェ・ヨンスが6試合連続ゴールで8得点と乗ってきた。松井はフランス2部のル・マンに移籍するが、美尾の成長と移籍してきた左SBの三上でカバーできそうだ。気がかりは5/29以来16試合ゴールから遠ざかっている黒部の出来か。久々のゴールを挙げて量産できるようになったら、2位争いの本命になる。

7(5)大宮アルディージャ

8月の勝利はサガンベルマーレの下位チームのみ。前者は後半40分に島田のゴールで1-0で、後者はトゥットのPKと終了間際のトニーニョの得点できわどく勝ったものだ。一方で。ヴァンフォーレサンガと直接のライバルに勝ち点3を献上したのは痛い。
バレーが7/27以来7試合ゴールから遠ざかり、その代わりと言っては難だが、森田が8月だけで4ゴール。得点者が偏る傾向が今年も出始めているのが気がかりだ。

10(9)水戸ホーリーホック

な、なんと、8試合連続ドロー。第3クールは1-5と大敗したフロンターレ戦を省いて考えるべきでしょう。6得点6失点(一試合平均0.75)ですよ。案外、守備はいいんじゃない。と、思ったら、8試合中4試合で前半に失点されている。ただ、小林、樹森、磯山、マルキーニョと攻撃的な選手が得点を決めていることもあり、 モンテディオ(9/5)やアビスパ(9/11)がてこずったとしても驚きに値しない。

12(10)サガン鳥栖

今や最も勝ち星から遠ざかっているチームで、20節(6/27)コンサドーレ戦までさかのぼる。1分をはさむ9連敗中で、その上3点しか取れていない。FW竹村の2得点と、田村だけだ。ゴールデンウィーク前後に、プリンセステンコーイリュージョンをパくったとは言われなかったイクヲマジックも今は昔になったのか。フルマンマークをしかけてきたチームが、連敗中に1失点が3試合のみではどうにも止まらない。


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第3クール第3節結果(第25節終了時点)

順位
勝点 試合 引分 得点
失点
得失点差
1 (1) 川崎フロンターレ 7 3 2 1 0 8 2.67 (1) 3 1.00 (4) 5
2 (6) ベガルタ仙台 7 3 2 1 0 7 2.33 (2) 4 1.33 (8) 3
3 (4) モンテディオ山形 7 3 2 1 0 5 1.67 (3) 2 0.67 (1) 3
4 (2) ヴァンフォーレ甲府 6 3 2 0 1 5 1.67 (3) 3 1.00 (4) 2
5 (7) 京都パープルサンガ 5 3 1 2 0 3 1.00 (7) 2 0.67 (1) 1
6 (3) 大宮アルディージャ 4 3 1 1 1 5 1.67 (3) 5 1.67 (9) 0
7 (11) 湘南ベルマーレ 3 3 1 0 2 4 1.33 (6) 3 1.00 (4) 1
8 (5) アビスパ福岡 3 3 1 0 2 2 0.67 (8) 5 1.67 (9) -3
9 (10) 水戸ホーリーホック 2 3 0 2 1 2 0.67 (8) 6 2.00 (11) -4
10 (12) コンサドーレ札幌 2 3 0 2 1 2 0.67 (8) 3 1.00 (4) -1
11 (8) 横浜FC 2 3 0 2 1 1 0.33 (11) 2 0.67 (1) -1
12 (9) サガン鳥栖 0 3 0 0 3 1 0.33 (11) 7 2.33 (12) -6

ついにフロンターレが引き分けた。結局、今年は山形県では1分1敗で勝ち星なし。ただし、ホームでの全勝記録は続いている。他に止められるチームは出てくるのか。他には東北のチームの元気のよさが目立つ反面、九州のチームの不振が目立つ。

4 (2) ヴァンフォーレ甲府

バロンの引止めに失敗。保有権を持つクラブにアントラーズと天秤にかけられてたのでしょうか。ただ、その後遺症はないようだ。ヤマ場と見ていたアルデージャ戦に3-0と完勝。しかも藤田が今季初ゴール(意外)だ。その藤田やDF奈須が先発出場もままならない。バロンの他にMFエメルソンも退団し、DF中田 一三(小倉・中西と四日市中央工同期)が引退した。この穴埋めに外国人選手の補強を考えているようで、それ次第では一気に加速しそうだ。

8 (5)アビスパ福岡

1分けを挟んで4連敗でストップ。6/23ベルマーレ戦以来の勝利。連敗中は古賀の1得点のみで、今日も古賀のゴール。得点力不足が深刻になってきた。ようやくMFホベルトとFWエジウソンがフル出場したが、早くチームにフィットしてほしいところだろう。